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2019-08

「ブーリン家の姉妹」 - 2008.11.01 Sat

私の彼女ナタリー・ポートマンと、ほぼ同世代の人気若手女優スカーレット・ヨハンソンの共演というので、楽しみにしていた作品。


ナタリーとスカーレットおそろい!
(c) 2008 Columbia Pictures Industries, Inc.
and Universal City Studios Productions LLLP
and GH Three LLC. All Rights Reserved

それが…。うーむ。
なんとな~く話が進んでいって、終わったな~。という気が。飽きはしなかったが、あまり満足もできなかった。
なんというか、豊かさがないのさ、映画に。脚本のせいなのか、監督のせいなのか。ナタリーPは良かった。役柄としてドラマティックだから得をしている部分もあるが。彼女が見られればいいので、その点の不満はない。

物語は、早い話が、年頃の娘2人をもつ一家の親父とオジさんが、世継ぎができない王様ヘンリー8世が愛人を欲しがっているのを知って、娘を差し出すことで、王家の親戚関係になり立身出世をしようと願ったわけだ。
可哀想なのは娘でござい、と思ったら、姉のアン(ナタリーP)は、やる気満々。そういう性格なんだね。
ところがアンがちょっとした失敗をして、王様が気にいったのは人妻である妹メアリー(スカちゃん)のほうだった。そこから姉妹の確執が始まるのであった。(といっても、姉が一方的に妹を憎むのだが。)

妹が王様の子、しかも男の子を産んだというのに、姉の誘惑にコロリと参ってしまう王様も軽すぎて、うわっつらだけの描写で魅力なし。ただの浮気性のクソ男にしか映らない。(もっとも、この王、王妃や側近を次々にポイ捨てしたり処刑したりしていた男らしい。)
姉妹の引き立て役とはいえ、もっと内面を描写したほうがよかったのではないか。
妹が出産した直後に王様が彼女を捨てるなどと、ドラマティックすぎて、かえってウソっぽい。陳腐なテレビドラマじゃないんだからさあ。

姉妹で豪華共演
(c) 2008 Columbia Pictures Industries, Inc.
and Universal City Studios Productions LLLP
nd GH Three LLC. All Rights Reserved

妹のスカ子は単なる、いい子。ナタPは野望に燃える子、でしたね。
兄役で、ジム・スタージェスが出ていたのは嬉しかった。3回観た「アクロス・ザ・ユニバース」でおなじみの俳優だったから。

ある新聞で、本作をけなした批評があったと、ブロガーのMさんの記事で知っていたのだが、…分からないでもない。そう感じる人もいるはず。
良かったのは、ナタP、母親役のクリスティン・スコット・トーマス、元王妃キャサリン役のアナ・トレント(「ミツバチのささやき」〔1973年〕の子役ですよ!)くらいで、あとは、どうってことないから。(私がそう思うだけの話ですよ。もちろん。)

どうもジャスティン・チャドウィックという監督の名前、聞いたことないので何者かと調べてみたら、40歳くらいの人で、俳優であり、テレビドラマを監督してきて、劇場用映画は初めてのようだ。やっぱり?

最近、けなす批評が多くて、私が冷たい人間に見られていそうで困った。でも、正直なことを書いているだけなので、しかたがない。
それに、けなすといっても、星3つなら「普通」の評価なんだから、悪いわけではなく、ただ、自分としては期待以下だった、ということ。当然のことだが、決して私の評などに惑わされないでください。

さすがは私の彼女だ
(c) 2008 Columbia Pictures
Industries, Inc. and
Universal City Studios
Productions LLLP
and GH Three LLC.
All Rights Reserved

「1000日のアン」(1969年)という映画があって、私は民放テレビで、ぶつ切りにカットされたものを見ただけで、しかも、ほとんど覚えていないのだが、ジュヌビエーブ・ビュジョルドがアンを演じていて、アン・ブーリンという人は知っていた。
もしアン・ブーリンに興味を持たれたら、「1000日のアン」を見てみるのも、おもしろいと思う。ヘンリー8世はリチャード・バートンが演じる。

…しかし、この当時の父親って、我が子が首を切られるのを見に行くものなのか。もしかして助かると思ったりしてるのだろうかねえ。

(10月26日)

THE OTHER BOLEYN GIRL
2008年 イギリス・アメリカ作品
監督 ジャスティン・チャドウィック
出演 ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、ジム・スタージェス、クリスティン・スコット・トーマス、アナ・トレント

参考:ブーリン家の姉妹@映画生活

評価☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

おはようございます。

なかなか手厳しいですね~。
でも、正直に書かれることは良いことだと思います。
男性と女性では違った感想になるかもしれませんね。
私は楽しめました。

 

私は知らない歴史をひとつ知ったな~というのと、当時の衣装や雰囲気が楽しかったです。
そうそう、王様が単なる「しょーもない男」に見えかねないくらい彼の内面はなかったですね。
最初にちょこっとくらい?
でもこれで「エリザベス」見ようかなーと思いました。
「1000日のアン」もその内見てみたいです!

>マーちゃん

こんばんは!
いろいろと型どおりで、おもしろみがなかったです。
スカ子には、やっぱし意地悪姐さんをやってほしかったかな…。似合うし。
ナタポーは、そのうちアカデミー賞とりそう!

>まおにゃん

衣装はよかったですよね。画像にものせたペアルックとか。
ヘンリー8世はアンのおかげでイギリス国教会を作って、思わぬ実績をあげたりして。
映画で歴史を知るのは覚えやすいですよね。勉強と違って!(笑)

こんにちは!

ボーさん、こんにちは!
私はこの姉妹のドロドロがすごく面白かったです!
この先どうなるのか、目が離せなかったわあ。
女優も良かったしね!

ヘンリー8世はいやな男ですが、
(昔の将軍でも大奥で同じような事をやってたけど
 あそこまで処刑は多くなかったのでは?)
エリック・バナはそのいやらしさが出てませんでしたね~

>YANさん

おはようございます。
面白く見られたのは、うらやましーです。
私は何だか興味がわかなかったんですよね。
感想にも書きましたが、アン・ブリンという人は知っていて、今度は「姉妹」に焦点を当てるのか、という点で期待はしたのですが。

目移りしちゃうんですね、権力があると、それが許されるとも思っちゃう(はず)。


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  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
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