FC2ブログ
topimage

2020-11

「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」 - 2008.12.27 Sat

ピアフを演じたマリオン・コティヤールが、アカデミー賞主演女優賞などを受賞した。
著名なシャンソン歌手エディット・ピアフの生涯を追った伝記映画。



私はピアフのことは、ほとんど知らなかったので、彼女の幼少の時代からの劇的な人生には驚いてしまった。ドラマみたい。まさにドラマティック
きちんと育てていない母親のもとから、父親が彼女を奪い、父親の母が経営する娼館に預けられる。彼女は角膜炎で目が見えなくなったりするが、娼婦たちには可愛がられた。
だが、大道芸人の父親は、やがて彼女を連れて旅に出て、サーカスに。
のちには道端で歌うようになり、スカウトされて歌手への第一歩を踏み出す。
こんな苦労をしたこともあって、のちのワガママに見える性格が生まれたり、歌への感情移入ができたのであろうことが分かる。
ポスター?
歌手となってからも、恩人の死が、彼女が関係していたギャングがらみではないかというスキャンダルが起きたり。
酒やモルヒネに手を出さざるをえなかった彼女の人生。波乱万丈というべきか。
映画の始めから、時系列は、子ども時代と晩年を交互に見せるなど、あちこちに飛び、死の床、コンサート、インタビュー、3つの時が一緒に描かれていくラストで一気に物語は収束する。

ピアフがアメリカに滞在していたとき、彼女のコンサートを見たマレーネ・ディートリッヒが言葉をかけにやってきたところは印象的。そうか、ディートリッヒはアメリカにいたんだよね。

演じたマリオン・コティヤールは、大熱演。本当の彼女の顔や姿とは、だいぶ違うのではないかとも思うけれど、彼女の他の作品を見ていないので、良く分からず。
全編を通して、ピアフの歌がたくさん流れるので、好きな人には、たまらないだろうなと思う。
ピアフの歌って、声のイメージもあるが、日本だったら、美空ひばり?と想像してしまった。
撮影監督は、日本人の永田鉄男さん。

(12月21日)

LA MOME
2007年 フランス・イギリス・チェコ作品
監督 オリヴィエ・ダアン
出演 マリオン・コティヤール、シルヴィー・テステュー、エマニュエル・セニエ、ジェラール・ドパルデュー、ジャン=ピエール・マルタン

参考:エディット・ピアフ~愛の讃歌~@映画生活
「エディット・ピアフ ~愛の賛歌~」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

評価☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

トラコメ有難うございました。

>こんな苦労をしたこともあって、のちのワガママに見える性格が生まれたり、歌への感情移入ができたのであろう

そういう風に理解するのが人生劇の見方と思うのに、「ピアフの性格が嫌い」の一言で済ましてしまう人がいます。
ジャンル映画ではそれで良いですが、人の一生を描いた作品に対してそれはないですよね。けしからん(笑)。

ピアフの臨終の際の回想と考えると、あの煩雑な時間軸の交錯が理解できますが、もう少し素朴に作った方が良かったと思いますね。
ある時間軸が別の時間軸と接近すると訳が解らんようになりますから。

しかし、見応えがあったので、ご存知のように星はかなり良くしました。^^

後4日残っていますが、本年は色々とお世話になりました。
来年もこの調子でお願い致します。

>オカピーさん

私も、わりと好き嫌いで見ますけど、この映画では、嫌いで片付くものではないですよね。

時間が行ったり来たりするのは、そうした映画に見慣れていると平気ですけど、やはり難しげになります。

リンクしていると、あ、この映画は見ておられるかなと、ぱっとチェックに行けるので、最近はよくお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

私もピアフは「愛の賛歌」ぐらいしか知りませんでしたが
すごく波乱万丈だったんですね~
伝説の歌姫と言われるような人は波乱万丈な人生の方が多いような。
そうい生い立ち等が歌に深みや凄みを与えるのでしょうか。

>わさぴょんさん

おおう!
これも見てましたか! チェックもれでした。
波乱万丈、驚きですよね。だからこそ、歌で人の心をつかめたのでしょうね。
TBなどは帰宅後に。

今年も有難う御座いました。

 何時もお越し頂きながら、こちらからの訪問が少なくて申し訳けなく思っています。もしよければ、これに懲りられることなく、来年も宜敷くお願いします。
 さてこの映画、目まぐるしく時空が交錯する演出は、タランティーノばりではないでしょうか?。「パルプ・フィクション」では、それが効果的だったと思いますが、この映画でも、まるで子供のように自由奔放に生きたピアフの強調効果があったのかな?。と想像したりしています。

>アスカパパさん

あけましておめでとうございます。
映画感想を書いて、どなたか見ていないかなと探すとアスカパパさんによく当たる、というわけで、今年もどんどん行くかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
一生を順番に追ったり、バラバラに並べたり、映画の手法はいろいろあるものですね。順番だと面白みが少ないということかも?

明けましておめでとうございます♪今年も宜しくお願い致します!

私はこの映画の感想が辛口だったので、ちょっとお邪魔するのを躊躇しましたが、、、来ちゃいました~v-221
映画自体にはあまり魅力を感じませんでしたが、マリオンの演技は凄かったなぁ~と思っています。

ボーさん、2008年度も“おもしろ賞”など企画されていますか?またお邪魔しますね!

>由香さん

あけましておめでとうございます。
評価が違っても気にしないでお越しいただいて大丈夫ですよ。映画の好き嫌いは、それぞれですから。
年間おもしろ賞は検討中。おもしろいの、あるかなあ…?
今年もよろしくお願いいたします!

BJさん、こんにちは!
日本で言えば美空ひばり、そんな感じかもしれないですねえ。

とてもドラマチックでしたよね。しかし、わたしには時系列の行き来がちょっとしんどかったです。朝の連続ドラマあたりで、ゆっくりじっくり泣かされつつ見せてもらいたい感じがしたです。

>とーふさん

こんばんは!
ね、国民的な歌手ですし、声の感じも。

時間があちこちに飛んだのが、引っ掛かりましたか。
その頻度も多かったですしね。
そのほうがドラマチックに映る、と受け取られる場合もありそうですし、人それぞれなのでしょうね。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/1414-40dc6cdc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

エディット・ピアフ 愛の讃歌

 コチラの「エディット・ピアフ 愛の讃歌」は、シャンソン歌手エディット・ピアフの波瀾万丈な47年間の人生を描いた伝記映画です。  主演のマリオン・コティヤールがアカデミー賞で主演女優賞を獲得したことでも話題になりましたね~。なワケでやっとレンタル出来たの

『エディット・ピアフ 愛の賛歌』

(原題:La Mome) ※映画の核に触れる部分もあります。 鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。 ----これって伝記映画だよね? 「うん。でも相当に凝った作りとなっている」 ----えっ?大河ドラマじゃニャいの? 「一応はそうなんだけど

エディット・ピアフ 愛の讃歌

エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)伝記ものは主役のなりきり演技と俳優魂あってこそ。偉大な歌手ピアフの波乱の生涯を、エピソードを厳選し、感動的に描いた秀作だ。天賦の歌の才能とエキセントリックな気性、生涯唯一の恋など、凡人とはかけ離れた女性像を、コティヤ...

★「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」

フランスの伝説的シャンソン歌手エディット・ピアフの伝記映画。 主演は最近よくお目にかかってるマリオン・コティヤール。

『エディット・ピアフ/愛の讃歌』を観たよ。

「哀しみ」なくして「偉大」にはなれないのだろうか……。 『エディット・ピアフ/愛の讃歌』 \"LA MOME\" \"THE PASSIONATE LIFE OF EDITH PIAF\" \"LA VIE EN ROSE\"...

「エディット・ピアフ~愛の賛歌~」・・・78点

エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)←職場のAさんを思い出す・・・発売日:

エディット・ピアフ~愛の讃歌~

 原題を私流に訳すと、英語で‘烈情の生涯エディット・ピアフ’だが。仏語では‘子ども’。子どものように無垢で激しかった彼女が、ジャンプ・カットで浮かび上がる。 1935年モンマントル。 1967年南仏。 1940年パリ。 1947年ニューヨーク。といった具合で。 ...

エディット・ピアフ~愛の讃歌~

誰でも一度は耳にした事があるであろう『愛の讃歌』を大画面で聴きたくて鑑賞―【story】『愛の讃歌』など、数々の名曲で世界中を魅了した伝説の歌姫エディット・ピアフの生涯を描く伝記ドラマ―歌手を目指す母アネッタ(クロチルド・クロー)の娘エディット(マリオン・

エディット・ピアフ ~愛の讃歌~ 37点(100点満点中)

新春シャンションショー! ←言えてない 公式サイト フランスのシャンソン歌手(という言い方もおかしいが)である、エディット・ピアフの生涯を描いた伝記映画。彼女の命日である10月11日に少し先回って公開されたのは意図的なものか。 『TAXi』シリーズなどで知

『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』を観たぞ~!

『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』を観ました「愛の讃歌」など、数々の名曲で世界中を魅了した伝説の歌姫エディット・ピアフの生涯を描く伝記ドラマです>>『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』関連原題:LAMOME   THEPASSIONATELIFEOFEDITHPIAF   LAVIEENROSE[米...

エディット・ピアフ~愛の讃歌~

愛を生きた世界の歌姫 涙と喝采の物語

ネコ温度計クリスマスバージョン «  | BLOG TOP |  » マリリン in 「スクリーン09年2月号」

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード