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2020-02

「永遠のこどもたち」 - 2009.01.10 Sat

んん…あんまりピンとこなかったなあ。
ギレルモ・デル・トロが製作にまわった映画で、彼の好みっぽいホラーミステリー調に、母の愛などもある作品。



ベレン・ルエダさん
(c) Rodar y Rodar Cine y Televisión, S.L /
Telecinco Cinema,S.A., 2006

孤児院で暮らしたことがある女性が、大人になり、夫と幼い男の子とともに、廃院となった館を訪れる。彼女は、子どもたちを引き取って育てる仕事を、ここで始めようというのだ。
しかし、子どもが館の中で友達ができたかのような話をし、彼女自身も自分たち以外の誰かがいる気配を感じる。

家の中に誰かいるぞ系(?)のホラー(というほどではないが)。
館を訪ねてくるオバさんがいるのだが、彼女に関係するシーンを中心に3回ほど、ビクッと、飛びあがって、びっくりした。隣の座席の人は、もっとたくさんびっくりして、イスが揺れる揺れる! 心臓に悪いから、やめてほしいよ。

だるまさんが転んだ、のスペイン版があるのが分かって面白かった。もしかして、世界中に同じような遊びがあるのかも。

オープニングが、壁紙を手ではがすような動きのデザインで、先日見た「バニー・レイクは行方不明」(1965年)を思い出させた。子どもがどこかに消えてしまう、という内容が似ているのは単なる偶然か、意識しているのか。

チャールズ・チャップリンの娘、ジェラルディン・チャップリンが霊媒師の役でゲスト出演している。彼女は、夫がスペイン生まれのカルロス・サウラ監督で、彼の映画にも出ていたりするし、スペイン語は堪能。なんだか、霊媒師という役は似合っていたね。
家、霊媒師、というところは、私は「ヘルハウス」(1973年)を思った。他にも「家、霊媒師」の映画はあると思うけど、「ヘルハウス」は私が好きなもので。

主演のベレン・ルエダは、「海を飛ぶ夢」(2004年)で印象深い女優さん。
ひとり芝居も多い本作でも、素晴らしい演技を見せている。

子どもたちを待つ。
(c) Rodar y Rodar Cine y Televisión, S.L /
Telecinco Cinema,S.A., 2006

…つまり、俳優の演技うんぬんではなくて、お話全体で、あまり心に響いてこなかったんですね。言いたいことは分かる気がするけど。
ラストに彼女が取る行動も好きではない。過去に、とらわれすぎではないかなあと。

(12月23日)

EL ORFANATO
2007年 スペイン・メキシコ作品
監督 J・A・バヨナ
出演 ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、ジェラルディン・チャップリン

参考:永遠のこどもたち@映画生活
「永遠のこどもたち」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

評価☆☆★(2.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

『ヘルハウス』

こんにちは。

『ヘルハウス』懐かしいですね。
確か、若かりし頃の手塚眞監督も
好きな作品として
どこかであげてられました。

ヘルハウス!

本で読みました!
ホラー好きなもので…。

映画もテレビで観ましたが
なんか地味~に怖い映画だった記憶があります。

こちらは怖くもないし
お話も二番煎じ的でいま一つ。
ボーさんも同じご感想で嬉しいです。

こんにちは!

主演のベレン・ルエダ、私は初めてだったんですが、
昔、我が子が幼い時に夜の街でいなくなった事がありまして、
その時のパニックになった自分とラウラが被ったんでしょう、
凄く感情移入して見てしまいました。
なので、最後も嫌いにはなれませんでした。
(子供は隠れんぼのつもりでいたようで・・主人がみつけました(^^;)

>えいさん

こんばんは!
ありがとうございます。
『ヘルハウス』はDVDも持っています。なんだか、いい感じなんですよね。
手塚眞監督も好きなんですか。

『ハウス』は大林監督でしたか…。(ですね。)

>プリシラさん

こんばんは!
え、「ヘルハウス」は本がありましたか!?
オーソドックスなホラーですよね。「家」ものホラー映画の代表選手のような。

本作は悪くはないのですが、感覚に響いてもこなくて、残念でした。

>kiraさん

こんばんは! いらっしゃいませ! ありがとうございます。

ご自分の経験と重なると、それは切ないですよね…。
映画では、そういうふうに個人それぞれの感想があるものですね。

「海を飛ぶ夢」もハードな映画ですけど、ルエダさんの映画デビュー作(テレビには出ていたようです)、機会がありましたら、ぜひどうぞ。

今後も、よろしくお願いします!

ボーさん

TBコメありがとです、
うわー低いですね(笑)

あ、ハネケの『隠された記憶』はわたしの2年前のNo1です(笑)
ボーさんとは好み合わないかもしれないけど
是非観て下さいネv-8

>migさん

おはようございます!
感覚的につけたら、低くなっちゃいましたー。
え、「隠された記憶」がナンバーワン? んー、ハネケ、好みなんですね。「ピアニスト」は私は好きでしたからチャレンジしてみますか!

すごく"過去"に"子ども"に囚われていましたね...。

ボーさんが『お話全体で心に響かない』というのも、なるほどと思いながらレビューを読ませていただきました。

私も"母"の立場としては痛いほどわかるのですが、自分が男だったら違う見方だろうな、と思って観てました。ある意味、夫カルロスも可哀想で...。

まぁ、確かに、全てが解明された後、子どもの冥福を祈り夫と再出発をするっていう手もありますよね。
それをさせなかったのは『シャイニング』や『ヘルハウス』のように"家"にかかった呪縛のせいだと思いました...。

>あんさん

あ、分かっていただけました?
そう、旦那の立場から、というのもあるのですよ。
家のせいと解釈はできますよね。
私がハッピーエンド好みなのも影響しているかと思います。

こんばんは!

どこでも高評価なので、同じような感想で安心しました。笑
私も最後のラウラの行動が納得できなかったです。

>過去に、とらわれすぎではないかなあと。

そうですよね。
にしてもホラーテイストだと知らなくて観にいったので
何度もビクッとするシーンが多かったです。
『ヘルハウス』は恐かったですねー。

>アイマックさん

こんばんは~!
そうなんですよね。ネタばれするので、感想では、あまりはっきり書いていないのですが。

音で脅かすのも、けっこうありました。びっくりするのが楽しい人ならいいんですけど!
「ヘルハウス」は、もはや古典という気もしますね。

こんばんは^^

またまたお邪魔します♪

ブロガーの皆様が年間ベストに入れているこの作品
なんですが、全体的に、自分はいまひとつだったので(^^ゞ
ボーさんの感想読んでちょっと安心しちゃいました(笑)

ただ、観た時の体調も良くなかったので、それもあるかも
なのですが(^^ゞ

私もやはりラストがダメなのかなあ・・・

ヘルハウスってホラーですよね?だとしたら、私は鑑賞
できないかな(^_^;)この作品もホラーと聞いて
始めは鑑賞諦めたのですが、皆様の評価が良かったので
頑張って観ました(笑)この作品より、怖いですか?

>ひろちゃんさん

こんばんは!
私も評価が高いので、どうしてだろうと眠れずに悩んでました!(うそです)
どこがいいんだろうと考えてたのは本当です。

当たり前ですが、映画の感想は、自分の気持ちに正直にいればいいんだと思います。
たとえ、その映画が好きな人に嫌われても!?

「ヘルハウス」は、いい雰囲気があるんですよ。直接的な怖さは、そんなになかったと思いますが。やはり見てみないと、どう感じるかは分からないですからね~。答えは「見てください」です。

あのラストは

あたしもあんまり好きになれませんでした。
お話や展開には引き込まれたのですが、
やっぱり好きになれないのはしょうがないですよね。うん。

>miyuさん

そうですよね。あそこが決定的な好みの分かれ道?
納得しないですもん、私は。
感じ方は人によって違うなあと、本作でも、また感じました。

評価が高い人が多い中、私は「キライじゃないけどフツーくらい」な印象だったので、
やはりボーさんの「イマイチ」という感想を読んで安心しました^^;
なんでだろう・・・
ラストの選択がキライ・・・というほどでもないんだけど
ちょっと安易な道を選んでしまったかな~という気がしたんです。
ヒロインの行動的にも、映画のストーリー作り的にも。
もっと予想もつかないような終わり方をして欲しかった(期待しすぎか?)

>わさぴょんさん

なるほど、意外性は、それほどなかったかも?(半分うろおぼえですが。すいませんねえ、半年もすると記憶が。。。)
でも、期待しすぎかも。(笑)

やっぱり、人の好みは様々なんですね。

母親の気持ち

ボーさん、こんばんわ☆
子供を失ったかもしれない母親の苦悩というテーマでは、男性はどのような感想なのかな・・・?と思っていたら、やっぱり感情移入は難しいですかね。
私は、プラハで子供を見失って、丁度7歳でしたねぇ。もう一生会えないと思いましたよ。
それ以前に、自分と息子の最後の会話が、頬をビンタして「もう勝手にしなさい!」だった母親の気持ちを考えたら、結末も納得な気がします。

>ノルウェーまだ~むさん

おはようございます。
いつも、ありがとうございます~。
そんな経験があったのですか。そういう事は決して忘れないものでしょうね。
母親としての思いが響いてくる映画となれば、私にはわからなくても普通かな、なんて。
もっと、主人公の気持ちになって観られたらよかったのですが…。


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  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
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