「ボーン・アイデンティティー」に続いて、続編の本作を鑑賞。
アメリカ同時多発テロ事件で墜落した航空機を中心にしたドラマを取り上げた、ドキュメンタリー風の緊迫感あふれる映画「ユナイテッド93」(2006年)を監督したポール・グリーングラスが、その2年前に作った作品になる。
この映画で、はじめてのハリウッド大作に抜擢されたグリーングラス監督だが、物語展開は快調そのもの。
インドで暮らしていたボーン(マット・デイモン)とマリー(フランカ・ポテンテ)だが、平和な日々をおびやかす影が…。
CIA関係者の機密に関わる事件が起き、またしてもボーンの身に危機が迫る。
陰謀に深く巻き込まれたボーンは、追われる一方で、自分の過去を追い続けながら、ナポリやモスクワへ飛ぶ。
短いカットの積み重ね、ハンディカメラ撮影による画面の揺れ。緊迫感の演出のうまさは、なるほど「ユナイテッド93」に通じていくような特徴もあるような…。
1作目を超えようと頑張ったカーチェイスも迫力。
ラスト、少女に会いに行く場面も、いい。ちょっと、かっこよすぎるけど…。
危険であっても、彼は行かなければならない。そうしなければ、自分の気持ちは、すまない。そこから先へは進めないのだろう。
エンドタイトルは、1作目とデザインも歌も同じ。完璧に続編してて、なんだか嬉しくなる。
スプレマシーは「至高」という意味だが、すっげーヤツ、ボーン。ってことかいな?
(11月17日)
THE BOURNE SUPREMACY
2004年 アメリカ作品
監督 ポール・グリーングラス
出演 マット・デイモン、ジョアン・アレン、ブライアン・コックス、ジュリア・スタイルズ、フランカ・ポテンテ、ミシェル・モナハン、オクサナ・アキンシナ
トラックバック:
Rocking Chair Blog様、愛すべき映画たち様、ボーン・スプレマシー@映画生活様、goo映画様、映像全般を楽しもう(ブログペットのグループ)
評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
↑ TOP
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/1032-f182a9c5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
The Bourne Supremacy(2004/アメリカ)【監督】ポール・グリーングラス【出演】マット・デイモン/フランカ・ポテンテ/ジョーン・アレン今回は、「ハラハラドキドキ!」(まだまだ募集中です!)へ投稿していただい
コチラの「ボーン・スプレマシー」は、「ボーン・アイデンティティー」の続編で、ロバート・ラドラム原作"ジェイソン・ボーン"シリーズ2作目となるサスペンス・アクションです。 ちなみに、原作の小説のタイトルなんですが、原題は、「The Bourne Identity」、
愛の終わりは、戦いの始まり。
【関連記事】
「ボーン・アイデンティティー」
「ボーン・アルティメイタム」
ボーン・アルティメイタム...
ボーン・アルティメイタムで登場したパメラはベルリンで繋がっていたのですね。ボーンの彼女かと思ったら、CIAの捜査官のアシスタントとしてボーンに関わっていたのか。
ボーン・スプレマシー 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]
「ボーン・スプレマシー - The Bourne Supremacy -」 感想
パメラ・ラ...
JUGEMテーマ:アクション映画全般
 
 
「ボーン・スプレマシー」
原題:The Bourne Supremacy
監督:ポール・グリーングラス
2004年 アメリカ映画 108分
キャスト:マット・ディモン
フランカ・ポテンテ
ジョアン・アレン
カー...
マリリンのカレンダープレゼント « | BLOG TOP |
» マリリンの写真2点
おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。
マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。
このブログのトラックバック・ポリシー
(2009年1月10日、修正)
過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。
映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。
自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。
マット・デイモンにアクションとは、と意外性があったのに、
今作では、すっかり馴染んでますよね~
さらにシャープでクレバーなところを見せてくれてます。
少しずつ過去が明らかになっていきますが、
「アルティメイタム」でどうなるんでしょう?
(この言葉の意味のほうは、全く分かりません)
ボーさん、劇場鑑賞の前にしっかり復習ができましたね~(^^)
あ、予習と言うのか?
つまり前2作の復習で3作目の予・・どうでもいいや・・(^_^;