「ギルバート・グレイプ」 - 2005.04.08 Fri
1993年 アメリカ作品
監督 ラッセ・ハルストレム
出演 ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス
何年かぶりに再見。デップもディカプリオも若いねー。当たり前だけど。今考えると豪華な共演。本作では、ロン毛のジョニデと18歳くらいのレオ君。
それに、現在では一流の「くせ者脇役」(?)となったジョン・C・ライリーが出ている。最近では「シカゴ」で♪ミスター・セロファン♪と寂しげに歌っていたり、そういえば「アビエイター」ではレオ君と再共演じゃないか!
過食症で異常に太ってしまって家から出ない母親や、脳に障害がある弟を家族にもつ青年ギルバート。家族を養って働く彼は、小さな町の中に、くすぶっているしかない。
トレーラーで旅をしながら暮らすジュリエット・ルイスが町に来て、彼女とギルバートは恋仲になる。
ギルバートにとって、彼女は町の外からやってきた、自由を象徴する存在でもあるだろう。
ジョニー・デップの淡々とした演技は、この頃から光っているね。
ラストで家を○○○のは、よく考えると、こんなことしていいのだろうか?と思わないでもないが。
デップと浮気していた人妻の、夫婦関係については、いろいろ解釈がありそう。
それから、お母さん。ホント、太りすぎですよ!
ラッセ・ハルストレム監督。人間や家族といったものを真摯に見つめる視線の基本に、暖かみや希望があるところが好きだ。
彼の作品には「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」「サイダーハウス・ルール」「ショコラ」「シッピング・ニュース」などがあって、どの映画も好き。(4月3日)
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Rocking Chair Blog様
評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
● COMMENT ●
ギルバートグレイプ
>mobeerさん
ジュリエット・ルイスは、いまもたくさん映画に出ているようです。ただ、日本であまり観られないだけなのか。
ハルストレム監督作品も、最近観ないんですよね…。
心に残る作品
これは暖かく優しい映画で大好きです。
ギルバートが健気過ぎて、気の毒に思えたんですが、
本人は他人が思うほど、家族の世話が苦痛じゃなかったのかもしれませんね。
ギルバートの幸せには心から拍手を送りたくなりました。
「マイ・ライフ・アズ・・・」は未見なんですよ~
ボーさんが書いているあとの3本は観ましたが。
>YANさん
何か、足かせがあって、自分が好きなことができないというのは、珍しいことではないと思います。
そうしたときに、どう生きるか。などなど、いろいろ考えさせる映画でもありました。
「マイ・ライフ~」は、私も記憶が少し薄れています。いつかは再見したいものです。
若い!
古い記事にtbしてすみません~
ジョニーとレオがとっても若くて新鮮でした。
>ノルウェーまだ~むさん
若いって、私のことですかっ!?
あ、ジョニーとレオか。。。
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レオの障害者っぷりはすごかったですよね。この人大丈夫!?ってくらいはまっていた演技だったと思います。
そういえばこの時代結構アイドルしていたジュリエットルイスは最近すっかり見なくなってしまった様な気がします。今何をしているのでしょうか?
(^^;)