第4回(2008年)シネマ停留所映画賞(1) - 2009.01.12 Mon
と、こりずに前回と同じコメントを流用しておりますが(笑)、2008年度も、ちゃんとした(?)賞をトップバッターで発表!
俳優さんの紹介に挙げた映画は、私が観た作品のみ。

(c) 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.
ベストショット賞(「或る日の出来事」の映画感想記事内で、選考委員〔私1人ですが〕に最も素敵という評価を受けた写真に贈られる、素晴らしくフォトジェニックな賞)は、
「つぐない」
から。普通に写真としても、きれいだなーと思います。色っぽいし!(キーラ・ナイトレイさんも、花も!?)
「つぐない」の記事は、こちら。

TM &(c)DC Comics (c)2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
助演男優賞は、
ヒース・レジャー。
今回は、彼しかないでしょう。亡くなったのは衝撃的なニュースでした。「ダークナイト」で演じた悪役ジョーカーは、圧倒的な存在感。メイクも凝ってましたね。
すでに各映画賞で、次々に助演男優賞をとりはじめていて、ゴールデングローブ賞もゲット。オスカー獲得も可能性大。
「ダークナイト」の記事は、こちら。
他の候補は、
●ハビエル・バルデム「宮廷画家ゴヤは見た」(主演ともいえますが。)
●ステラン・スカルスガルド「宮廷画家ゴヤは見た」(助演です。映画のタイトルにも書かれているゴヤの役なのだが。)
●レオナルド博士「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~」(アニメキャラですが。)
●イオレク・バーニソン「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(よろいグマですけど。)
でした。

(c) 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.
助演女優賞は、
シアーシャ・ローナン。
「つぐない」で、ブライオニーの少女時代を演じた彼女。はじめて見た女優さんで、若いのに、うまい。感心しました。この映画では、主役といってもいいですね。
画像の手前が彼女。中央はジェームズ・マカヴォイ。
「つぐない」の記事は、こちら。
他の候補は、
●マーシャ・ゲイ・ハーデン 「ミスト」(ヒステリックおばさん、こわいよ…)
● T・V・カーピオ「アクロス・ザ・ユニバース」(彼女が歌った“I Want to Hold Your Hand”「抱きしめたい」は素晴らしかった!)
●ニコール・キッドマン 「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(出産のせいか、今年度は1本だけ。)
でした。

(c) Pathe Renn Production-France 3
主演男優賞は、
マチュー・アマルリック。
「潜水服は蝶の夢を見る」で、左目のまぶたの他は麻痺で動かない、という役を演じきった。
映画自体、見事なものだったが、主役の彼の演技があってこそ。
画像の左側はモデル役の女性ですよ。
「潜水服は蝶の夢を見る」の記事は、こちら。
他の候補は、
●ダニエル・デイ=ルイス 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(彼が受賞しても、なんら文句はないです。すごい演技。)
●ウォーリー「WALL・E/ウォーリー」(ロボットですけど。)
●ハビエル・バルデム「ノーカントリー」(あそこまで不気味さが出せるとは。)
でした。

(c) 2006 Xuxa Producciones SL - All Rights Reserved.
主演女優賞は、
ナタリー・ポートマン。
「宮廷画家ゴヤは見た」「ブーリン家の姉妹」「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」で主演、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」「ダージリン急行」で助演と大活躍の1年。ひいきでもありますが、映画の本数でも2008年度はチャンピオン級でしょう。
画像は「宮廷画家ゴヤは見た」から。
「宮廷画家ゴヤは見た」の記事は、こちら。
他の候補は、
●エヴァン・レイチェル・ウッド「アクロス・ザ・ユニバース」(彼女が受賞しても、なんら文句はないです。きれいだし歌はうまいし!)
●小泉今日子 「グーグーだって猫である」「トウキョウソナタ」(素晴らしい女優の域に入ってきたか!)
●ジェシカ・アルバ「アイズ」「噂のアゲメンに恋をした!」(去年は出産、おめでとう!)
●ナオミ・ワッツ「イースタン・プロミス」「ファニーゲームU.S.A.」(暗めの役が多いのは、ちょっと心配。彼女も出産。昨年は女優のベビーブーム!)
●ティンカー・ベル「ティンカー・ベル」(アニメですけれど!)
でした。
常連といいますか、好みでノミネートされている感が、ありありと、あり。

(c) 2007 Revolution Studios Distribution Company,LLC. All Rights Reserved.
監督賞は、
ジュリー・テイモア。
「アクロス・ザ・ユニバース」の自在な演出は、持ち味発揮でしょう。「タイタス」のときから好みの監督だと認識していました。
画像は、テイモア監督。左端の男性は違いますよ。
「アクロス・ザ・ユニバース」の記事は、こちら。
他の候補は、
●ジュリアン・シュナーベル 「潜水服は蝶の夢を見る」(視覚的にもイメージ豊か、美しく素晴らしい映画を生み出した。)
●ウォシャウスキー兄弟「スピード・レーサー」(ものすごく面白かった。アニメをリスペクトした実写映画は、こうでなきゃ。)
●クリストファー・ノーラン「ダークナイト」(バットマンのお話で、リアルな世界観を現出した手腕は確実、安定感あり。)
でした。

(c) 2007 Revolution Studios Distribution Company,LLC. All Rights Reserved.
作品賞は、
「アクロス・ザ・ユニバース」。
映画館に3回も観に行きましたからね。ビートルズが好きなことが大きな理由ですし、それに加えて、映画もフレッシュで良かった。あまり買う習慣がないDVDも購入。
「アクロス・ザ・ユニバース」の記事は、こちら。
他の候補作は、つまり2008年のベスト2、ベスト3…の作品になるので、それは後ほど順位発表として公開します。
次回は、その他の賞の発表。その次は、2008年度の順位発表です!
順位についての記事は後ほどですが、ベスト10記事からのトラックバックでも、ここに遠慮なく、していただいてかまいません。
前回までのベスト記事は、サイドバーのカテゴリーにある「記事の分類」で、該当年度の「ベストムービー」から、ご覧ください。
関連記事:第4回(2008年)シネマ停留所映画賞(2)
2008年・映画館で観た映画・好きな順
2008年・テレビ(画面)で観た映画
● COMMENT ●
>まおさん
画像もでかくて、いいでしょ?
今後、この大きさにしようかなー。
選択は普通すぎて面白みがないかもしれませんが。
その他の賞も、けっこう普通だったりして?
好みの女優で映画を観るので、自然と候補もそうなりますね!(苦笑)
日本人にはチト難しい、憧れのヨーロッパであります。
>lalakiさん
ロセッティですか。私は知らないのですが…。この写真、まさに絵画といってもいいですよね、美しいです。
『つぐない』は未見なんですよ~
悲劇チックな話が苦手なので、観るのを躊躇しております(汗)
主演女優賞のナタリーの演技は見事でしたね~
それからヒースも助演も納得です。アカデミー賞にノミネートされましたね。受賞するんじゃーないかなぁ~
>由香さん
「つぐない」は素晴らしい作品でしたよ~。見て損はないと(私は)思います。
ナタポーは、たくさん映画に出ましたよね。ファンとしては嬉しい限り。しかも「ゴヤ」みたいな力演もありました。
ヒースは、アカデミー賞の候補者の中では、いちばん受賞確実ではないかと感じています。(他の候補者の演技を見てないですけどね!)
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ボーさんの記事を読んでいると、なるほどな映画ばかりです。
やっぱり主演女優賞候補は多し?!
いやー、その他の賞も楽しみです♪