「ヤッターマン」 - 2009.04.10 Fri

可愛さとお色気が絶品の化学反応、結果、爆発! アニメ版よりスイートな深田恭子ちゃんのドロンジョ様
(c) タツノコプロ/ヤッターマン製作委員会
ボー「映画を拝見しましたが、快作ですね! アニメの実写化なんて、うまくいくのか心配しましたが、軽くクリアどころか、楽しかったですよ」
ドロンジョ「ありがとうございます。やはり、これはアタシの魅力のせいかと思いますわ。少なくとも、ほとんどは。隠しても隠し切れないオーラが出てしまったといいますか…」
2号「なによ、あたしだって負けてないんだから」
ボー「まあまあ、2号さん、落ち着いて」
2号「2号さんっていうの、やめてください。違う意味になっちゃうから!」
ドロンジョ「いいじゃない、2号さんで」
ボー「まあまあ、おふたりとも。甲乙つけがたい美しさですよ、どちらもミスワールド並みですとも! ところで映画ですが、なんといっても全編ユーモラスで笑えるのがいいですね。それも、ばかばかしさ、すれすれで決めてくるあたり、これはアニメと同じテイストですが。それに、たとえば、ロボット同士で欲情する妖しいエロやばさなんて、いかにも三池監督らしいんじゃないでしょうか。あまり監督の映画は多くは知らないですけど。エッチなのは、ある程度物心のついた子どもも好きでしょうけど、これは大人向けでもあるといってもいいですよね。大人のお遊び! 博士の娘、翔子ちゃん(岡本杏里)のキャラのいじり方も笑えます。田舎の女子学生のジャンボパチンコのネタとか下らなすぎでいいですし、それに、なんたって恭子りん最高っす! 沙紀ちゃんかわいいっす!」
ドロンジョ「まー、よくしゃべるねえ」
ボー「ええ、まずは映画評みたいなことを最初に言っておかないと、もう言うヒマがないくらい、すぐにハチャメチャになるかもしれないという予感がありますので」
ドロンジョ「そうなの? まあね、子どもを相手にするなら、なおさら、うっかりしてられないし、手抜きはできないわよ」
2号「子ども向けアニメと油断して作ったら見抜かれるし、原作アニメファンだった大人に向けてる部分のほうが大きいのよね」
ドロンジョ「アタシがしゃべってるのに、口はさまないでよ」
2号「いいじゃない、あたしだってゲストなんだから」
ボー「まあまあ、ふだんは敵味方なのはわかりますが、でも、映画では、おふたりは、どこか心が通じたようなところも最後にちらりと…?」
ドロンジョ「お色気で勝てないからって、じたばたしないの」
2号「なによ、この年増女!」
ボー「ちょっとちょっと! 私の話、聞いてます? とにかくドロンジョ様のコスチュームやスタイルに目を奪われ、心を溶かされました。2号さんの可愛さも、この上なくパーフェクションな」
2号「だーかーらー、2号さんって!」
ボー「じゃ、次からアイちゃんでいいですか? アイちゃんっていうと、いろんなアイちゃんがいて困るんですけど。♪愛ちゃんは太郎の嫁になる、とか」
2号「卓球の愛ちゃんとかかと思ったら、やけに古い歌じゃないですか? って、なんで、あたしも知ってるのかわかんないけど。いまは目の前に、あたししかいないから、あたしが『アイちゃん』でいいじゃない」
ボー「承知しました、アイちゃんがアイちゃんですね!」
ドロンジョ「まったく、なに言ってるんだか」

かわゆい福田沙紀ちゃんは上成愛ちゃん(ヤッターマン2号)。揺れる恋心も見せてくれました。
(c) タツノコプロ/ヤッターマン製作委員会
ボー「ところで、私はドクロベエが、あんなに映画の中でウエイトを占めるなんて思いませんでした。滝口順平さんの声が、もっとも映画のなかでは活躍したのではないでしょうか」
ドロンジョ「アタシたちに指令を出してる泥棒の神様だからねえ。どんな正体を現すのか、お楽しみでしょ」
ボー「ドクロの頭なのが、また笑えますね」
ドロンジョ「ナイスボケって感じかしら」
2号「いちいち小ボケがきいてるのよね、この映画」
ボー「そうなんです、感心するほどに楽しませてくれますよね。スタッフの原作への愛情を感じます。キャストもお見事です」
ドロンジョ「キャスト? つまり深田恭子ちゃんよね、アタシは。ほんとサイコーだったわ」
2号「福田沙紀ちゃんも、チョーかわゆいですよ!」
ボー「おっしゃるとおり。『未来講師めぐる』見てました。『新堂本兄弟』見てます。『ゴーストフレンズ』見てます。だから、おふたりをお呼びしたんです」
ボヤッキー「ドロンジョさまあー。こんなところにいらしたんですか」
トンズラー「ボヤやん、まっとくれーな」
ボー「あー、呼んでないのに来た!」
2号「なんだか展開がややこしくなりそう」
1号「ドロンボー 一味、また何か、たくらんでるなぁ! ヤッターマンがいる限り、この世に悪は栄えない!」
2号&ボー「ガンちゃんまで来たー!」
ドロンジョ「1号もそろったなら、ちょうどいい、やっつけてやる。ボヤッキー、トンズラー、やっておしまい!」
ボヤッキー「では、全国の女子高生のみなさんも、その他のみなさんも、ごいっしょに。はい、ポチッとな」
2号「メカもってきてないのに、なにやってんの?」
ボヤッキー「あ、しまったあ。つい、くせで」
トンズラー「ほんま、なにやってまんねん」
ボー「これじゃ、ブタもおだてりゃ木に登る、のセリフが言えないじゃないですか!」
ドロンジョ「このスカポンタン!」
ボー「説明しよう。メカで攻撃するときに、そのスイッチであるボタンを押す、その瞬間『ポチッとな』というのが決めゼリフである。このセリフは、全国のブロガーさんがランキングのページなどをクリックしてほしいときにも、よく用いられている。きょうのボヤッキーの場合は、なんということであろう、ボタンを押そうにも、肝心のメカがなかったのだ」
トンズラー「説明せんでも分かる状況や!」
1号&2号「ヤッター、ヤッター、ヤッターマン!」
ボー「あのー、まだ勝ってないんですけど」
ドロンジョ「いい女は振り返らないものなんだよ」
ボー「あの、そのセリフをいう意味は…」
ドロンジョ「ちょっと言いたかったのさ」
ドクロベエの声「おまえたち全員、おしおきだべえ~!」
ボー「あーっ、私は関係ないですから。関係な…うわーっ!!!」
オモッチャマ「…出番なかったでコロン」(ヤッターワンもね。)
(4月4日 ワーナー・マイカル・シネマズ 大井)

ケンドーコバヤシのトンズラー(左)、生瀬勝久のボヤッキー(右)も、よかったねー。とくに、生瀬ボヤやんは、ぴったしの適役!
(c) タツノコプロ/ヤッターマン製作委員会
2008年作品
監督 三池崇史
出演 深田恭子、福田沙紀、櫻井翔、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、岡本杏里、阿部サダヲ
参考:ヤッターマン@映画生活

評価☆☆☆☆(4点。満点は5点)
● COMMENT ●
良かった~^^
>kiraさん
ありがとうございます~。
たまには、会話調とかで感想を書いてみたいんですよね。まじめな映画ではできないので…。
恭子ちゃんの大ファンのKiraさんには、こたえられない映画ですね。私もノックアウトされてしまいましたっ!
途中の歌&ダンスも、エンディングの嵐の曲も、よかったです! ちょい演歌は、あまり気づいてなかったかも!
あとで文章、手直ししましたよ。
うわはははは!
ボーさん、うまいなあー(笑)
さりげに主要キャストが出揃うところも素晴らしい♪
私も深キョン結構好きで、ドロンジョも良かったんだけど、
こうやって読んでるとやっぱり小原さんの声が浮かんできちゃいますねえ。
でもあの気の抜けたような声で歌うドロンボーの歌にはハマりました。
サントラも借りてしまった(笑)
全国の女子高生のみなさーん!の画面もすごかったなあ、と思い出したり…また見たくなりましたです。
>まおさん
ありがとうございますー。楽しんでいただけると、うれしいです。
寿司屋のシーンで、小原乃梨子さんたちも映画に出てきましたね。
アニメは、それほど見てませんでしたが、やはり、ボーの習性というのでしょうか(笑)、ドロンジョ様が気になっていました。
ドロンボー3人の歌と踊りも、サイコーでしたよね!
サ、サントラ借りたんですかっ!(うおーいぇっ!)←?
女子高生の、じゅうたん。いい香りなのか、どうなのか、ちょっと考えてしまいましたが…好きです!! どちらかといえば、うらやましいけど、完璧、妄想です。(爆)
上手いですね~。
『ヤッターマン』観に行かれたんですね。
私は、DVD鑑賞になりそうですね(気が変わったら観に行くかもしれません・笑)
それにしても、文章、むちゃくちゃ上手いですね~。びっくり。
よく、これだけの発想が出てくるな~と感心するばかりです。
>チェズさん
ありがとうございます。
原作のノリや、ばかばかしいのがOKな方なら楽しめるのではないかと。
おほめにあずかり恐縮です。そんなに感心するほどでもないと思いますけど、ありがとうございまーす!
こういう、おふざけ系の感想、HPのほうも含めて、以前も時には書いてますよ。
いつもありがとうございます。
ヤッターマン、楽しかったですよね~。
私は歌が頭から離れなくて、油断すると「エンジンブルブル絶好調~」とか「やられてもやられてもなんともないな~い」とか、つぶやいてしまいます・・・。
「ブタもおだてりゃ木に登る」は、もうことわざ辞典に載っててもおかしくないくらいですよね!
>チヒルカさん
映画館内は子どもやジャニーズファンが多くて、少し恥ずかしい感じでしたが、楽しめました。
歌は覚えていないんですよ~。1回で記憶しちゃいました?
私も、おだてりゃ木に登りますが、試さないでください。(笑)
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/1502-10ae2178
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
う~~ん、ボーさん凄い構成力♪♪
面白いっ
楽しんでご覧になれたんですね♪嬉しいです!
音楽も良かったですよね?
恭子ちゃんや沙紀ちゃんも可愛かったですが、
杏里ちゃんがアップになると必ず流れるちょい演歌な音楽も、
山本さんの歌も、嵐のテーマソングも
この映画には欠かせない要素でしたね♪