「ハッスル&フロウ」
去年のマイベスト、「ブラック・スネーク・モーン」の監督クレイグ・ブリュワーの作品ということで、内容も知らずに観た。
アカデミー賞の時期なので、関連映画の特集放映のうちの1本。歌曲賞を受賞している。

Dジェイ(読み方は、ディージェイ。私のミドルネームBJじゃないよ)(演じるのはテレンス・ハワード)は、メンフィスの町で、ポン引きなどをして女に稼がせて暮らす生活を送っている。
ある日、彼はカシオのサンプリングができるキーボードを手にし、さらに、昔の音楽仲間に出会う。
ラップを作って、町にやってくる予定の人気ラッパー、スキニー・ブラック(リュダクリス)に聞かせよう、裏稼業(ハッスル)から抜け出そう、と決めたDジェイ。
彼の生み出すフロウ(歌い回し)は、夢を現実にするのか…。

テレンス・ハワードが実際にラップを歌っている。
彼の出演作では、私は「クラッシュ」が印象にある。「クラッシュ」の感想文を読み返して気づいたが、テレンス・ハワードとリュダクリスは「クラッシュ」に続いての共演なのだった。
個人的にはラップを聴くことはないが、映画で歌われているのを聴いていると、曲に乗って体が動いてくる。ノリがいい音楽は楽しいね。

アンソニー・ヘンダーソン、テレンス・ハワード、タリン・マニング
(c) 2005 by Paramount Classics, a division of
Paramount Pictures. All Rights Reserved.

Dジェイの女のひとり、タリン・マニング(画像の右側にいる彼女)は、「8Mile」(2002年)ではエミネムの元彼女を演じ、「コールド マウンテン」(2003年)にも出ていたらしい。「8Mile」は未見だが「コールド マウンテン」での役名はシャイラ。どんな役だったか記憶にないぞ。
兄といっしょに、Boomkat(ブームキャット)というユニットでCDも出しているという。

家の一室をスタジオに仕立て上げ、音楽を作り出すところがいい。手作り感と情熱。
妊娠中のDジェイの彼女(タリン・マニングとは別の女性です)がコーラスを録音して、それが曲と合わさって素晴らしく生まれ変わったシーンも感動的。
ラップ(音楽)って、こうやって生まれるのか!

終盤の展開は目が離せず。いったい、どうなっちゃうんだ、これは、って。
主人公のDジェイは、自分勝手で欠点も多い男。きれいごとじゃない生き方。そこがリアル。
クレイグ・ブリュワーは、この作品でも、脚本を書き、監督をしている。
私にとっては、なおも見逃せない監督になった。

(やっと、観た映画すべての感想文が終わった。でも、追いついたと思っても、つかの間。新しく映画を観れば、また、すぐに離されるのであった。)

(2月24日)

HUSTLE & FLOW
2005年 アメリカ作品
脚本・監督 クレイグ・ブリュワー
出演 テレンス・ハワード、タリン・マニング、タラジ・P・ヘンソン、アンソニー・アンダーソン、D・J・クオールズ、ポーラ・ジャイ・パーカー、エリゼ・ニール、アイザック・ヘイズ

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太陽がくれた季節様ハッスル&フロウ@映画生活様シネマトゥデイ様シネマカフェ様、映像全般を楽しもう(ブログペットのグループ)

評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

[2008/03/01 16:33] | 映画感想(自宅で鑑賞) | トラックバック(1) | コメント(2)
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コメント
ご無沙汰しておりました
★ボーさん、こんにちは。
しばらくの間ご無沙汰し通しで申し訳ありませんでした。先日は『ハッスル&フロウ』でのご来訪、また、文中リンクを頂きありがとうございます!

僕は本作が一昨年に劇場公開された時に二度映画館に足を運びましたが、ともかく小規模な公開形態(※封切はテアトルタイムズスクエア単館のレイトショー上映)で、作品プログラムも製作されていないありさまでした。しかし、ともかく、僕にとってはアメリカ娯楽映画として大きな感銘を得られました。オープニングから仕舞いまでに映画のリズムと同体化して行くような瞬間、高揚感を何度も味わえたように思い起こします…。また、DVDで再鑑賞したくなって来ています。

>「ブラック・スネーク・モーン」

本作品、ボーさんの「2007年ベスト映画」なんですね! 僕はこれから観ますので、ボーさんのレヴューも斜め読みにとどめておきました^^が、そう、「黒ヘビ…」では言わずもがな“ブルース”が肝となるのでしょう。作品解説などにある主人公とヒロインの関係性に表面的に触れただけですとキワモノとして受け止められもしてしまうであろうドラマが、音楽/ブルースの響かせ方、扱い方にによって最終的に如何なるカタルシスを与えるものと成り得ているのか…などと、まだ観ぬこの映画に僕なりに思いが及んでいます…。こちらもDVD鑑賞したいです!

それでは、ブログの方もこれから少しずつハッスルして、書きたい事をフロウして行きます(←ここら辺り、何も考えないで書いてます(笑))・・・ので、
また、あれこれで宜しくお願いいたします〜(^^)v
[2008/03/05 14:35] URL | ダーリン/Oh-Well #kUrDHxuE [ 編集 ]
>ダーリン/Oh-Wellさん
こんばんは!
おひさしぶりでございます。

この作品、そんなに冷たい扱いの公開だったのですか。
スターは出ていないですけどねえ…。

「黒ヘビ、モ〜ン」を1位にするヤツも少ないと思いますが、思いのほか良かった度の大きさもあります。
ですから、期待しないでください。(笑)

ブログのてっぺんで語っていますように、現在、TB返しは削除の方針ですので、ご了解ください。

まじめに人生のメッセージを発する(ハッスル)のがいいと思います。浮浪(フロウ)人になるよりも…。←意味なし。(爆)
[2008/03/05 22:53] URL | ボー #0M.lfYJ. [ 編集 ]
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映画『ハッスル&フロウ』
原題:Hustle & Flow アカデミー賞の歌曲賞を"It\'s Hard Out Here For A Pimp"で受賞、ノミネートされていた主演男優賞は逃すも、吹き替えなしのラップでも才能を発揮している・・ Dジェイ(テレンス・ハワード)は、メンフィスでピンプ(ポン引き)とマリ
[2008/03/03 00:37] 茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり〜
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