「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」 - 2012.05.14 Mon
ファーストなのに、映画公開はアベンジャー仲間でのラストに持ってきた? ふむ、おもしろい。
これで、アベンジャーズ仲間の映画は全部見たはず。(弓矢の人は「マイティ・ソー」に出てるんだよね? 「インクレディブル・ハルク」「アイアンマン」「アイアンマン2」「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」を見ればいいんでしょ?)
本作にはスターク社の社長(?)も出てきていて、そうすると彼は、アイアンマンの父親になるわけか?

ひ弱な男子が、キャプテン・アメリカになるっていうのは、いい設定だよね。とりあえず、夢があるし。
クリス・エヴァンスが、ちっこくて、ひ弱なのは、CGなのか!?
キャプテン・アメリカは、はじめは戦意高揚のために、ショーに出たりしていたのか…。
そのショー場面での女の子たちが、いかにもアメリカンガールで可愛いのう〜。(下の画像は違うよ! 笑)

で、キャプテン・アメリカの戦う相手はナチスかと思ったら、ヒドラ(英語では、ハイドラ)という組織が暴走しはじめて。
ヒューゴ・ウィーヴィングが、いかにもな悪党ヅラで、よいです。
キャプテンが使う、丸い盾。地上にそれだけしかない物質だとか言ってたっけ。ブーメランみたいにも使えて強力!
戦い方が、いっしょけんめいで、よいです。
おもしろかった。映画館でなくてDVDで見る場合、ゆる〜く見るせいか、大金を払っていないせいか(笑)、多少、評価は甘くなるかも?(それでは、いかん!)
ヘイリー・アトウェルという女優さん、はじめて見たけど、なんかクラシックな雰囲気。化粧…濃い?
(5月13日)

CAPTAIN AMERICA: THE FIRST AVENGER
2011年 アメリカ作品
監督 ジョー・ジョンストン
出演 クリス・エヴァンス、ヘイリー・アトウェル、トミー・リー・ジョーンズ、ヒューゴ・ウィーヴィング、ドミニク・クーパー
参考:キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) 2010 MVLFFLLC. TM &(C)2010 Marvel Entertainment, LLC and its subsidiaries. All rights reserved.
| 2012-05-14 | 映画感想(自宅で) | Comment : 8 | トラックバック : 16 |
「ロボット」 - 2012.05.13 Sun
スーパースターのラジニカーントと、1994年のミス・ワールド美女の主演でヒットした映画だから、おくればせながら日本にやってきたのか。

オープニングから、字幕でまで「スーパースター」と出るラジニ。笑える。
美女が、ただ歩いているところで、スローモーションになってポーズを決める。いろいろと、意味なく大げさなのが笑える。
蚊がしゃべるあたりは笑える。

ミュージカル・シーンはノリノリで楽しい。でも、先に書いたように、少ない!
列車での追っかけや、カーチェイスは信じられないようなCG仕様(使用)アクションで、笑える。

ロボット自身の顔が、イケてなくて笑える。

カーチェイスのときに、ロボットに無理やり連れてこられた彼女も乗っているのに、おかまいなく銃撃する警官たち。
彼女に当たったら、どうするねん! というか、絶対当たるだろ!
細かいことを気にしないのもいいけど、これは、気にしなさすぎじゃない?

ロボットが感情を持ち始めてから、話は急展開。
分身は増えるわ、大量殺りくし放題だわの大騒ぎ。
あまりにもバタバタと殺されるのは、観ていて気持ちがいいものではない。そんなの映画だから関係ないじゃん、といえば、それまでだが、それは個人の感じ方の問題だ。

ロボットの分身が合体、変化していくのは、トランスフォーマーみたい。おもしろいとは思えなかった。
もっと楽しい方向に物語をもっていけばいいのに、殺人マシーンにしたり、トランスフォーマーしたりでは笑えない。
じゃあ、楽しいミュージカルを出してくれたらいいのだが、こともあろうに、カットされているらしいとは!

エンドロールで、もういっちょ、ミュージカル・シーンをつけてくれてもよかったのにな〜。
それにしても、私もそうだけど、日本の観客って声を出して笑わないよね。
だから、楽しんでるのか、つまらないと思ってるのか、わからない。
(5月13日 新宿バルト9)

ENDHIRAN (THE ROBOT)
2010年 インド作品
監督 シャンカール
出演 ラジニカーント、アイシュワリヤー・ラーイ、ダニー・デンゾンパ
参考:ロボット@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
下の画像のシーンなんて、観た覚え、ないんだけど? カット? それとも私が記憶喪失?

All pictures (c) 2010 SUN PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.
| 2012-05-13 | 映画感想(映画館などで) | Comment : 6 | トラックバック : 5 |
「インクレディブル・ハルク」 - 2012.05.12 Sat
似たようなものかと思っていたら、オープニングタイトルの部分で、研究でハルクになってしまって…というところまで、さっさと話が進んでいった!
今回は、ハルクになってしまう体を正常に戻そうとしながらも、逃亡と戦いの渦中に、という話。

怒りのレベルが上がると変身してしまうから、心拍計をつけて注意しているんだね。
心拍数が上がるから、エッチができないのは、かわいそうだ! うん。
ハルクになって、彼女と一緒に逃げてのツーショット…なんだか、キングコングと美女のカップルのようではないですか。
伸びるパンツ問題は、「ハルク」のときから健在(?)。
本作では、ボリュームのある、おばちゃんにパンツ(ズボンのことですよ)をあてがって、大きさが大丈夫かどうか確認していたけど、おばちゃんより、よっぽど大きいじゃないですか、ハルク。
やっぱり破けると思うぞ。

音楽も、なかなか。「ムーラン・ルージュ」以来、気になっているクレイグ・アームストロングが担当だからかな?
ラストは、アベンジャーズ関係で、あの人が出てきたよ。サミュエル・Lじゃなかったのは意外!
それで…ハルクそのほか数人のキャラクターが集合する「アベンジャーズ」では、エドワード・ノートンじゃなくてマーク・ラファロが、ハルクを演じるんだって!? あれ?
(5月12日)
THE INCREDIBLE HULK
2008年 アメリカ作品
監督 ルイ・レテリエ
出演 エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ウィリアム・ハート、ティム・ブレイク・ネルソン

参考:インクレディブル・ハルク@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) 2008 MVLFFLLC. TM & (C)2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.
| 2012-05-12 | 映画感想(自宅で) | Comment : 4 | トラックバック : 11 |
「Marilyn Monroe A Photographic Celebration」 ウォード・カルフーン、ベンジャミン・デウォルト編 - 2012.05.09 Wed
タイトルが英語ばっかりで、日本語にする気がないのか?と疑ってしまうのであった。

写真を眺めながら、そこに書いてある文章を読む。
時々、手にとって、パラパラと見てみるのにいいかもしれない。

マリリンの言葉も多く載っている。ひとつ、今、目についたのは…
“Dogs never bite me. Just humans.”
訳は「犬に噛みつかれたことはないわ。人にだけよ」となっている。
なんとも、ウィットに富んだ言い方ではないか。皮肉であるのに。
彼女の頭の良さの表われ。
会見などでは、あらかじめ答えることを考えて用意していたこともあったようだけれども。

ただ、ビリー・ワイルダーのことを、ビル・ワイルダーと訳してあるのは、どんなものだろうか。
英語は Billy って書いてあるのにねえ。
172ページ、1400円(税別)、マガジンランド発行。
(5月6日読了)
(c) magazineland 2012 Printed in japan
| 2012-05-09 | マリリン・モンローさん(彼女に関する映画感想・読書感想も) | Comment : 2 | トラックバック : 0 |
「Sweet Monroe」 (文・荻原順子) - 2012.05.08 Tue
| 2012-05-08 | マリリン・モンローさん(彼女に関する映画感想・読書感想も) | Comment : 6 | トラックバック : 0 |
マリリン in 文藝春秋5月号 - 2012.05.07 Mon
…というのは文字通りではなく、実際は、ゆうゆうと歩いて書店に入ったのだが、次号発売が10日ということで、その後は買えなくなるから、そうそう、のんびりしてもいられない。

8ページある本稿を読んでみると、洋書“fragments : POEMS, INTIMATE NOTES, LETTERS BY MARILYN MONROE”に載っている、マリリンの未公開メモについてのものだった。
「誤字が多いのに驚かされるが、」と書いてあるが、う〜ん、そんなことは、まあどうでもいいじゃない? 問題は内容。
10編ちょっとのメモ書き、もしくは詩が、訳されているのが、ありがたい。
ただ、訳文の、ちょっとした日本語の違いで、文章のニュアンスは変わるということは、頭に置いておく。

ここには訳文は載せないけれども、文章としてまとめるという以前に、そのときの率直な気持ちを、ほんとに、メモ書きのように書き留めているものが多いようだ。
洋書を手に入れて、すらすら読めたらいいのだけれど。英語ができない、もどかしさよ。
(c) Bungeishunju Ltd. All rights reserved.
| 2012-05-07 | マリリン・モンローさん(彼女に関する映画感想・読書感想も) | Comment : 2 | トラックバック : 0 |
「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」 - 2012.05.01 Tue
ジェシカ・チャステインさんの、マリリン・モンロー風キャラも愛らしい!
おもしろい。
今までは「ヘルプ!」といえば、ビートルズの映画だったが、これからは本作だ。(笑)(!マークの違いはあるが。)

作家志望のスキーター(エマ・ストーン)が、黒人のお手伝いさんに取材して本を書こうとする。
自分自身も黒人メイドに育てられた経験をもつ彼女。白人の家庭で仕事をしている黒人女性たちの本心は、どんなものなのか。
しかし、そんな証言を正直にしたら、雇い主の白人などの怒りを買って追い出されたり、ひどい目にあうのがオチ。スキーターに協力する人間は、なかなか現れない…。

スキーター役のエマ・ストーンをはじめ、メイドのエイビリーン(ヴィオラ・デイヴィス)とミニー(オクタヴィア・スペンサー)、高慢ちきな白人女ヒリー(ブライス・ダラス・ハワード)、ヒリーの元カレと一緒になったシーリア(ジェシカ・チャステイン)、ヒリーの友達エリザベス(アナ・オライリー)など、それぞれのキャラクターが生き生きとしている。(こういうのを「キャラが立ってる」「キャラ立ちしている」という。)
さらに、彼女たちの母親も、じつに味がある(アリソン・ジャネイ、シシー・スペイセク)。

そこで、はたと気づいてみると、男性陣は…スキーターの彼氏と、シーリアの夫くらいしか思い出さない。
女たちのドラマだったんだな〜。

エマ、ヴィオラ、オクタヴィアが素晴らしいのはもちろんだが、憎まれ役のブライス・ダラス・ハワードさんが、いいのだ。
ドラマは悪役が良くなければ面白くない。
彼女、こんな顔だったっけ、もっと可愛くなかった?と思うくらいだが。メイクの力?

マリリン・モンローさん(の役柄。あくまでも役柄)を思わせる、ジェシカ・チャステインさん。
外見もそうだし(顔は違うよ)、ノーテンキに明るいかと思えば、悲しむときもストレート。で、すごくいい人。
黒人差別というテーマの一方で、白人である彼女にも「差別」が向けられている。差別は黒人に対してだけじゃないんだよ、と描くバランス感覚の良さも感じる。
私はジェシカさんの映画を見るのは初めてなので、今後はちょっとフォローしてみたい。
こんなに上手な女優さんなんだね。

最後が、めでたしめでたし、で終わらないのも素晴らしい。
これが始まりで、ここから戦いが続くのだ。
押しつけがましくもなく、笑いもあって、あったかで、感動もあり、問題提起もありで、本当に上質なドラマ。
アメリカ映画の良心的な面といえるだろう。
私だったら、主演に相当する女優さん全員に主演女優賞を、助演に相当する女優さん全員に助演女優賞をあげる。

エマ・ストーンさんの声、ハスキーだなあと気づいた。
私はハスキーボイス大好き!
それでなくても可愛いし、ちりちりクセッ毛(役の上で)も可愛いし、惚れそう。
というか、惚れた。

エイビリーンが子どもに言う言葉で、"You is kind. You is smart. You is important. "(お嬢さまは優しい子、お嬢さまは賢い子、お嬢さまは大切な子)というのがあった。
このシーンだけでも泣けてしまう。
子どもには、こんなふうに、ちゃんと愛情を表現して与えることが重要なのだ。

これは1960年代、公民権運動(おおまかに言えば、黒人の権利獲得と差別撤廃を求める運動)が盛り上がりを見せてくる頃のお話。
そして今。人種差別なんて、きれいさっぱりとなくなったらいいのにね。

(4月30日 TOHOシネマズ シャンテ)
THE HELP
2011年 アメリカ作品
監督 テイト・テイラー
出演 エマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、オクタビア・スペンサー、ブライス・ダラス・ハワード、ジェシカ・チャステイン

参考:ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆☆★(4.5点。満点は5点)

All photographs (c) 2011 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
| 2012-05-01 | 映画感想(映画館などで) | Comment : 6 | トラックバック : 21 |
「タイタンの逆襲」 - 2012.04.29 Sun
1962年にジュリアーノ・ジェンマ主演で「タイタンの逆襲」という映画があったが、それとは関係ないらしい。
前作から10年後。ペルセウスは、息子と2人、人間として生きていた。
そこへ父・ゼウスがやってくる。神の力が弱まり、封じ込めてあるタイタン族のクロノス(ゼウスの父でもある)が復活するかもしれない、力を貸してほしい、というのだ。
一方、冥界の王・ハデスはある計画を練っていた…。

IMAXの3D観賞。今回は、イスが振動するウィンブルシート200円も追加。
2200円プラス200円で、2400円である。
もし、前売券観賞なら1300円だから、ほとんど2倍の金額だ。
たしかに迫力はある。あるが、まず、お話がイケてなければ面白くないのだ、いくら迫力があっても。
これは、IMAXで観るべき映画は、ちゃんと考えなくてはならない。当たり前だが、そう確認した。
「アメイジング スパイダーマン」「ダークナイト ライジング」「アベンジャーズ」は、IMAXで観るかどうか?

最初に出てきた、猪突猛進の怪物キメラと、巨人サイクロプスと、あとは、ちょこまかした怪物しか出なかったのではないか。
ミノタウロス(?)とかも、なんじゃ、これ?という間に出番は終わり、クロノスはデカイだけ、あっけなく消えます。
怪物くん、案外、少ない印象。
がっちゃんごっとん組み合わせの迷路で行ったり来たり、なんて新味もないし、ハデスの気持ちも簡単に変わるし、ん、あれで生き返るの? あれで死ぬの? とか適当に作ってるんじゃない?
ゼウスとハデスが、ビームだかフォースパワー発揮しまくりにも、苦笑。
前作に続いて、かっこいいのは、空駆ける馬ペガサスだけ。
あとの注目は、今回新しくアンドロメダ役になったロザムンド・パイク嬢くらいか。
あ、ビル・ナイもね。

次回作は、息子・へレイオスが中心になりそう。ペルセウスは助っ人に?
(4月29日 ユナイテッド・シネマ としまえん)
WRATH OF THE TITANS
2012年 アメリカ作品
監督 ジョナサン・リーベスマン
出演 サム・ワーシントン、ロザムンド・パイク、トビー・ケベル、ビル・ナイ、エドガー・ラミレス

参考:タイタンの逆襲@ぴあ映画生活
好き度☆☆★(2.5点。満点は5点)
All pictures (c) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
| 2012-04-29 | 映画感想(映画館などで) | Comment : 4 | トラックバック : 11 |
「タイタンの戦い」 - 2012.04.29 Sun
冥界の王・ハデスを演ったレイフ・ファインズ、なんか見たことあるヤツだなーと思いつつ、あとで調べるまで分からず。ごめんね。

ペルセウス(サム・ワーシントン)に同行する守護者イオ役のジェマ・アータートンさん。ヒロインと言うには、普通っぽいルックスなのだが…。
王女アンドロメダのアレクサ・ダヴァロスさんは、出番が少ないし。
つまり、女優陣がちょっと弱いな!(あ、メドゥーサがいたか!? 笑)

「蔵ー研」、あいや、なんだ、この文字変換は! 「クラーケン」が、期待以下の暴れっぷり。あっけない。
結局、あれはタコですか?
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズにも、クラーケンって出たよね。コラーゲンに似てる。と今、思った。

メドゥーサの目を敵に見せて、やっつける、というのは、こないだ「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」でも見たね。
メドゥーサ最恐!
助っ人の2人が、ほんの少しだがアクセントになっていたり、サソリ怪物は「スターシップ・トゥルーパーズ」っぽかったり、メドゥーサは巨大ヘビだし、人間じゃないみたいなジン族は出るし、羽の生えた馬ペガサスがいるしで、映像的には飽きずに楽しめる。

ドラゴ役のマッツ・ミケルセンは渋くて良かった。
…マッツって、ミッツとマツコが合わさったような名前で、かわいそうなんだけど。
ストップモーション・アニメの巨匠レイ・ハリーハウゼン製作の映画(1981年「タイタンの戦い」)が、オリジナルだったんだね。
(4月28日)
CLASH OF THE TITANS
2010年 アメリカ作品
監督 ルイ・ルテリエ
出演 サム・ワーシントン、ジェマ・アータートン、アレクサ・ダヴァロス、ポリー・ウォーカー、マッツ・ミケルセン
参考:タイタンの戦い@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
All pictures (c) 2010 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES
| 2012-04-29 | 映画感想(自宅で) | Comment : 5 | トラックバック : 11 |
「サラの鍵」 タチアナ・ド・ロネ - 2012.04.26 Thu
月に2冊は少なくとも読みたいと考えていたのに、この、ていたらくは!
1942年7月16日、パリとその近郊で13152人のユダヤ人が一斉に検挙され、屋内競技場に押し込められた。そのなかには、子どもが4115人も含まれていたという。
6日間も競技場に留め置かれた末、ほぼ全員がアウシュビッツに送られた。生還できたものは約400人…。
しかも、この検挙は、ナチス・ドイツの意向をくんだ、フランス警察の手で行なわれたのだ。

途中までは、サラとジュリアの話が、並行して交互に書かれている。
(これは、映画でも、同じように踏襲されていた。)
サラの話を読んでいると、泣けてきて、しょうがない。電車の中で読んでいて泣いてるんだから、周りの人は「なんだ、なんだ?」と思ったかな?
ストーリーは映画で知っていたから驚く部分はないが、映画よりも詳しく描かれるところは、やっぱり、ある。
子どもを産むことを決めるジュリアの思いについては、原作のほうが、より納得できるのではないかと感じた。
夫の一族が「真実」に直面して、それぞれがどう反応したかも、原作には書いてある。
また、ジュリアの娘・ゾーイの存在感は、原作のほうが大きい。
この本は、本棚にずっと置いておきたいくらい、素晴らしいなあ。(…いつもは、置いとかないのか?)
(4月23日読了)
| 2012-04-26 | 読書感想 | Comment : 1 | トラックバック : 0 |
「バトルシップ」 - 2012.04.25 Wed
空母など他の艦船は置いてきぼり。(笑)
いやあ、でも駆逐艦も、強いもんだね。

ドラマ部分は、遊び(おまけ)みたいなもので、底が浅いが、かろうじて座礁しないくらいには深い。(笑×2)
いまどき、艦隊決戦なんて珍しいので、観ていて楽しいことは楽しい。
航空機が飛べば、やっぱり船は不利。空からの攻撃には受け身になっちゃうからねえ。
まずは飛行機を排した状況をつくって、船どうしのバトルを見せた。

何カ国もが参加した演習なのに、しょっぱなから、日米決戦のサッカー。
そのあとも、日米の駆逐艦の活躍。
日本を取り上げてくれて、喜んでいいのか、興行収入を見込んだ顧客サービスなのか?(笑×3)
しかも、日本側は俳優としては浅野忠信だけだし!(笑×4)

人類どうしの戦争はやめてほしいが、エイリアン相手なら、ドンパチやってくれ!
しかし、人類の武器が通用する敵だったんだね。
大砲の弾が一発当たっただけで、いろいろ総崩れ爆発するとか、あの玉は、なんで街を壊すのかとか、ツッコミどころは、いっぱいあるようなノーテンキ作だが、まあいいや。
海戦ゲームをヒントにしたところもあるらしく、なるほど、あの「ブイ」のあたりなのですか。

ユニバーサル映画の、100周年記念作品。いかにも、ユニバーサルっぽい、大衆娯楽的おおらかさ、とでも言うべきか。
(4月22日 TOHOシネマズ 日劇1)
BATTLESHIP
2012年 アメリカ作品
監督 ピーター・バーグ
出演 テイラー・キッチュ、リアーナ、ブルックリン・デッカー、浅野忠信、リーアム・ニーソン

参考:バトルシップ@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
All pictures (c) 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
| 2012-04-25 | 映画感想(映画館などで) | Comment : 5 | トラックバック : 17 |
「アーティスト」 - 2012.04.25 Wed
ハリウッドへのオマージュ?
単に、つくってみたかったから?
フランス人がつくった「それ」をハリウッドが大喜びして、アカデミー賞をあげる?
私には分かりません。

アーティストって、芸術家というよりは、芸能人(俳優やら歌手やら)を意味するのだろうか。
俳優の浮き沈みを描いた作品。
ひとつ確かなのは、私はジャン・デュジャルダン、あんまり好きじゃないな。
役としては、舞台あいさつを独り占めしたりして鼻持ちならないし、それが、なにか面白いシーンなのでしょうか?
サイレント映画の動きが、大げさだし。大げさすぎると、わざとらしくて。
(4月21日 ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋)
THE ARTIST
2011年 フランス作品
監督 ミシェル・アザナヴィシウス
出演 ジャン・デュジャルダン、ベレニス・べジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ぺネロープ・アン・ミラー

参考:アーティスト@ぴあ映画生活
好き度☆☆★(2.5点。満点は5点)
(c) La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm
| 2012-04-25 | 映画感想(映画館などで) | Comment : 8 | トラックバック : 15 |
「ドライヴ」 - 2012.04.24 Tue
ご近所さん母子と仲良くなって、ムショ帰りのダンナの手助けをして事件に巻き込まれ…。

私は、スタイリッシュとか、クールとかには感じなかったな…。
主役は、けっこう暴力的だし。
なんで、あんな事件になってるのかも、よく分からなかったし。
ダンナの役を、大好きな「エンジェル ウォーズ」での悪党、オスカー・アイザックが演じているのを、はじめは気づかずに、途中で「あれ?」と分かったのだった。
(オープニングタイトルで、彼が出るのは知っていたんだけどね。)
(4月15日 シネ・リーブル池袋)

キャリー・マリガンさんは、いいね〜。
DRIVE
2011年 アメリカ作品
監督 ニコラス・ウィンディング・レフン
出演 ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン、クリスティナ・ヘンドリックス、オスカー・アイザック
参考:ドライヴ@ぴあ映画生活
好き度☆☆★(2.5点。満点は5点)
(c) 2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.
| 2012-04-24 | 映画感想(映画館などで) | Comment : 12 | トラックバック : 18 |
マリリン、ブルーレイ・コレクション8月に発売! - 2012.04.21 Sat
没後50年、5日が命日だけど、その日は日曜だから、2日前の平日発売にしたのかな?

(c) 2012 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
収録作品は「七年目の浮気」「ショウほど素敵な商売はない」「帰らざる河」「百万長者と結婚する方法」「紳士は金髪がお好き」「お熱いのがお好き」「荒馬と女」「イヴの総て」。
封入特典は、マリリン・ポートレートカードセット(6枚組・非売品)。
豪華アウターケース、クリアトレイケース仕様。
ブルーレイ単品だと5000円近いので、このボックスセットはお得。
「七年目の浮気」「ショウほど素敵な商売はない」「百万長者と結婚する方法」「紳士は金髪がお好き」については、これまでのものと比べて4倍の画素のデータ量で作られる「4Kデジタルトランスファー」という技術を採用する。
マリリンの命日の8月5日に合わせて、ブルーレイ試写会を行う予定だともいう。
「マリリン・モンロー総選挙」と題した(ちょっと苦笑)、WEB限定の人気投票を行なって、今回初めてブルーレイ化される5作品(「七年目の浮気」「ショウほど素敵な商売はない」「帰らざる河」「百万長者と結婚する方法」「紳士は金髪がお好き」)の中から、試写会で上映する1作品を選出するとのことだ。
試写会、行きたい! でも5日だとしたら、行けるかどうか…。
DVDのボックスセットは持っているけど、ブルーレイで画質が向上ということだから、やはり買うしかないか!
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンのプレミアムブルーレイのページは、こちら。
(追記)
ところが! さきほどSさんから情報をゲット!
Amazon限定で、マリリン・モンロー・コンプリート・コレクション(19枚組)も、同時に出る! 詳細はこちら。
すでに紹介したブルーレイの8本に加えて、DVDの11本が加わる。
「恋をしましょう」「バス停留所」「ナイアガラ」「モンキー・ビジネス」「結婚協奏曲」「ノックは無用」「恋愛アパート」、そして以下の4本は初DVD化、「結婚しましょう」「人生模様」「as young as you feel」「彼女は二挺拳銃」。
11本はDVDだし、主演作としては、ワーナー作品の「王子と踊子」はないし、「アスファルト・ジャングル」「Clash by Night」「レディース・オブ・ザ・コーラス」なども個人的には欲しいところで、決してコンプリートじゃないけど…。
ここまでやるなら、端役で出演した作品までも、完璧なラインナップで出してほしいが…。
さあ、どうしましょう。買うなら19枚組か。
| 2012-04-21 | マリリン・モンローさん(彼女に関する映画感想・読書感想も) | Comment : 8 | トラックバック : 1 |
「タイタニック」 - 2012.04.19 Thu
たとえIMAXでなくても、これは少なくとも、映画館の大きなスクリーンで観るべき映画だと確信した。
テレビの画面で見るのとストーリーは同じでも、目に入ってくる映像、音響、臨場感、迫力が違えば、心に迫ってくるものは違うのだった。
それが、映画館で映画を観る意味。
IMAX、もっと安価で、多くの場所に広まってもらいたい!
3Dとしては、あっと驚くような場面はなかった。もともと3D狙いの映像としては作られていないわけだし、3D編集作業によって自然な奥行きが生まれていた…のかどうか、よく分からない。
けれど、そんなことは、どうでもいいくらい、映像と音響が素晴らしいIMAX。

今度の公開は、「3D」とタイトルをつけているけれども、映画のストーリーとしては昔と同じなので、私は単に「タイタニック」と表記することにする。
タイタニックが沈没したのが1912年4月15日。
それを教えられて、ちょうど100年後の4月15日に、この映画を観ることができた。感謝である。
私が本作を観たのは3回目だが、これまでにないほど感激した。
映像のキメの細かさも素晴らしい。画質もきれいに手を加えてある。
ケイト・ウィンスレットさんの肌なんて、もう! きれいだよ!
そのように、映像や音響でも大満足だったが、今回はドラマの部分でも大感動。
涙、滂沱(ぼうだ)として止まるを得ず。

(レオナルド・ディカプリオ演じるジャックがどうなるか、ということについては、以下ネタばれしていますので、ご注意を。多くの方は知っていることかもしれませんが。)
映画を観ながら、ずっと頭にあったのは「生きること」と「死ぬこと」だった。
生きがいを見失っているローズ(ケイト・ウィンスレット)に、生きる喜び、生きる力を与えていくジャック(レオナルド・ディカプリオ)。そして彼は、最後の瞬間までローズを守る。
そのローズとジャックの「生と死」の物語に、強烈に心を打たれたのだった。

ジャックは、ポーカーで勝って、タイタニックの乗船券を手に入れた。
船の中でジャックはローズと出会う。ローズは1等船室の上流社会の人間、ジャックは3等船室。身分が違いすぎる。
だが、ジャックは、船から身を投げかけようとするローズを救う。
その救い方にしても、とても上手いのだ。彼女を変に刺激しないように「導いて」いく。
やがて、ふたりは仲を深めることになる。
会話を楽しみ、3等船室の客たちの陽気なダンスパーティーを一緒に楽しむ…。
たとえば、タイタニックが沈む瞬間にも、ジャックは、息を吸って…足を蹴って…と、ローズに「どうすべきか」を教えている。
まるで、彼女の守護天使であるかのように。最後の最後まで、ジャックはローズのそばを離れない。

ジャックはポーカーに勝って、タイタニックに乗ったことを後悔しただろうか。勝たなかったら、沈没事故に遭うこともなかったのに、と。
…いや、彼は一瞬たりとも後悔しなかっただろう。ローズに出会えたこと、最後まで、彼女のそばについていられたことを喜んでいただろう。
私はジャックの生き方がうらやましい。こんなのって、男の本望じゃないか。
せいいっぱい、そのときを生きること。
困難なときも、生きようと努力すること。
愛するものを守り抜くこと。

ローズは、ジャックのぶんまで強く生きようと思ったはずだ。
ふたりの近くを救助ボートがやってくる一連のシーン(この素晴らしい映画の中でも、完璧なところのひとつ)を見れば、ローズのそうした想いがわかる。
タイタニックは4月10日に航海に出て、14日深夜に氷山に衝突した。
ローズとジャックの関係は、長くても5日間だったのだ…。

…文字にしてみると、ひどく陳腐なのだが、それは実感したことを上手く書き表わせない私が悪いのだ。
本作の脚本を書いたのは、ジェームズ・キャメロン監督本人。まったく、なんて、すごい人なんだ。自分でタイタニック探査までしてるし。
ちなみに、映画でローズの晩年を演じたグロリア・スチュアートさんは、100歳まで生きた。
映画のなかでは、ローズ本人だとしたら100歳を超えてるぞ、などと言われる役柄だったのが、役と似たようにして、彼女自身も100歳まで生きたのだ。
それも、また、素晴らしいドラマだ。

(4月15日 ユナイテッド・シネマ としまえん)
TITANIC
1997年 アメリカ作品
監督 ジェームズ・キャメロン
出演 レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、グロリア・スチュアート、ビリー・ゼイン、フランシス・フィッシャー
参考:タイタニック 3D@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆☆☆(5点。満点は5点)
(c) 2011 Twentieth Century Fox and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

チケット、下のほうはカットしてあります。
| 2012-04-19 | 映画感想(映画館などで) | Comment : 10 | トラックバック : 13 |
「熱い血」 - 2012.04.15 Sun

監督は、ニコラス・レイ。
有名なところでは「大砂塵」(1954年)、「理由なき反抗」(1955年)、「北京の55日」(1963年)などの作品がある。

ジプシーの一族の長が、病を得たこともあり、弟のステファノ(コーネル・ワイルド)に嫁をとらせて、地位を譲ることを考える。
兄の病気を知らない弟は、押しつけられた結婚など、はじめから断るつもりで、その彼女・アニー(ジェーン・ラッセル)の家をたずねるが…。

ジプシーのファミリーを描く映画というのが、珍しいように思う。少なくとも私は初めて見た気がする。
ジェーンとコーネルふたりのダンスシーンは見もの。
彼女は歌も1曲うたう。

ジプシーと、結婚騒動をテーマにした、コメディ風な85分の小品でした。
ジェーンの弟役は、実の弟ジェイミー・ラッセル(ジェームズ・H・ラッセル)。
下の画像は、女同士のけんか。
(4月14日)

HOT BLOOD
1956年 アメリカ作品
監督 ニコラス・レイ
出演 ジェーン・ラッセル、コーネル・ワイルド、ルーサー・アドラー、ヘレン・ウェストコット、ジェイミー・ラッセル
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)

(c) Sony Pictures. All rights reserved.
| 2012-04-15 | 映画感想(自宅で) | Comment : 1 | トラックバック : 0 |
「マイレージ、マイライフ」 - 2012.04.14 Sat
会社の人間の代わりに、クビにされる本人に面と向かって話をする。
リストラされる人間の、悲痛な訴えや怒りの声を受け止めたうえで、なおも冷静に仕事を終えなければならない。大変な仕事だ。

そのために、飛行機に乗りまくって各地におもむくので、マイルがたまり放題。
原題の“Up in the Air”、「空の上」を飛んでばかりいるわけだ。
知り合ったヴェラ・ファーミガさんとは意気投合して、男女の仲に。
クルーニーは、インターネット画面でリストラ通告をすることで出張をなくして経費節減しようと考える新人娘アナ・ケンドリックと対立。アナちゃんはクルーニーについて彼の仕事ぶりをしばらく勉強することになる。

ふたりの女性との関わり、妹の結婚などによって、彼がどのような影響を受けていくかが描かれる。
ひねりがあって、少し苦いところも味わいがある。
人間味が足された主人公、あと味もいい。
「空の上」は「宙ぶらりん」でもあるか。
(4月8日)
UP IN THE AIR
2009年 アメリカ作品
監督 ジェイソン・ライトマン
出演 ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック、ジェイソン・ベイトマン、メラニー・リンスキー
参考:マイレージ、マイライフ@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
All pictures (c) 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved
| 2012-04-14 | 映画感想(自宅で) | Comment : 11 | トラックバック : 8 |
「ジャーロ」 - 2012.04.14 Sat
出来が平凡なので、犯人の異常さで気分がよくないだけ。

エマニュエル・セニエさんが出る必要などない映画だと思う。
エイドリアン・ブロディの、のったりした感じは、それなりに合ってるかも。
あとで知って、びっくりなのは、ブロディが刑事と犯人の2役だったこと。
犯人、誰かと思ってたら…顔をメイクして変えたブロディだったとは。
でも、なんで2役? 刑事にも暗い過去があった。犯人とは、それほど遠い存在ではないんだよ、ということかいな?
(4月8日)
GIALLO
2009年 アメリカ・イタリア作品
監督 ダリオ・アルジェント
出演 エイドリアン・ブロディ、エマニュエル・セニエ、エルサ・パタキ
参考:ジャーロ@ぴあ映画生活
好き度☆☆★(2.5点。満点は5点)
All pictures (c) 2008 by Giallo Productions Limited
| 2012-04-14 | 映画感想(自宅で) | Comment : 1 | トラックバック : 4 |
「キス&キル」 - 2012.04.12 Thu
スペンサーは結婚後はスパイを引退して、ふたりは平穏な暮らしを送っていたが…。

原題が“Killers”。「殺し屋たち」ですか!
たしかに、おおぜいの殺し屋さんが出てきます!(笑)
足を洗ったつもりでも、そうそう簡単に平穏無事にいったら、映画にならない。
スペンサーに、昔のボスから連絡がきて、それからは命を狙われ…結局、奥さんにはバレバレです。

で、ふたりで一緒に、大活劇とあいなります。
軽快に話がすすむコメディタッチで、かたいこといわずに見ていれば楽しいと思う。
キャサリンって、画像で改めて見ると、こんな顔だっけ?と(どんな顔だ)。
いえ、好きですよ。目が離れてるけど。
きょ…きょにゅ…胸大きい(みたいだ)し。
(4月8日)

KILLERS
2010年 アメリカ作品
監督 ロバート・ルケティック
出演 キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、キャサリン・オハラ、トム・セレック、キャサリン・ウィニック
参考:キス&キル@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
All pictures (c) 2010 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
| 2012-04-12 | 映画感想(自宅で) | Comment : 3 | トラックバック : 11 |
「ゾンビランド」 - 2012.04.10 Tue
彼を見ると、「ソーシャル・ネットワーク」をどうしたって思い出してしまうが、本作のほうが先に作られていたんですね。私が逆順序で見ているだけのこと。

お隣さんをかくまってあげたら、彼女が感染していて豹変するし。(笑) その彼女がアンバー・ハードさんだ! 「ザ・ウォード/監禁病棟」の主役女優さんですよ。

ジェシーは、ウディ・ハレルソンと一緒にクルマで移動するようになるが、エマ・ストーンとアビゲイル・ブレスリンの姉妹と出会う。
この姉妹が、これまた…。
これは2009年の映画だけど、エマちゃんは、もう今をときめく女優さんになってるよね!

ハリウッドに行けば、ビル・マーレイの家に泊まっちゃおう!って…本人が出てくるし!
ビル、笑える〜〜! いいなあ。とぼけた感じが合ってるし。

アメリカ映画って、もはや、ゾンビを楽しんでる。
軽く笑える映画ではあるけど、こんな環境(ゾンビだらけ)のなかで、成長していく青年の話にもなってるよ、ね? 一応!
(4月8日)

ZOMBIELAND
2009年 アメリカ作品
監督 ルーベン・フライシャー
出演 ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン、アンバー・ハード
参考:ゾンビランド@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
All pictures (c) 2009 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC ALL RIGHTS RESERVED
| 2012-04-10 | 映画感想(自宅で) | Comment : 8 | トラックバック : 15 |
「マリリン 7日間の恋」(Vol.6 オリビエ自伝より) - 2012.04.08 Sun
「王子と踊り子」というタイトルで章をひとつ立てていて、本文は9ページほど。
まず驚いたのは、オリビエたちがマリリンに会いにニューヨークに行った、ということ。
マリリン・モンロー・プロが舞台の「眠れる王子」に関心を持っていると聞いて、オリビエのほうから出向いているのです。
マリリンの遅刻癖、待たせ癖はそのときも発揮されるのですが、彼女が登場したとたん、『一瞬のうちに私たちを足もとにひれ伏させた』といいます。なんという魅力!
『ほれぼれする』、『ウィットに富んでい』る、『おもしろい人』、『肉体的魅力』等の言葉が並んでいます。
映画で話題にされていた、ソリッド演技についても書かれていて、『わざとテクニックを排する』などとして、指導者のリー・ストラスバーグを批判しています。

マリリンについては、『相互に関連のない二つの面があった』とし、『彼女という二人の人物ほどあつかいにくい人はまずいなかっただろう』と書いています。
ポーラ・ストラスバーグがマリリンに、あなたは最も偉大な女性、偉大な人間、あなた以上に人気のある人はいない、などと語っているのも、映画で似たようなシーンがありました。
これはマリリンに自信をつけさせるための、やり方だったのでしょうか。
コカ・コーラとフランク・シナトラのことを考えればいい、というようなセリフも、映画で出てきましたね。
ちなみに、映画で描かれていたのと同様、マリリンにポーラが付き添ってくることを、オリビエは撮影開始直前まで知らなかったようです。
オリビエにとっては、完成後も自信がない映画でした。
しかし、25年後に友人たちと一緒に、この「王子と踊子」を観賞したとき、オリビエが驚いたことに、一同はみな賞賛の声をあげたといいます。
『そしてマリリンは! マリリンはすばらしかった、最高だった』

HPトップにも載せていますが、映画「マリリン 7日間の恋」の原作のひとつ、コリン・クラーク著「王子と踊子と私」の表紙も改めて載せておきます。
白地のほうがイギリス版、黒地のほうがアメリカ版。

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「マリリン 7日間の恋」(Vol.3)
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「マリリン 7日間の恋」(Vol.5)
「マリリン 7日間の恋」(2回目)
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| 2012-04-08 | マリリン・モンローさん(彼女に関する映画感想・読書感想も) | Comment : 12 | トラックバック : 0 |
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」 - 2012.04.08 Sun

パーシーくんは、神様ポセイドンと人間の間にできた子ども。
この世には、そうした「半神半人」が、たくさんいるらしい。
パーシーくんは、ある疑いをかけられ、それが発端となって、ついには仲間のアナベスらとともに冒険の旅に。

ユマ・サーマンさんが、メドゥーサ。似合いすぎ。首だけでもインパクトがあって笑った。(ほめてる。)
ちょい出のロザリオ・ドーソンさん、相変わらず、お美しい。
お母さん役は、キャサリン・キーナーさんでした。
ピアース・ブロスナン、ショーン・ビーンなども出てるよ。
(4月8日)

PERCY JACKSON & THE OLYMPIANS: THE LIGHTNING THIEF
2010年 アメリカ作品
監督 クリス・コロンバス
出演 ローガン・ラーマン、アレクサンドラ・ダダリオ、ブランドン・T・ジャクソン、ユマ・サーマン、ロザリオ・ドーソン
参考:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
All photographs (c) 2010 TWENTIETH CENTURY FOX. All rights reserved.
| 2012-04-08 | 映画感想(自宅で) | Comment : 2 | トラックバック : 12 |
「マリリン 7日間の恋」(3回目) - 2012.04.06 Fri
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 - 2012.04.05 Thu

「おーい、あんた、アカデミー賞、何回もとったから、もう要らんだろ? マリリンを演じたミシェルに譲れよ」(ワイワイガヤガヤ)
「何いってんのよ、くれるってものを断るもんですか」(フン)
まさしく『鉄の女』!(笑)
観ているとき、ずっと眠かった。
まさか、サッチャーさんの白日夢みたいなのが感染した、わけではない。
「マリリン 7日間の恋」を観た、そのすぐ後に続けて観たせいで疲れていたか。
アカデミー賞をとった映画だから、あんまり興味がないのに観たせいか。
内容に興味がないと、ダメですね、やっぱり。
主演のメリル・ストリープさんと監督のフィリダ・ロイドさんは、私の大好きな映画「マンマ・ミーア!」のコンビなんだけど、それはそれ、これはこれ。
観ていて分かったサッチャーさんの功績は…
収入の多い少ないに関係なく、誰からでも同じ額の税金を取り、経済を立て直したらしいこと。低所得者の怒りを買うのは必然。私も怒ると思う。
それに、戦争開始を決断したこと。
そのくらいですか。いいことないじゃない。

党内の人々が離れていく理由が、あるときのミーティングで、ひとりの仲間を、みんなの前で、こきおろしたこと、この一点しか描かれていないので、ちょっと描写不足では?
(ほかにも、何かあったなら、私が観賞中に意識を失ったのだと想像する。笑)
その話を出しただけで、すぐに選挙敗北へとつなげていったようで、安易な気がした。
若い頃のサッチャーさん(アレクサンドラ・ローチさん、↓)、雰囲気よかった。その彼氏を演じたハリー・ロイドって、作家ディケンズの子孫らしい。
サッチャーさんの半生を映画として残したかったのか、これは何を狙った映画なのだろう。
夫婦愛を描きたかったのか?
そのあたりもわからないから、つまらないとまでは言わないまでも、何だか、おもしろくない。
それに、原題は「鉄の女」。邦題で「涙」なんて、つけなくていい。いかにも日本的で、観客受けを狙ってるみたいだ。

メリルの成り切りぶりには、おみそれしましたというしかないが、アカデミー賞主演女優賞は「マリリン 7日間の恋」のミシェル・ウィリアムズさんにしてほしかった。
メリルの場合、このくらいの演技をしても、もう当たり前と、とらえてほしい。もっと気鋭の若手(つまり、ミシェル・ウィリアムズさん)に賞をあげて、賞賛してあげるべきだ。
ま、ミシェルはゴールデングローブ賞をとっているから、アカデミー賞なんていらないっていえば、いらないですけど。
(3月25日 ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋)
THE IRON LADY
2011年 イギリス作品
監督 フィリダ・ロイド
出演 メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、アレクサンドラ・ローチ、ハリー・ロイド、オリヴィア・コールマン
参考:マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙@ぴあ映画生活
好き度☆☆★(2.5点。満点は5点)
All pictures (c) 2011 Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute
| 2012-04-05 | 映画感想(映画館などで) | Comment : 4 | トラックバック : 19 |
「マリリン 7日間の恋」(2回目) - 2012.04.05 Thu
ご報告 - 2012.04.01 Sun
| 2012-04-01 | 日々の出来事 | Comment : 16 | トラックバック : 0 |
「マリリン 7日間の恋」(Vol.5) - 2012.03.31 Sat

上の画像は「王子と踊子」から、シビル・ソーンダイクさんとマリリンの共演場面。
ちょっと、ぼけてますが。
「マリリン 7日間の恋」では、ジュディ・デンチさん演じるシビルさん、ケネス・ブラナー演じるオリビエと、ミシェル・ウィリアムズさん演じるマリリン、3人での撮影シーンがありました。

これは「王子と踊子」での、マリリンが酔っ払う場面。
「マリリン 7日間の恋」では終盤に試写室でのシーンにあります。当然ながら、ミシェルも、ちゃんとお酒のボトルを持って演じていました。
この、ボトルを持ちながらの酔っ払いシーンのほかにも、「ひとりダンス練習」の場面や、“I Found a Dream”を歌うところなど、印象に残る、うまい場面を「マリリン 7日間の恋」は選んでいると思います。

ついでに、「王子と踊子」のマリリンのアップをのっけておきましょう。
下のミシェルを見比べても、あまり違和感を感じません。
読売新聞の記事にありましたが、ミシェルがマリリン役を引き受けたあとに、マリリンとは、まるでイメージが違う私なのに、と不安になって、ある女性監督に聞いたところ、彼女は「いいじゃない。私が監督するのだったら、姿が見えるような配役は面白くない。でも、あなたがマリリンを演じているのはまったく想像できない。だから、私はいいと思う」と答えたといいます。これは面白い見方ですね。
「マリリン 7日間の恋」を観る前でも、観た後でもいいので、「王子と踊子」を見ると、ああ、このシーン、あったあった! と楽しめると思います。

メイク中。
「マリリン 7日間の恋」のオープニングは、コリンが映画館でマリリンを観ている場面でした。
そして、エンディング近く、今度は試写室でコリンはマリリンを見ています。
フィルム上では、マリリンとオリビエのラブシーンで、マリリンがセリフを言います。
ところが、彼女は言い終わったあと、スクリーンのこちら側のコリンのほうに視線を向けるのです! まるで、この言葉は、あなたに言ったのよ、と伝えるかのように!

マリリンとコリン。…「リン」同士で語呂がいい? スペルは違います。
最後は、マイクの前で歌う“That Old Black Magic”。
これは「バス停留所」(1956年)でマリリンが歌った曲です。
マリリンが演じているのは安酒場の歌手なので、わざと、きれいには歌っていません。ミシェルも似た感じを出しています。
なぜ、この歌をラストに持ってきたかというと、たぶんそれは、歌詞の最後が“love”だからなのでしょう。
「愛」こそが、マリリンが、いや、ノーマ・ジーン(本名)が心から欲しかったもので、しかしそれは幻のように…。

この映画をきっかけに、ひとりでも多くの人にマリリンの「映画」を見てもらいたいと思います。
マリリン・モンローさんは「映画女優」なのですから。
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「邦題決まる! マリリン映画」
「ミシェル・ウィリアムズさん、ゴールデン・グローブ賞に輝く」
ミシェル・ウィリアムズさん「マリリン 7日間の恋」ジャパンプレミア
「マリリン 7日間の恋」(Vol.1)
「マリリン 7日間の恋」(Vol.2)
「マリリン 7日間の恋」(Vol.3)
「マリリン 7日間の恋」(Vol.4)
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| 2012-03-31 | マリリン・モンローさん(彼女に関する映画感想・読書感想も) | Comment : 8 | トラックバック : 0 |
「マリリン 7日間の恋」(Vol.4) - 2012.03.30 Fri

なぜ、マリリンが、あれほどの人気を得ることになったのか。
まず、圧倒的にスクリーン上の彼女が可愛くて魅力的なのは間違いありません。
色っぽい、というのは当たらないと思います。私は彼女が色っぽいと思ったことはありません。世間のイメージでは「色っぽい」なのかもしれませんが、彼女の映画を見たり、写真を見たりしていくと、きっと「可愛い」になるのです。
色っぽいイメージは、あのスカートがまくれる「七年目の浮気」のシーンから、ただ、それだけではないでしょうか。

演じるときの彼女の恐れについては、映画で少し触れられていましたが、結果的にフィルムに焼きつけられた「マリリン・モンロー」の輝きは、観客の心を惹きつけてやまないものでした。
彼女は、求められる「マリリン・モンロー」を演じつづけなくてはなりませんでした。
周囲も彼女をほうってはおきません。たしか、映画のなかで、取り巻き連中が彼女のファミリーだ、みたいなことをミルトン・グリーンが言っていましたね。
本来、マリリンのために働いている人々であっても、当の彼女がしっかり働いてくれなければ、自分たちも困ってしまう。だから、クスリなども、どんどん与えてしまいます。そうすると、彼らがマリリンを食い物にしているように見えるわけです。
マリリンが、ガシガシ働いて自分から引っ張っていく人だったら、周囲のパートナーたちも何の苦労もなかったでしょう。それどころか、それほど重要なパートナーは不要だったかもしれません。

彼女の両親や、自身が育ってきた環境については、この映画でも、ごく、さらりと語られていましたが、彼女の精神、性質は、たぶんそうした生い立ちから理解しないとわからないものではないかと思います。
彼女の性質の一面を言い表わすのには、英単語でfragileという言葉が、かなりピッタリすると、私は感じます。
辞書には「こわれやすい」「もろい」「かよわい」「はかない」などとあります。
ミシェル・ウィリアムズさんは、そんな雰囲気も、よく出していたと思います。

もしもマリリンと付き合ったら、振り回されたり、束縛されたりしそうで、面倒くさいだろうな、と思っている男性諸氏も多いのではないでしょうか。
それは…そうかもしれません。
たぶん、彼女は自分を認めてくれたり愛してくれる人が、いつも必要で、どんなときも相手の男性は、無償の愛を彼女に与えなければならない…のでしょう。
でも、それでもいいのです。
彼女は、特別な存在なのですから!

…と、なんだか映画とは離れてしまいましたが。
次の「マリリン 7日間の恋」(Vol.5)で終わりにしますよ!
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| 2012-03-30 | マリリン・モンローさん(彼女に関する映画感想・読書感想も) | Comment : 4 | トラックバック : 0 |
「マリリン 7日間の恋」(Vol.3) - 2012.03.28 Wed
ミシェルについては、「マリリン 7日間の恋」(Vol.1)で、たくさん触れましたので、それ以外の主要キャストを。

右側がマリリンに恋する男コリン・クラークを演じた、エディ・レッドメイン。
私が見た映画の中では、「ブーリン家の姉妹」などに出ていたとのことですが、記憶なし。過去のブログ記事を読んでも、彼の名前は書いてありません。
映画界に入りたての「使いっ走り」(彼のポジションの第3助監督って、テレビで言えばADみたいなもの?)を、さわやかに、そばかす顔で演じていました。彼の目線でマリリンや周囲を映し出すという役目としては、彼自身の存在が邪魔くさくもなく、ちょうどいい感じで、とても良かったです。
左はロジャー・スミス役の、フィリップ・ジャクソン。
よく見る俳優だなあと思っていましたが、あとで調べたら「名探偵ポワロ」のジャップ警部なのでした! ロジャーはマリリンの監視役。でも、マリリンに頼まれてコリンとの連絡役までするはめに。深入りするなよ、ってコリンに言っていました。監視役なのに、階下で寝ているときに2階でマリリンが騒いでも、起きませんでしたけどね。(笑)

ローレンス・オリビエ役は、ケネス・ブラナー。
オリビエもブラナーもシェークスピア役者で、監督経験もあるという共通点があります。オリビエは、スクリーンでマリリンが輝いているのに対して、自分は…と、がっかりしてしまいますが。
終盤で、マリリンを讃えるセリフを言うのは、映画としてはそうあるべきなのかもしれませんが、実際はどうだったか、あまり信じられません。撮影終了直後は、まだまだ怒ってたんじゃないですか?

ヴィヴィアン・リーを演じたのは、ジュリア・オーモンドさん。
この映画にヴィヴィアン・リーが出てきて驚いた方も多いと思います。オリビエの奥さんで、1951年には映画「欲望という名の電車」で再び注目されました。マリリンが主演する「王子と踊子」は、もともとの舞台劇はヴィヴィアンとオリビエが共演していたということで、映画では自分の役を若いマリリンに取られた形のヴィヴィアン。複雑な気持ちでしょう。
ジュリア・オーモンドさん、この当時のヴィヴィアンと3歳ほどしか違わないはずです。

アーサー・ミラー役に、ダグレイ・スコット。
マリリンの3人目の夫、著名な作家であるミラー。マリリンと結婚したら、自分は作品が書けなくなってしまった、と言います。…彼女のお世話が大変だから? 冗談じゃないですよ。私だったら、書けなくなったらマリリンのマネジャーになるとか、主夫になってもいいかな…ぐだぐだ言うならマリリンの夫の資格は、なしです。

ミルトン・グリーンには、ドミニク・クーパー。
グリーンはカメラマンで、マリリンの有名な写真も多く撮っています。マリリンと共同で、マリリン・モンロー・プロを設立しました。この映画では、何かとマリリンに薬を与えつづけているような印象です。何錠飲んだかも知らないぞ、みたいな、もはやマリリンは手に負えないという雰囲気ですね。
クーパーといえば、私にとっては、なんといっても、「マンマ・ミーア!」です!

デイム(男性のナイト〔騎士〕に当たる称号です)・シビル・ソーンダイクを演じた、ジュディ・デンチさん。
映画「王子と踊子」では、オリビエ扮する大公の母親役。撮影所のマリリンを励まして、オリビエにさえもビシッと意見を言います。貫禄ある役柄は、デンチさんにぴったり。私には、最近は007の上司Mという印象ですね。

ルーシー役は、エマ・ワトソンさん。
映画の衣装係で、コリンが目をつけて(笑)、デートにこぎつけます。コリンのマリリンへの恋との対比的な位置づけで、いい彩りになっています。
ハリー・ポッター・シリーズを卒業して、いよいよ、いろんな映画に活躍しそうな予感。

ポーラ・ストラスバーグには、ゾー・ワナメイカーさん。(左)
映画「ハリー・ポッターと賢者の石」のフーチ先生とのことですが、まったく記憶にありません…。もしも撮影でエマ・ワトソンさんと会ったなら、昔話でもしていたかもしれません。
〔…もういいや、と思ってる方もいるでしょうけど、「マリリン 7日間の恋」(Vol.4)へ続く!〕
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| 2012-03-28 | マリリン・モンローさん(彼女に関する映画感想・読書感想も) | Comment : 2 | トラックバック : 0 |
「マリリン 7日間の恋」(Vol.2) - 2012.03.27 Tue

夫アーサー・ミラーの草稿に、自分について、ひどいことが書いてあり、ショックを受けるマリリン。
いったい、どこまでが真実の話なのでしょうか。
当時、コリンの周辺にいた人たちに話を聞いてみたとしても、マリリンと彼との秘め事は(あったとしても)詳しくは分からないでしょうし…。
ただ、マリリンが、そばでうろうろしていた若い男に心の慰めを求めたことは、じゅうぶんに可能性はあります。
彼女はアメリカからイギリスに乗り込んできたところ。アメリカにいるときでも不安定な気分だとしたら、異国の地で撮影に臨む、それだけでも不安感はあるでしょう。
撮影に入れば、演技方法で食い違ったり、自信のなさ(クスリや酒、体調もあったかもしれませんが)ゆえに遅刻したりで、オリビエとはうまくいかず、みんなが敵のように見えてしまっています。

コリンが様子を見にいくと…
精神的に落ち込んでしまったマリリンは、様子を見にきたコリンに聞きます。
「あなたは、どっちの味方なの?」
率直すぎる質問に、コリンが「あなたです」と答えた瞬間から、マリリンは彼に心を開き、コリンは、はっきりと彼女を恋します。
コリンは衣装係のルーシー(エマ・ワトソン)と付き合い始めていますが、やはり昔からスクリーンのなかで観てあこがれの気持ちもあっただろう美しい大スター、マリリンの魅力にはかなわない、ということなのですね…。

“Shall I be her?”(「彼女」になってみる?) ギャラリーの前で「マリリン」を演じてみせる。
ちなみに、映画の原題は「(私の)マリリンとの1週間」という意味で、「マリリンの恋」ではないのです。
マリリンのコリンへの気持ちは恋といえるのかどうか。そこまでは行っていないように思えます。
邦題は単純に、マリリンの恋、なら「それっぽくて、お客集めにもいいんじゃない?」という気分が見えるようでもあります。そのまま、「マリリンとの1週間」でよかったのではないでしょうか。

学生に囲まれて。
オリビエとの衝突では、原因のひとつに「メソッド演技」という言葉が出てきました。
マリリンはニューヨークのアクターズスタジオのリー・ストラスバーグのもとで演技を習っています。
そのストラスバーグが教えたのが、メソッド。
劇中でマリリンが言っていますが、役柄が理解できないと演技に支障をきたすようです。役柄に、なりきって演じる。
オリビエは、こんなのは軽いコメディなんだから、なんとかやり過ごせ、というわけです。理解できなくてもいいから、わかったふりをしなさい。
オリビエはメソッドを嫌っています。なぜ、そんなオリビエと共演したのか。
自分のプロダクションを作り、イギリスまで来て、オリビエという大物との映画を成功させて、演技のできる女優として認められたい。
演技方法の違いは、それほど重く考えていなかったのか、それともオリビエがメソッド嫌いなのを知らなかったのか。
マリリンのそばには、いつも専属コーチのポーラ・ストラスバーグがついています。彼女はリー・ストラスバーグの奥さんであり、女優であり、メソッドの先生です。
マリリン専門の監督のようなポーラの存在にも、オリビエはムカムカしています。俺のほかにも監督がもうひとりいる、と。

自然の中でデート。
ついにオリビエが、マリリンに対して、セクシーであればそれでいいんだ、と暴言を吐くと、マリリンは
「リーを呼んで!(I want Lee!)」
と叫びます。ここは分かりにくかったのではないかと思います。
字幕では「リー・ストラスバーグ」とフルネームで出しましたが、今度は「それ、誰のこと?」と観客が思うことになりそうで、難しいところです。まあ、ポーラ・ストラスバーグがいますので、身内の誰かだろうとは思い当たるかもしれませんが。

はしゃぐマリリンは自由奔放、天真爛漫。
監督のサイモン・カーティスはテレビ界出身で、映画の長編はこれが初めてなのだそうです。
素直で分かりやすい演出に、映画界の優れたスタッフやキャストが加わって、いい作品になったと思います。
〔「マリリン 7日間の恋」(Vol.3)へ続きます。〕
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| 2012-03-27 | マリリン・モンローさん(彼女に関する映画感想・読書感想も) | Comment : 6 | トラックバック : 0 |
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