topimage

2017-06

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」 - 2007.12.06 Thu

第1作目は、チケットをもらったので観に行って、なかなかいいじゃんと思った。
今回の続編は初めは、あまり観る気がなかったけれども、あの登場人物たちがどうなるのかな、という興味が多少わいてきて、とうとう観に行ってしまった。
日劇1という大きな劇場で上映だから、人気のほどが分かろうというもの。

鈴木一家。
(c) 2007「ALWAYS 続・三丁目の夕日」製作委員会

まず開巻そうそう、え、これは一体?と驚いた。
東宝映画の大スターがゲスト出演、大暴れだ。
こういう遊びは楽しい。


お話は、相変わらず2つの家族が中心。
売れない作家と小学生の息子の家。そこへ本当の父親(だっけ? もう細かい人間関係忘れた!)がやってきて、息子をきちんと大学まで行かせられないなら引き取る、という。
演じる小日向文世、いろんなところで見るので飽きるが(1月からのテレビドラマでは主役までやるという)、イヤミではあっても、彼の考え方も理解できる。つまり、嫌われ役であっても、悪いヤツではないのだ、この映画の主な登場人物は

作家は奮起、芥川賞を狙って小説を書き始める。
他の賞にチャレンジしないのは、まだ他の賞がなかったのか、芥川賞の賞金が高かったのか、それは私には、さっぱりわからない!(賞、あ、違った、笑)
加えて、作家には、離れていった彼女がいる。彼女との仲がどうなっていくのかも、映画の見どころ。

もうひとつの家族は、夫婦と小学生の息子、住み込みで働く女の子の4人。(上の画像)
そこでは、親戚の小学生の女の子を、しばらく預かることになる。
私が本作で、いちばんよかったと思うのは、この家の息子、一平(小清水一揮)だ。
見知らぬ親戚の子、美加(小池彩夢)が一緒に暮らすと聞いて、嫌がったりしていたのが、だんだん彼女を好きになってしまい…という今回の役柄。
ユーモラスに茶化すような発言で周囲を笑わせることが多く、生き生きしている。

何かの記事で読んだところ、小清水くんは、本当に彩夢ちゃんを好きになったらしく、それが自然に、いい演技になった。
美加が一家と別れていく場面は素晴らしかった。美加とトモエ(薬師丸ひろ子)のやり取りは感動的だし、美加と一平のやり取りは微笑ましい。
別れというのは、どんな小さなものでも、少なからず、いつも胸がチクンとしてしまう。
離れてしまうと、どうしても忘れたり疎遠になってしまうものだが、美加と一平は、どうなるのだろうねえ。

主な登場人物それぞれに、エピソードがあり、話がいろいろな方向に行く。
昔の恋人に偶然出会ったりするのは、ちょっと都合がいい話っぽかったり、同窓会で会った昔の戦友との話は、何だか不思議なものだったり。
そんなエピソードたちを散漫と思わず、おもしろく見て、楽しめばいいのだろう。

おそろいです。
(c) 2007「ALWAYS 続・三丁目の夕日」製作委員会

この映画、あたたかい人情にひたればいいのだ。
世の中、金じゃない、といっても、この映画の主役である住人たちは、あることで金の力を使おうとする。
だが、それも他人を思いやる気持ちからなのだ。
金の力を使おうとして、それが失敗かと思われたとき、しかし、映画はそこでは終わらない。最終的には、
人情、思いやり、愛>金
なのだった。

寅さんシリーズなき今、このシリーズを続けたらどうか、という声もあるようだが、旅に出ることで、さまざまな話を作ることができそうな寅さんと違って、「三丁目」はシリーズ化できるだろうか。
シリーズ化されたら、気分としては私はあまり観たくない。私は、寅さんシリーズはワンパターンのベタベタな印象があって好きではないのだが、それと同じようになったら嫌だし。

(11月24日)

2007年作品
監督 山崎貴
出演 吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪、堀北真希、須賀健太、小清水一揮、小池彩夢

トラックバック:(ここでリンクしていますので、トラックバック返しをいただくと、二重リンクになります。トラックバック返しはご無用に願います。)
ねこのひたい~絵日記室<ネタバレなしの映画評?>様アスカ・スタジオ様二子玉川 de ぼちぼち絵日記様映画のお友達様ALWAYS 続・三丁目の夕日@映画生活様シネマトゥデイ様goo映画様、映像全般を楽しもう(ブログペットのグループ)

追加トラックバック:映画の心理プロファイル様レザボアCATs様

評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

こんばんは、ボーさん。

オープニングは楽しめましたね~。この感覚は好きです(笑)

一平くんと美加ちゃん、美加ちゃんとトモエ
のやり取り、胸打たれました。
別れのシーンは、ピュアな子供たちに涙しましたね。

金より大切なもの、映画で見させてもらいました。
現実は、なかなかこうは行かないでしょうけど、彼らの魂を忘れないでいたいですね。

チェズさん、おはようございます。
そう、現実は、こうはいかないと分かっているけど、映画ではうまくいってほしい。うまくいくのを見るのが幸せ、というところがありますね。
見ているほうの夢の投影なのかも。

オープニングも楽しかったです! 東京タワーまで、えらいことに…。

リンク&コメントありがとうございます。
私はもともと日本映画尊重派ですので初日に観た口ですが、日本映画はあまり観られないボーさんも観られましたか。これは相当なものでは。と思いました。でも、これで打ち切りでしょう。仰る通り寅さんシリーズと同じようになってもいけませんね。といっても私は寅さんシリーズそれぞれに個性があって好きですけど。

アスカパパさん、これは前作を観ていて、続編だから、ということも大きいですね。
去年は溝口健二や木下恵介の映画を観たりしましたし、日本映画を差別しているわけではないのですが、自然に興味の湧いたものを観ると、日本のものが少ないんですよね。

「続・三丁目」は、私にとっては子役のほうに収穫がありました。

日本映画はどうしても後回しにしてしまいがちなので、1作目も録画したまんまになってるんですが、これを機会にまず「1」のほうを鑑賞してみたいと思います(^^;

こんばんは、ボーさん。

私にしては珍しく、コレの第一作目(笑)見ています。
頂いたDVDで見ました。よかったー。カンドーしてました。

第2作目も見たいと思っています。
ちょつとお話が聞けてよかったなー。

kiyotayokiさん、録画しておいて後回しになることもありますね。「1」を見ると、「2」も観ないではいられなくなりますよ!

こころさん、こんばんは。1作目、ご覧になってますか。2作目は映画館? DVD? 内容的には大画面でなくてもいいとは思いますけど。でも、映画館だと感動も違うかも?

続編はあまり見に行く気がなかったんですが
子供も行きたいと言い出したので
行ってきました
あのオープニングはテンション上がりましたね~
正直、テンション低かったのですが
一気に上がりました
ストーリーも三丁目らしく良かったですね

dora21さん、観てこられましたか!
あのオープニングは、doraさん好みかもしれませんね!
確かに、テンション上げるには、バッチリなシーン! 彼のファンも世界中に多いですし。
三丁目の世界は、前作に続いて健在でした。

寅さん映画の人情劇と似ているようでやっぱり違うのは
松竹と東宝のカラーの違いもあるのかな~なんてことも思ったりしましたが、
前作を見ていなくても十分楽しめる作品でした。
ただ、続編の楽しみであるディテール部分は、
今度録画してある前作をちゃんと見てしっかり確かめねば(^^;

>kiyotayokiさん

あ、前作を録画してあるんでしたね。
先にご覧になっておけばよかったのに!
私など、前作を観てるのに、小日向さんがホントの親だっけ?と人間関係が思い出せませんでした!(爆)
いかに記憶力がないか分かりますねー。

今日もこんにちは☆

ボーさん♪
この映画は、人の温かさが感じられるいい作品でしたよねw
1は見てないんですが、確かにシリーズ化されるのはちょっと、って感じはありますよね。
でも、されそうな気がするんですが・・・ボーさんはいかが?^^;

>とらねこさん

こんにちは~!
はい、たまには、こんな映画に浸るのもいいかとは思います。
映画製作会社は、ヒットした映画は続編を作りたいと思うでしょうね…。どんな脚本ができるかによるでしょうか。
あ、原作からネタをもってくれば、だいじょうぶかも!


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/1038-4a086c9e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

5/27 ALWAYS 続・三丁目の夕日(’07)

先日新作DVDリリースの山崎貴監督作品。3年前前作「ALWAYS・・」を見ていたので、気にはなっていた続編。昭和34年の東京、夕日町3丁目に暮す人々の生活を描いた人情ドラマ。 やはり前作同様、近所の人々、家族、夫婦、親戚間の複雑な摩擦はカットした自然な和、の居

「ベティ・ペイジ」 «  | BLOG TOP |  » 断定(BlogPet)

gooブログで当方URLが勝手に、はねられ、TBも行かない件。お返事をいただいた。違うgooブログ宛てであっても、同じURLからまとめて多量に送るのはダメで、あくまでも目安だが、10分間以内に3件以上トラックバック送信等実施した場合、規制対象になる可能性がある、という。3件送信した場合、10分ほど間隔をあけてから次のトラックバック送信をしてください、という。3件で「多量」ですか。映画のTBをするときは、まとめてしちゃうのが普通なんですけど、そんなんだったら、めんどくさくて、やらなくなるよ。みなさんも規制対象にならないように、お気をつけください。 この仕組みを知らずに規制されてしまったブロガーさんが他にもいるだろうに…改善してくださいと言っておいたが、返事はない。改める気なんかないんだろう。でも、改善しない限り、上記文章は削除しません。 あ、でも改めたとしても、わざわざ知らせてなんかくれないだろうから、永遠に削除できないな。(笑)(2015年1月問い合わせ済)


マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



日本マリリン・モンロー・クラブ 会員募集中!

このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


黒猫マリリンはカーソルで、かまってやってね!
鳴いたり、手を出したりするよ!


クリックで救える命がある。

プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード