FC2ブログ
topimage

2019-12

「シャッター・アイランド」 デニス・ルヘイン - 2009.09.11 Fri

1954年のある日、連邦保安官テディ・ダニエルズは、相棒のチャック・オールを伴って、ボストン沖にあるシャッター島にいた。

レオナルド・ディカプリオ主演の映画は、来年上半期公開予定。



島には、精神を病んだ犯罪者の病院がある。女性の囚人が逃げ出し行方不明になり、彼らが捜査のために派遣されたのだ。
だがテディには個人的に、より大切な、ある別の目的があった…。
表紙
私立探偵パトリック&アンジーのシリーズ(「ゴーン・ベイビー・ゴーン」は、その一編からの映画化)や、「ミスティック・リバー」などのデニス・ルヘインによるミステリー

島にやってきた男が、行方不明者を探すうちに、異様な雰囲気のなかで危機に陥るのは、映画「ウィッカーマン」に似ていると思ったが、それは、この単行本の最後に載っていた解説でも指摘されていた。ルヘイン自身も強く影響を受けたと言っているようだ。(ただし、その映画は、リメイクではなく1973年のオリジナル版。)

精神病的な妄想のような描写が時々出てきて、いったい何だろうとも思うが、読み終わってから考えると、すべてに納得がいく。
この単行本の最後の章は、なんと袋とじになっていて、いかにも「謎解き!」お遊び感あり。(図書館で借りたから、最初から切ってあったけど。)

当時の精神病治療の恐ろしさとともに、人間の深い心の闇がパワフルに描かれるのは、さすが、ルヘインらしい重さがあって、読み応えがある。

この本では、ウォルフガング・ペーターゼン監督で映画化される予定、と書かれているが、監督はマーティン・スコセッシに変更され、主演のレオナルド・ディカプリオのほか、共演にはマーク・ラファロ、ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズ、エミリー・モーティマー、マックス・フォン・シドー、ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリシア・クラークソンなど。
私は短い予告編をすでに観たが、レオが部屋の様子を見て、ここから逃げ出せるはずがないと、恐れおののく場面だった。
でも、公開は来年上半期とか? ずいぶん先だ。

(9月6日読了)

● COMMENT ●

「パトリック&アンジー」シリーズ、普通の探偵モノと思って初期2作品読んだんですが・・内容が予想外に重いんですよねぇ。
シリーズ巻を重ねるごとに展開が暗くなって結局3巻目の序盤で挫折しちゃったんですが、雰囲気自体は決して嫌いじゃないので重っ苦しいのに浸りたい時に再び読む機会がある・・・かも?

本書は単なるサスペンスというよりも、スリラーっぽい雰囲気もあり?なのかな。
『ウィッカーマン』の不気味テイストが前面に出ている感じならむしろ好みかも。
あまり重い展開はパスだけど、そうじゃなければちょっと心惹かれv

>小夏さん

ありがとうございます。
ルヘインは、なめてかかったら、いかんようですね。
たぶん私は、まだ2冊目なので何ともいえませんが、彼に軽い話は、ないんじゃないでしょうか。

いやいや、でも映画の「ゴーン・ベイビー・ゴーン」は、よかったですよー。

これは不気味なホラーじゃないです。やはりミステリーでしょうね。核となる事件の真相は、すごく重いです!
私は読むのは平気なので。
小夏さんも逆療法で、少しずつ慣らして読んでみるのもいいのでは?

こんばんは~

レオの映画、公開はつい最近まで来月の末ごろの予定だったはずなのに、、
ここにきて急に延期になったんでしょうか?

ちょっと重苦しいサスペンスでしょうか?
なんだかドキドキしてきました(^^;

>kiraさん

おはようございます。
え、はじめの予定が延びたのですか。それは知りませんでした。アメリカでも2月公開予定らしいです。(追加訂正、公開月は不明)
今はフィルムの編集段階でしょうか。

孤島で何が起きるのか。楽しめるように、うまく作ってほしいですね。

こんにちは~♪
これ私も読みました。最近ルヘインにハマったもので(笑)
映画は10月30日に公開だと思います。チラシが手元にありますから。

主人公はレオが好きそうなキャラだなぁ~と思いました。きっと力入れて演じるんだろうなぁ~
オチで賛否両論になりそうですが、公開が楽しみです。

>由香さん

こんばんは!
あっ、読まれてたのですね。
今、公式HPを見ましたら、公開日変更で、やはり「来年上半期」だそうです。

そうですねえ、複雑なキャラで、演技のしがいがありますね。
た、たしかに賛否両論かも!


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/1634-c550bc58
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【本】シャッター・アイランド

        『シャッター・アイランド』        デニス・ルヘイン      ハヤカワ文庫 【comment】 先日読んだデニス・ルヘインの『闇よ、我が手を取りたまえ』を超~気に入ったので、いそいそとコチラも購入してみたんだけど、なんとスコセッシ監督&レ...

『シャッターアイランド』 | 2回観て、初めて分かるセリフの意味

鑑賞1回目(字幕版) 「人間の脳はだまされやすいです」 「表情に気をつけて観てください」 「結末の驚きは、未見の方に話さないでください」 という注意が冒頭で出る。 物語の中盤から「あれ?」というセリフが 現れ始め、その回数がだんだん多くなっていく...

「シャッター・アイランド」 デニス・ルヘイン(BlogPet) «  | BLOG TOP |  » 「HACHI 約束の犬」

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



日本マリリン・モンロー・クラブ 会員募集中!

このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード