「スウィート17モンスター」 - 2018.12.18 Tue
気持ちはわかるよ、これは。
たったひとりの友が、自分と比べて出来がいい(と思っている)、あまり仲のよくない兄とカップルに!
最悪でしょ。また、ひとりになるし。
好きな父はいなくなり、母や兄とはうまくいかず。
学校の隣の席の男子とちょっと付き合ったり、憧れの男子にメールしようかどうしようか、なんて。
ヘイリー・スタインフェルドさんが、抜群の「実在感」で演じる。
駆け込み寺的な存在の先生が、ウディ・ハレルソンで、これがまた、いい味がしみ出た。(スルメかっ!?)
個人的には、ハンパな友人などいなくても、いっこうにかまわないが、若いころはこうやって、つながりを求めて悩むものかもしれない。
「こじらせ女子」とか言うが、その言葉は嫌い。こじらせたくてこじれてるのではないし。
自分を悲劇の主人公だと思い込むなってこと。自分だけじゃないよってね。
邦題は、17歳でスイートだけどモンスターだっていうイメージですか。考えようによっては、大はずれでもないか。
ヘイリーさんには、若手女優主演賞でもあげたいくらい、よかったよ。
(12月16日)
THE EDGE OF SEVENTEEN
2016年 アメリカ作品
監督 ケリー・フレモン・クレイグ
出演 ヘイリー・スタインフェルド、ヘイリー・ルー・リチャードソン、ブレイク・ジェナー、キーラ・セジウィック、ウディ・ハレルソン
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) MMXVI STX Productions, LLC. All Rights Reserved.
● COMMENT ●
>fjk78deadさん
あ、本作も好きすよ。
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/3513-6b716446
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)