「紳士は金髪がお好き」(17回目) - 2008.12.24 Wed
感想は、「紳士は金髪がお好き」(16回目)から、どんどん15回目、14回目、13回目へリンクがあるので、たどってください。(笑)
ところで、1928年にも「紳士は金髪がお好き」という映画があった。75分のサイレント映画。
監督は、マルコム・セント・クレア。マリリンが演じたローレライ・リー役は、ルース・テイラー。ジェーン・ラッセルが演じたドロシー・ショー役は、アリス・ホワイト。この映画、どうやらフィルムが存在していないとか。見ることはできないんですね…。すごく残念!
画像はルース・テイラーさん。映画のシーンではないと思います。
この女優さんは、まったく知らないですが、バック・ヘンリーのお母さんだということで!
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(c) Jamd, photo by Hulton Archive/Getty Images |
バック・ヘンリーといえば、「卒業」(1967年)の脚色、「誘う女」(1995年)の脚本、「天国から来たチャンピオン」(1978年)の監督・出演とか、いろいろある人。そうなのかー!
どこかからフィルムが出てこないものでしょうか、1928年版「紳士は金髪がお好き」。
(12月14日)
GENTLEMEN PREFER BLONDES
1953年 アメリカ作品
監督 ハワード・ホークス
出演 マリリン・モンロー、ジェーン・ラッセル、エリオット・リード、チャールズ・コバーン、トミー・ヌーナン
評価☆☆☆☆☆(5点。満点は5点)
● COMMENT ●
>まおさん
サイレントだから、歌はない…ですか。
リメイク、いいですね! やってほしいなー。
1928年版の『紳士は金髪がお好き』は、原作に忠実に映画化されていたそうで、原作者アニタ・ルースも気に入っていたそうです。もちろんまだミュージカルではありませんが、この映画が元になってブロードウェイミュージカルが作られました。この舞台でのローレライ役はキャロル・チャニング。舞台では主な役者のほとんどに持ち歌がありました。
ここから楽曲を持ってきてマリリンの映画ができたそうです。ただし、時代構成や内容を若干変更して、楽曲はマリリンとジェーンのみが唄うように作り直しています。
映画→舞台→映画という風になったため、内容は原作から離れてしまったそうですが、マリリンのキュートなイメージがここで定着したのですから、私としては全然問題ないかと思います。いや、これがいいかと。
サイレントフィルム、残ってないんでしょうか。私も見たいです。
>たけしさん
90分くらいだと、すいすい見られるし、なんたって楽しい映画ですから!
あ、原作とは離れ気味なのですか。マリリンの魅力がいっぱいなら、まるっきりオーケーですよね!
いまは存在しないフィルム、個人的に誰かが所有しているとかでなければ、観られないようです。どこかにないのかなあ。
来月(4月)の情報です。
因みに、明後日17日は、MY愛しの「あの方」が出ます!
民放でしか見た事なかったので、ちょっと嬉しい

要らん情報で、失礼致しました。
>モペットちゃんさん
4月にやるらしいですね。まだ確認していないのですが…。今回も録画して見るかどうか。
で、あの方? あの…? なんの映画だろう。映画じゃないかな?
すみません!
「追走」…じゃなくて「追想」です。
バーグマンさんが、監督と駆け落ちしたーって、当時は一大スキャンダルだったようですが(私はまだ生まれていない頃なので、聞いた話)、今じゃ、珍しくない話ですよね。
さあ皆さん、タキシード姿の「あの方」を見られるチャンスですよー!
>モペットちゃんさん
「追想」は、以前見ましたよ。
私も彼女は大好きー。特集で何十本も、まとめて見たいです!
そして1928年版てのは全く知りませんでした。
へえええ、サイレントですか、それも面白そう~。
そう考えると、古典なのですかねえ、
今、リメイクしても面白そうだなあ。