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2020-08

「弓」 - 2008.04.08 Tue

よく言えば、詩的で幻想的。
悪く言えば、エロジジイの妄執話。(笑)
キム・ギドク監督の映画を初めて見た。
よく、特徴がある監督だ、鬼才だ、という話を聞くので楽しみにしていたが、まさに!




変わってる。けど、好きか嫌いかと聞かれたら、好きだ
第一、女の子が、なんともいえず美少女。(←それかい!)
石田ゆり子似?(自信なし)
ポスター?
主演の女の子と爺さんは、しゃべらない。
笑ったりはするが、言葉は話さない。女の子が爺さんの耳に口をつけて、ひそひそやってるから、話せないわけではないはず。
この、セリフのなさが、「映像で見せる」という映画の一面を輝かせている

爺さんは、拾ってきた女の子を船の上で育てて、やがては結婚しようとしている。
端から見れば非人道的にも映るが、爺さん、惚れまくってる。
外から来た釣り人、外の世界に、心を引かれはじめる女の子。
独占欲を見せる爺さんに反発する女の子。
なんとも不思議な関係だ。たらいで裸になった女の子を洗う爺さん、それを許す女の子、ときたら…これは、もう本当の話じゃないでしょう。

占いと称して、ブランコをする女の子の向こうにある的に向けて弓を射る爺さん。笑みをたたえる女の子。
矢は女の子をかすめて的へ。何のために、こんな危ないことをするのか、説明はない。
でも、印象的な絵になる

最後には、夢か幻想にかすめて、この可憐な少女をよがらせ、女にしてしまう、ギドクの脚本。
エロジジイの執念、おそろしや。いや、素晴らしや。愛するとは命をかけること。
何がどうだ、というより、感じてみるのがいいんじゃないの?

「弓」の英語タイトルは、THE BOW。ボーといっても私ではありませんので。

(3月23日)

THE BOW
2005年 韓国・日本作品
監督 キム・ギドク
出演 ハン・ヨルム、チョン・ソンファン、ソ・ジソク

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レザボアCATs様映画の国のチヒルカ様弓@映画生活様シネマカフェ様goo映画様、映像全般を楽しもう(ブログペットのグループ)

評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

ボー♪

ムフ♪そう言えば、ボーさんイコールBowさん♪
ですね。

驚異のギドク世界はハマる人はハマるんですよ~。
オダジョーが出てくる作品を今撮っているはずです。
もう見たくて死にそう!

 先程はどうも…
 度々お手数です。

>とらねこさん、たそがれさん

とらねこさん、BOWです。これからはBOWでもOK…かな?
え、オダジョーが出演ですか! それはまた、どんなものになるのか楽しみですね!
ギドク…またそのうち見てみようと思います。

たそがれさん、コメントできましたね! また何かのときにおいでくださいませ~。

そうそう、私もどちらかといえば好きです。
ほんとエロ爺の妄想なんだけど(笑)、そこに変に必死な辺りが詩的なのに人間味があって。
キム・ギドクは「うつせみ」も良かったので気になるのですが、初期のはバイオレンスそうで観れないです…

>まおさん

そうですね、人間味ありますね。女の子への執着。
でも最後は何なんだ?って展開。ヘンですよねー。
「うつせみ」も見たいですねえ。
初期のはバイオレンスですか? それはまた興味深いかも。

コレ、良かった!

ちょっとどうだろな~と思いつつの鑑賞だったんですが、
いや~結構ハマりました♪
そうそう「ジイサン惚れまくってる」。
こういうのツボなんですよ~
かれは全身全霊で彼女を愛してるんですよ~
去られたら生きていけないほどに・・・

ラスト、変でしたか?
私は「ああ、イイカンジにまとまったな~」と思いましたよ♪
でもやっぱりギャグと紙一重な展開ではありました^^;

>わさぴょんさん

そう! 惚れまくりです!
苦しいだろうなあ、でも、うらやましいなあ、なんて。
じいさんの妄執って、けっこうありそうでもあるし…。
フツーじゃない展開も、監督の持ち味なんでしょうかねえ。
とにかく、独自なところをもつ監督として注目してみたいです。


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映画『弓』

原題:Hwal 老人と若い女性と海と漁船、そして若い男性・・湖の中に浮かぶ寺と海の中の船の違いはあるけれど、"春夏秋冬そして春"と同じ孤立した世界を連想させる・・ その少女(ハン・ヨルム)は、老人(チョン・ソンファン)によって7歳のときに拉致され、以来

「弓」・・・85点

弓 [DVD]←トンデモ映画指数、高し・・・発売日:2007/02/23Amaz

『弓』

さびれた船の上で老人と少女のふたり。神々しい程のエロティシズムにそこはかとなく魅了される、キム・ギドクの“揺れて感じる”映像叙事詩。 『弓』 THE BOW 2005年/韓国/90min 監督:キム・ギドク 出演:チョン・ソンファン、ハン・ヨルム 配給 : 東京テア...

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好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


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クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


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  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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