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2020-04

「サイドカーに犬」 - 2009.02.08 Sun

竹内結子さんの役柄であるヨーコさんって、竹内さんが最近演じているJOMOのテレビコマーシャルみたいなキャラだよね。さっぱりとした自然体な。


キネマ旬報で2007年度日本映画の第6位、竹内さんもいくつかの主演賞をとっていたりするので、いつか見てみたかった。
映画の出だしは、ミムラさん。この映画に出ているのを知らなかったので、彼女は好きなんだけど、あれ、竹内さんは?と思っていたら、ミムラさんの演じる薫の子ども時代の話で登場してきた。

ヨーコ(竹内結子)、薫(松本花奈)
力の抜けた自然さが、いい感触。なかでも子役の松本花奈ちゃんがいい。
(c) 『サイドカーに犬』フィルムパートナーズ


小学生の薫(松本花奈)は、母が家出したあと、父に頼まれてご飯を作りにくることになったヨーコさんと仲良くなる。
テレビのプロ野球放送で、江川投手が映る時代。1980年代中頃?
自転車に乗って、どこからともなくやってきた女性。あけっぴろげなようでいて、太宰の「ヴィヨンの妻」を開いて読むような面もある。
子どもたちのために麦チョコをエサのように皿に盛り、薫の自転車の練習に付き合うヨーコ。
自転車か…。私は小学生のとき、近所の中学校の校庭で練習した。何度も転ぶと、そのうち乗れるようになるんだよね~。

2人は、三浦百恵(旧姓・山口百恵)の家を見に出かけたり。
薫にとっては、年の離れたお姉ちゃんのようでもあったかも。
そんなヨーコさんが、薫の父との関係を解消するとき、薫を旅行に誘う。夏休みの海。お互いに、これから会えなくなるだろう寂しさを心に秘めつつ

父の愛人との、さわやかで、はかない、さりげない交流
心に残る触れ合いは、こんな、ちょっとしたことから生まれてくるんだね。
ちょっと、さりげなさすぎて、メッセージとしては薄い気がするが、竹内さんと、とくに松本花奈ちゃんが好演。
最近、うまい子役って多いなあと思う。

父のお腹に頭をぶつけ続けたのは、おとなしくて、めったに感情を表さなかった薫の、自分のための、ヨーコさんのための、ちょっとした抗議。
ヨーコさんと出遭ったことは、ずっと薫の中での財産であるのだろう。意識するしないにかかわらず。

(ヨーコさんが海で、亀の手を取っていたけど、…おいしいんだ? 知らなかった。)

(1月31日)

2007年作品
監督 根岸吉太郎
出演 竹内結子、松本花奈、ミムラ、古田新太、谷山毅、鈴木砂羽

参考:サイドカーに犬@映画生活
「サイドカーに犬」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

評価☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

コメントとTBありがとうございました。

冒頭の辺りでは、母親が家出したというのに、案外平気な感じを受けた薫に吃驚していました。最近の子は泣かないのだなぁ。強いなぁ。と。私の子供時代だったら「わぁわぁ」泣いていましたね。家長制度から核家族社会へ。時代の変遷は子供を強くするのでしょうか?。
と、そんな思いも何時しか吹き飛ばす力がこの映画にはあったと思います。
ヨーコ役の竹内結子さん、一皮剥けたような快演だったと思います。

TB&コメント有難うございました。

少女とお姉さんの作劇上のバランスが不鮮明で、狙いが今一つ分かりにくかったなあ、という印象。
 出番上は少女が圧倒的に多いですけどね。

>1980年代中頃?
原作者(男性)が1972年生まれで、作者の分身に違いない少女が10歳・・・ということで、僕は1982年と推測しました。^^
81年に20勝した江川の衰えが現れ始める頃です。

個人的には、麦チョコが懐かしく、探し出して買ってきました。^^

映画としては、竹内結子嬢の新境地と、松本花奈ちゃんの好演に尽きます。

>アスカパパさん

母が家出しても泣かない…やはり昔より、人情というか感情が薄くなっているのだろうと思いますよ。家族関係の希薄さ?
竹内さんの映画って、ほとんど見ていないので、彼女の他の作品と比べようがないんですよね…。

>オカピーさん

ひと夏の、不思議なお姉さん(?)の淡い思い出、なんてところでしょうか。
1982年ですか。少女は10歳ですからね。なるほど~。

麦チョコは、いまだにありますよね。私はめったに食べませんでしたが。皿に載せてドッグフードみたいに召し上がってます?(笑)


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