ちょっとした怖い系の想像力や、夢的なものに影響された心象風景みたいな?
京極さんでは、先日「旧怪談(ふるいかいだん)」という本を読んだが、その現代版のような印象も。
妙に記憶に残っているのは、ベッドの下に何かがいる話。
ただ、いるだけで悪さをしない。なにこれ?
けど、なんだか嫌でしょ。
怖いんだか何だか、よく分からない気分なのも、あとを引く。
…そして、手首を拾ったからといって、だから何というのでもないのです。
ただ、そうなのです。
淡い夢の狭間なのかもしれません。
怪談専門誌「幽」の連載に、書き下ろしを加えて単行本化。
八つの幽(かそけき)談(はなし)。
怪談というほど、はっきりしたものではないもの。
人間の精神って、不思議だなあ。
(5月6日読了)
具体的に「なに」というシーンがなくても怖いものは怖いのですよ。
要はどれだけ読者の想像力を掻き立てることができるか?ですもんね。
自分、京極さんの怪談モノって中身はともかく文体が怖くて読めないので、おそらくこれも読めそうにない予感・・・