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2019-10

「キャリー」(4回目) - 2007.08.22 Wed

久々に観た。やはり、おもしろい
原作は、スティーブン・キング。彼の原作ものは、たくさん映画になっているけれど、中には駄作もある。でも、この「キャリー」は傑作となった。
ブライアン・デ・パルマ監督作品中でも、傑作といえるだろう。
デ・パルマ作品では、少なくとも「スカーフェイス」とか「アンタッチャブル」などのマフィア、ギャングものよりは、私はサスペンス、ホラー系の作品のほうが断然好きだ。

キャリー役のシシー・スペイセク、母親役のパイパー・ローリー、この2人のシーンは演技合戦に火花が散っている。
他にも若かりしジョン・トラボルタや、デ・パルマ監督お気に入りとなるエイミー・アーヴィングナンシー・アレンなど、魅力的な俳優陣。
「キャリー」のオーディションは「スター・ウォーズ」と合同で行われたのだという。どちらの映画に採用されたかで、運命が変わった俳優もいるのだろうか。「スター・ウォーズ」でレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーがキャリーを演じていたとしたら、名前としては、ぴったり!(でも、役には合ってないね。)

プロムの女王になるキャリー
(c) 1976 United Artists Corporation.
An MGM Company. All rights reserved.

オープニングのシャワーシーンのスローモーションは、ピノ・ドナジオの美しい音楽に乗った、きれいでエロティックで劇的な名場面。
今回DVDで観て、はじめて認識したが、ナンシー・アレン、すっぱだかである! エイミー・アーヴィングは下着をつけていたけれど、この差は何なのだろう? 誰がハダカで、誰が着衣で撮るのか、監督が決めたのだろうか。興味しんしん…。
監督、あとでナンシーと結婚しちゃうくらいだから、この時点から目をつけてたに違いない。(笑)

シシー・スペイセクは自分からキャリー役に立候補したそうだが、彼女のキャリーは絶品だ。
高校生にもなって初潮も知らないような、おどおどした幼い感じの、いじめられっ子。家には、キリスト教を狂信する母親がいる。

(モダン)ホラーという分野に入る映画ではあるけれど、怖さというのは、あまり感じない。
悲しさ。これが大きい。
幸せの絶頂に持ち上げられてから、一気に不幸な目に落とされる、そのストーリーの鮮やかさ、イコール、キャリーの悲しみの大きさ。
彼女が、精神の力で物を動かす、つまり念動力(テレキネシス)を持っていたばかりに、悲しみの果てに惨劇を引き起こしてしまう。

学校と自宅で、悲劇が続く終盤の迫力と緊迫感
エイミー・アーヴィングがプロム(卒業前のダンスパーティー)での悪だくみに気づくところから始まるスリル。
家に帰っても、キャリーには安息の場はない。母親との対決。

驚きのラストは評判になった。もちろん、ここには書かないが、封切当時の映画館では、悲鳴が数分間も続いたとか。
ほんとに心臓に悪いので、初めて観る方は、ご注意ください。

扉の陰に母親が…!
(c) 1976 United Artists Corporation.
An MGM Company. All rights reserved.

(8月19日)

CARRIE
1976年 アメリカ作品
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 シシー・スペイセク、パイパー・ローリー、エイミー・アーヴィング、ウィリアム・カット、ベティ・バックリー、ナンシー・アレン、ジョン・トラボルタ、P・J・ソールズ、プリシラ・ポインター

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七月のうさぎ様キャリー@映画生活様goo映画様、映像全般を楽しもう(ブログペットのグループ)

評価☆☆☆☆(4点。満点は5点)

● COMMENT ●

かなり好きです

この映画はいいですね~
デパルマの中でもベスト3に入りますよ
アメリカの学園ものってイジメが露骨なのが多いですが
そんなパターン化したドラマに
サイコキネシスを取り入れたのが良かったな~
あっ チラっとですがダリル・ハンナも出てましたね

>dora21さん

いいですよねー。
改めて見直しました。
いじめ、母親の影響(抑圧、不理解)…キャリーの生活環境は異常すぎ、その結果は悲劇しかなかったと思うと、かわいそうすぎます。
超能力は魅力でした。
メロディアスな音楽も忘れられません。逆にサスペンスフルな音楽はヒッチコックのようです。ナイフが飛ぶときなどは、バーナード・ハーマン作曲の「サイコ」のシャワーシーンのような効果音!

…デ・パルマ作品にダリル・ハンナが出ていたのは、もしかして「フューリー」のほうでは? あ、「フューリー」も観たくなってきました!!

あまりに怖そうで観てない…けど、ラストは知っている邪道な私です(笑)
キング作品は、ホラーが映画になると8割は失敗しているという印象ですが、
この映画は成功作として特出しているようですよね。
うーん、観てみようかな?

>まおさん

ぜひ観てください! 怖くないですって。
時間も90分くらいで、無駄がありません。
トラボルタが「サタデー・ナイト・フィーバー」でブレイクする前の、悪ガキ演技も見られますよ!
ラストを知ってたら、心臓にも優しいので、かえっていいかもしれません!(笑)

そうでした(汗)

ハンナが出ていたのは
フューリーでした
どちらもエイミー・アーヴィングが出ていたので
勘違いです

衝撃のラストは本当に心臓に悪かったです。
私はキャリーが血まみれになるシーンもすごく怖かった。。。

>dora21さん、Nanakonaさん

dora21さん、あ、なるほど! エイミーちゃんが出てますね。
勘違い、お気になさらず。私も、しょっちゅう、してます。

Nanakonaさん、映画史に残るシーンといってもいいものですよね。
血まみれ…浴びたときは、そんなに、かかってない感じなのですが、後のシーンでは全身にかかっているみたいなんです。ちょっと変かも!?

ホラーの秀作!

TB&文中リンクありがとうございま~す。

そういえば、キャリー・フィッシャーって結構デ・パルマ監督の好み路線かも。(笑)
けど、「キャリー」はやっぱりシシー・スペイセク以外には考えられないなぁ。
キャリーの同級生じゃないけど、「キャリー」のシシー・スペイセクは見ていて本当にイラつくんですよ。
それだけ上手いってことなんだろうけど、これって女優として凄いことだと思います。
それに可愛らしく見えたりホラーだったり、見る角度によってここまで顔のイメージが変わる女優さんも珍しいですよね。
何が怖いってシシー・スペイセクの「顔」が一番怖いですもん。(;_;)

ちなみに、例のラストは初見時は指の間からチラ見してました。
で、2度目にチャレンジした時に、、、えへへへへへ、見~た~よ~。え?平気でしたが、なにか?

>小夏さん

えっ! キャリー見てて、ムカツクんですかっ!
むむう、さすが女子というべきか、そういう視点は、まるで気づかなかったです。
DVD特典で、ナンシー・アレンが言っていました。シャワーシーンではキャリーが大嫌いだったと。演技でやっていても、実際にもそういう気持ちになることがあるのか、と思いました。
プロムの場面では、けっこう可愛く見えましたよね。シシーの顔立ち、個性的で、女優としては、お得なのか損なのか、よく分からない…。

チラ見してたということは、何が起こるか、ご存知だったのですね。知ってれば、どうってことないけど、知らないと絶対に、びっくりですよ!

ボーさんのレビューを読んだら・・・

ますます「キャリー」、見たくなってしまいました~♪
そういえば、キャリーは母親との確執もあったんでしたね。忘れてました。
シシー・スペイセクは当時もう25歳か26歳ぐらいだったんですよね。
そういう意味でも女性はオソロシ~^^;

>kiyotayokiさん

記事を探し出して読んでいただきまして、ありがとうございますー。
観たくなりました? じゃあ、ぜひチェックしましょう! またWOWOWでやらないでしょうかねえ?
シシーちゃん、高校生役に違和感ないですもんね。見た目の年齢詐称!?
ナンシー・アレン、エイミー・アーヴィングにしても、実年齢は、たしか高校生じゃないんですけどね…。

『キャリー』、やっと再見することができました♪
いやあ、よかったです(^^。

コメ、ありがとうございますっ!
鑑賞のきっかけになって、うれしいです。

大好きです~^^

デ・パルマ監督作を観たのは、多分この『キャリー』が最初☆
これは忘れられない作品ですね~

シシー・スペイセクの思わずいじめたくなる風貌、
憎たらしいナンシー・アレン、
何にも考えてないトラボルタ。
そして明らかに狂ってる母親。
言う事なしです。(先生はそれほど印象にない。覚えてるけど)

昔、家で今作を観てた時、横から母が
「あっパイパー・ローリーやん♪こんなんに出てるんか~♪♪」と言った事がありました。
往年の映画ファンには知られた人?みたいですね☆

ちなみに『フューリー』はボーさんの記事を読んでも思い出せない・・・
燃えるヤツですよねぇ?
『悪魔のシスター』はいつも店頭で借りようかどうしようか迷うんだけど、結局後回しにしてしまう一本。
今度こそ借りて観よ~

ところでこの『キャリー』、最近(2年程前?)リメイクされましたよね。
でもオリジナルが完成され過ぎているので
どうも観る気になれません^^;
あのキャリー役を越えるのはムリでしょ★

>わさぴょんさん

ありがとーございます。
キャラクターは、ばっちりですよねっ!
パイパー・ローリー、有名な出演作はポール・ニューマンの「ハスラー」じゃないですかねえ。

「フューリー」は、念力で触れると出血させたり、空中浮遊させたり、ラストは…言わないでおこうっと。
「悪シス」は見ました! 今度書きますから、お楽しみに! やたら、おもしろいですよー。B級風味もあり。
「キャリー」のリメイク、あったような気もしますね。興味わかなかったですよねー。

「キャリー」、僕も大きなスクリーンで観たくなっちゃいました(^ ^ゞ

>kiyotayokiさん

ぜひ、映画館へお越しください。テレビ画面とは別物ですよね。

キャリー

大きな画面で観てきました。

いやあ、よかったあ。

悲しかったあ。怖かったあ。ひたれたあ。

>ふじき78さん

大きな画面だと、さらに、いいでしょ!
悲しいです。
キャストも、奇跡のように、ハマッってましたねえ。

こんばんわ

ボーさん。
制作年月日が違ってることを教えて下さってありがとうございます♪

今見たら、さすがに古臭さを感じますが、やはり名作ですよね。
後半の盛り上がり、シシーの表情の怖いこと!
ナンシー・アレンの抜群の可愛さにキュン♪となりました。
ボーさんは、5回も感想をお書きになるほどのお気に入り作品なのですね☆


だいぶ前のお話ですが、マリリンの顔柄のカーディガン・・・。
(もうお忘れですよね)
パッと見はヒョウ柄っぽいのですが、よく見るとマリリンの顔がいっぱい並んでるという変わった柄でお気に入りです(・∀・)

>mia☆miaさん

こんばんは!
コメントに書いちゃっていいものかどうか、考えちゃいましたよ。
…5回目などとあるのは、5回見たということで、必ずしも5回分の記事があるわけではないのです…たとえば3回目だとしても、ブログ記事にするのが初めてだったら「3回目」とは特に書いていません。そのあと、もう1回見て記事を書いたら、ブログの中で2つを区別するために、はじめて「3回目」「4回目」とつけているわけです。
…という、長たらしくて、めんどくさい説明をしてみましたけど、おわかりでしょうか!?

カーディガン覚えていますよ。もちろん! マリリンだから、忘れるわけがないです。顔がいっぱいなんですか! 想像つきます!


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小鳥頭
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クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


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  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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