「あなたになら言える秘密のこと」 
工場で働く、若い女性ハンナ(サラ・ポーリー)。まじめに仕事をしているが、どこか心を閉ざしているようにも見える。
休暇をきちんと消化するために、彼女はしばらく仕事を休むように言われる。旅に出た彼女は…。

ハンナが工場で昼食に食べていたお弁当が、チキン(ナゲット?)と、白いご飯と、リンゴ半分
はじめはダイエットでもしているのかと思ったが、彼女の少食の理由は後で分かる。
外国でも、白いご飯単独で食べるんだなあ、と何だか新鮮な発見。メニューとしては、野菜不足な気もするが。

彼女は旅の途中で、海の真ん中に立つ石油掘削所に、看護師として行くことになる。
やけどと、一時的な失明を負った男ジョゼフ(ティム・ロビンス)の看護。
ごく少数の人間しかいない、陸地と隔絶された孤島のような掘削所。
ジョゼフたちとの交流のなかで、ハンナの心は少しずつ動いていく
そして彼女が抱える秘密とは…。

静かで、しっとりとした作品。
ハンナにとっては、哀しみで固まってしまった心を、いやす旅になった。
彼女の秘密はショッキングだが、私は、なんとなく、すんなりと映画を見ていってしまっていた。淡々としすぎていたのかも。

カウンセラーに、1960年代から活躍する名女優ジュリー・クリスティ
サラ・ポーリー監督作「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」(2007年)の主演はジュリーだが、この映画が縁になったのだろうか。
DVDジャケット(海外盤)
店の中のシーンで、日本語の曲が流れていた。エンドロールで確認して、ネットで調べたら、神山みさという歌手の「ケンカは嫌い」と分かった。
知らない歌手でした。

(6月22日)

THE SECRET LIFE OF WORDS
2005年 スペイン作品
監督 イザベル・コイシェ
出演 サラ・ポーリー、ティム・ロビンス、ジュリー・クリスティ

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評価☆☆☆(3点。満点は5点)
 
こんばんは。 
ハンナがジョセフに心を開いたのは、ジョセフもまた、心と体に傷を負っていたからでしょうね。ふたりの心についた傷は永遠に残るでしょうが、心を寄せ合って生きていくことで、孤独からは解放されるような気がしました。ほんの少し前に欧州で、あんな悲惨な事があったとは・・・信じ難いです。
>マーちゃん 
こんばんは!
そうですね、彼女は長い間、親しく話をする相手がいなかったでしょうし、その相手になったジョゼフが傷つき、また自分の弱さを見せたことは大きな理由でしょう。
魂の救済、といったテーマは基本的に好きなんですよ。

ごく最近のことなのに、ああしたことが起きうる、というのは、本当に、やりきれないことで、悲しくなります…。
 
私にはハンナが心を開いたのが急すぎるように見えたんですが・・・
いや、時間配分的には(^^;)アソコらへんでくるのが
妥当なんですけど、
そこまでがあまりにも頑なに思えたんで、
「一挙にそこまで心を許しちゃうの?!」と
ちょっとビックリしました。

>わさぴょんさん 
なるほど〜。介護していた日々は省略されていたでしょうから、唐突感もあるかもしれません。
もうすぐ別れてしまうし、相手も話してくれたから、と、いろいろなことが重なったのでしょうね。
どう捉えたらいいんだろう。 
僕はこの作品、どう捉えたらいいのか分からないんですよね。美しい、「シンプル」なストーリーなのか、それとも、実は観客を惑わすような「難しい」ストーリーなのか。分からないまま、消化不良に終わってしまうんですよね。
とても見やすいです。基本静かで、温かくて。でもストーリーに関してはどう捉えたらいいの??と疑問符でいっぱいになります。
それはともかく、ティム・ロビンスの演技はよかったですね。あれこそ静かなる名演と呼ぶにふさわしい気がします。
矛盾の多い文章ですみません↓
>マキシさん 
難しかったですか。たとえば…子どものことなどでしょうか?

私は、ティム・ロビンスよりは主役のせいか、サラ・ポーリーに目が行ってましたけど。私が女優さん好きだからかも。(笑)
神山みさ 
TBありがとう。

>神山みさという歌手の「ケンカは嫌い」と分かった。

路上ライブなんかを頑張ってやってる子ですね。
>kimion20002000さん 
外国映画の、店のシーンで日本の歌が聞こえるのは珍しいなあと思いました。しかも知らない曲。
こういうこともあるのですね。
親子に見えてしまった… 
サラ・ポリー、カナダのドラマに出ていた時は、絵本から抜け出てきたかというくらい、かわいかった〜e-266

前回見た時は、v-496に亡命してきた友人が身近にいたので、色々と重なるものがあって、苦しくなりましたが、再見した今回は爽やかな印象が残りました。
「涙の海の泳ぎ方」、私も教えてもらいたいなー。

「ミッション・トゥ・マーズ」(e-140仰せの通り「分からん話」ですv-17)「ショーシャンクの空に」と、T.ロビンスものを続けて見た後だったので「歳取ったわ〜」が1番の印象でしたが…(「マンマ・ミーア!」のドナ風に言うなれば
“これ以上歳取らないで〜”)。
>モペットちゃんさん 
親子ですかー。たしかに。

涙で海ができたら、泳がないと大変です。おぼれたら困りますから!(笑) うまく泳げるといいですよね。

ロビンス、新作を見たら、いっそう年取ってるんでしょうかねえ。時の流れには逆らえません…。

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原題:The Secret Life of Words 誰にも言えない秘密って、その秘密というのが本当に半端じゃないんだよね、聞くと辛くて、息をのみ沈黙のなかでただたたずむのみ、あまりに悲惨な出来事・・ 工場で働く一人の女性、その名はハンナ(サラ・ポリー)、彼女は少々...
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