2008/02/11(Mon) 21:05
本当のことを言えば、エッチシーンが第一の目当てで観に行ったことを白状しなければならない。(いや、白状しなくてもいいんだけど。)
しかーし! じつに丹念に、女と男の愛の姿を追った、悠然たる作品だった。
観る直前に、上映時間が2時間38分あることを知り、少し、たじろいだが、長さはほとんど気にならなかった。
「あなたはタブーを目撃する」などと公式HPにもあるが、いわゆるエッチなシーンは、私に言わせれば、たいしたことはない。アクロバット的な体位は笑えそうなくらいだったし。

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| (c)FOUCUS FEATURES,EDKO FILMS/WISEPOLICY |
営業戦略的には、エッチを押し出してもいいだろうが、それ(だけ)が映画の大切な部分ではない。(エッチに引かれた私が言うのも説得力がない!)
本作が描くのは、愛の感情の動きだ。
1万人の候補者から選ばれ、演技の練習を重ねていった、新人の主演女優タン・ウェイの素晴らしさ。
アイリーン・チャンの原作短編は「色・戒」という。(映画は「色|戒」。色と戒を区切る壁が鮮明になっている。)
タン・ウェイの清楚さが、「色」(愛欲)に染まっていきながら、「戒」(いましめ)へと戻りつつ、揺れ動く女の情感。
清楚と妖艶が見え隠れする、なんと美事な存在感か。
相手役のトニー・レオンとともに、セリフ以外のところ、表情や視線など、心と動作で演じる部分が、力をもって迫ってくる。
ベッドシーンは、そうした2人の感情の激突の象徴といってもいいのだろう。
そして、ラストへ向かって最高潮になっていく、さまざまな決断と、物語が終息を迎える様を目にすれば、胸を衝(つ)かれずにはいられない。
主演の2人、とくにタン・ウェイがメインの映画である。
タン・ウェイは、10代の頃からモデルとして活躍し、2004年のミス・ユニバース北京大会で第5位だったという。
映画でも素晴らしい演技を見せた彼女、天は二物を与えたんですねえ。彼女のチャイナドレスに包まれた美しさも堪能した。
物語の舞台は、日中戦争(1937年〜1945年)時の中国。
日本に協力する男(トニー・レオン)を暗殺しようとするグループの一員が、タン・ウェイの役どころ。
男の警戒が厳重なので、彼女が男に近づく。暗殺が可能な状況を見つけるか、作るかしなければならない。
作るとすれば、2人だけになる情事に持ち込む作戦も、当然考えられるわけだ。
彼女自身は初めは、それほど乗り気ではなかったと思う。血気盛んな仲間、なかでも、ちょっと好意をもっている男と一緒に行動をともにしたい気持ちのほうが愛国心よりも大きかったはず。
若者たちの未熟な計画。どんどん彼女の負担は重くなり、ついには計画自体が思わぬ危機にさらされることになる…。
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(c)FOUCUS FEATURES,EDKO FILMS/WISEPOLICY |
「ラスト、コーション」というタイトルを知って、え、「ラスト・コーション」じゃないの? なんで「、」なんだろう、変なタイトルつけるなよ、と思っていたのだが、じつは原題のとおりだったのですね。訳すと「欲、警告」といったふうになる。
つまり原作のタイトルどおり「色、戒」。
でも「ラスト、コーション」では、やはり意味は分からない。「ラスト」は「最後の」という意味だと、ずっと勘違いしてたし。
それはともかく、女と男の違いを、まざまざと見せつけながら、男(私)は女の情念に圧倒される。
見ごたえのある一作だった。
(2月9日)
LUST, CAUTION
2007年 中国・アメリカ作品
監督 アン・リー
出演 タン・ウェイ、トニー・レオン、ワン・リーホン、ジョアン・チェン
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評価☆☆☆☆(4点。満点は5点)
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『その愛は、許されるのか?』
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2007年。製作国・地域:アメリカ・中国。監督:アン・リー。 見てまいりました。トニー見たさに行ってまいりました、『ラスト、コーション』。 疲れた、見るのにめちゃくちゃ体力を消耗した。でも良作、かなりの佳作。ヴェネチアで金獅子ということだそうですが、賞とる
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第二次世界大戦中、日本に支配される上海。
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□作品オフィシャルサイト 「ラスト、コーション 色/戒」□監督 アン・リー□原作 アイリーン・チャン□キャスト トニー・レオン、タン・ウェイ、ワン・リーホン、ジョアン・チェン ■鑑賞日 2月10日(日)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★☆...
「ラスト、コーション」★★★★
トニー・レオン、タン・ウェィ主演
アン・リー監督、アメリカ 中国 、2007年、158分
日本軍占領下の1942年の上海、
大学生だった主人公は、演劇仲間と抗日運動に
加わり、ある男の暗殺計画に強力する。
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1942年──日本占領下の上海
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その愛は、許されるのか?
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「ブロークバック・マウンテン」でオスカーを受賞したアン・リー監督の最新作。
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原題は「色・戒」、英題は「LUST, CAUTION」。
LUSTは「肉欲(を抱く); 渇望(する)」・・・の意味。
CAUTIONは「用心(深さ), 慎
原題:Lust,Caution/色・戒
どうしても思ってしまうのが、題名の意味だよね、最後の注意事項みたいな意味ありげなことを想像するけど、実は色欲に注意しなさいということなのね・・
マージャンのポンチー合戦の見所はよく分からなかったが、R18となったベッ...
1942年、日本占領下の上海。
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イー暗殺の命を受け、彼の元へと忍び寄る女スパイ ワン。
ワンはイーを誘惑し、やがてその魅力で彼を堕とすことに成功する。
人目をはばかる危険で激しい逢瀬を重ねるふたり・・・。
「ラスト、コーション」のDVDを見ました〜♪
劇場で観逃してしまった映画です。昨年の映画Blogerランキング、かなり上位に位置してたのでDVD買っちゃいました〜♪何故かお得意のソフマップの中古コーナーに並んでたんで、即ゲットですよ!(爆)
うーん、...
ラストとコーションの区切りが、“・”ではなく“、”である意味は何だろう?。
..
こんばんは♪
コメントありがとうございます。
エッチシーン目的で行っただなんて、いや正直でいいですね(笑)
でも本当、噂のそのシーンはたいしたことないというか、それよりも
もっと観るべきところ、素晴らしいシーン沢山ありましたよね。
キャストたちの動き目線だけでも様々なことを語ってましたし
ストーリーも面白い。長いのに全然時間気にせず入り込んじゃいました。
演出も素晴らしかったですしね。
そういうの全てが、映画の面白さだと思うのでこの作品すごく良かったです★