FC2ブログ
topimage

2019-11

「夕暮れのとき」 - 2009.10.28 Wed

銀行強盗で奪われた35万ドルをめぐる、男たちの争い。


強盗実行犯の2人組に見つかり、金のありかを教えろと責め立てられるジェームズ(アルド・レイ)。じつは、ある経緯(いきさつ)によって、現金の入ったカバンが当時、彼の手に入ったのだが…。
バーで知り合ったマリー(アン・バンクロフト)も、ジェームズとともに追われることになる。
追われながらも、事態を解決するために事件現場へ向かおうとする2人。

劇場未公開、初放送。WOWOWフィルム・ノワール特集の1本。
脚色が、スターリング・シリファント。のちに、「夜の大捜査線」(1967年)、「ポセイドン・アドベンチャー」(1972年)、「タワーリング・インフェルノ」(1974年)などを担当していて、私にはおなじみなので、その名前を見たときは、おおっ!と思ったよ。
撮影は、バーネット・ガフィ。「地上(ここ)より永遠に」(1953年)でアカデミー賞をとっている。
ポスター
オープニングで、タイトルが出たときに歌が始まったのには、ちょっとびっくり。
アルド・レイは、マッチョっぽいんだけど、やさしくもあり。
強盗の2人組は、それぞれの性格の違いを出していて、それがラストにも効いてくる。
強盗たちとは別に、ジェームズを見張る男もいて、これは刑事なのかなあと思ったら…。

フィルム・ノワールとは、1940年代から1950年代の、犯罪を扱ったモノクロ映画、という感じに言ってしまっていいのか、よく分からないが。当たらずとも遠からじ?
感覚的には、なんとなく分かるけど。
けっこう好きなジャンルではある。

(10月25日)

NIGHTFALL
1957年 アメリカ作品
監督 ジャック・ターナー
出演 アルド・レイ、アン・バンクロフト、ブライアン・キース、ルディ・ボンド

評価☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

フィルム・ノワール・・・

なんていうフランス語の呼び名がついているのに、ハリウッド製の映画を指すところが、これまたナゾめいていて結構ですね。

やっぱり、主人公達が既成のモラルとはまた別の次元で、自分のモラルに従って行動するということが特徴ではないでしょうか。
それまでの一般映画はもちろん、それまでの犯罪映画とさえも、勧善懲悪からちょっと引いたとこにあるのが、魅力的なんですな。
つまり、「ハード・ボイルド」もその中に含まれますね。

こうした「ケーパーもの」では、やっぱりキューブリックの「現金に体を張れ」が一番好きですが、この映画は、ヒッチコックの要素もありそうですね。

アン・バンクロフトというのがいいです。彼女はハード・ボイルドに似合いそうな感じですよ。「ファム・ファタール」タイプじゃないですけどね。。。

>lalakiさん

ありがとうございます。
こういう昔のマイナーな映画を語りたくても、相手がいませんで。
見てないのに、無理やり登場いただいたなら、すみませんです。

ああ、そうそう、既成のモラルでないところ、って感じですよね!
ちょっとアウトサイダー的な、いい子ちゃんでないような。

巻き込まれ型サスペンスに近いものがある、ということでは、ヒッチ先生も連想しますよね。もっと荒削りですが。

アン・バンクロフト、こうした作品に雰囲気は似合うと思います。ただ、本作では彼女でなきゃだめ、ってほどではありませんでした。
こうやって、あの女優さんが、こんな映画に出てたんだなあと知るのは、楽しいです。この人が、10年後には「卒業」のミセス・ロビンソンですからね!

トラコメ有難うございました。

僕もこの映画の記事にコメントやTBがつくとは思っていなかったので、大変嬉しく思いましたですよ。^^

>フィルム・ノワール
ファム・ファタールというか悪女(的な女性)が出てくるのも条件に加えたいところですね。
僕が好きなのは「マルタの鷹」「深夜の告白」あたり。どちらもハードボイルドものと言い換えられるものです。

>スターリング・シリファント
僕も彼の名に気づきましたが、原作由来のミスなのか、才人らしからぬ、変なところが基礎部分にありましたね。

>アン・バンクロフト
「卒業」のダスティン・ホフマンとはそれほど年齢差はないんですよね?

>オカピーさん

こういう、あまり知られない映画では、どなたか記事を書かれていないか検索しても、なかなか見つからないですね。
オカピーさんのとこで見つけて、ヤッター!って感じですよ。

はい、ファム・ファタールですよね。それがあると、すごく面白くなります。
「マルタの鷹」は見ましたが、あまりピンとこなかったです。再見したら違うかもしれません。「深夜の告白」は好きですねえ。

原作がある場合、脚本家としても、どうやっても直せない部分はあるでしょうね。本作がどうなのかはわかりませんが。

言われてチェックしてみましたが、ホフマン1937年生まれ、バンクロフト1931年生まれ。6歳しか違いません!
それが「卒業」では、親子ほども年の差がある役だったんですね。
若かったんだ、ロビンソン夫人(を演じたアン・バンクロフト)…。

WOWOWの放映がなかったら

永久に観ることもなかった3本でした。私もフィルム・ノワールの宣伝文句に惹かれて観てしまいました。こういってしまえば悪いですが、何れもBクラス作品に見えました。本邦未公開も何だか分かるような気もしました。

>アスカパパさん

これがフィルムノワールなのかな?という作品もありますしね。
スターや監督、脚本の面で、どうかなと思うものも。でも、記憶に残る場合もあるかもしれませんから、見てみないとわからないというところもありますよね。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/1678-838c19df
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

映画評「夕暮れのとき」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1957年アメリカ映画 監督ジャック・ターナー ネタバレあり

夕暮れのとき

 スタッフ、キャスト、ともまるで未知との遭遇のよう。知っているのはファム・ファタール役のアン・バンクロフトのみ。マリーに扮した彼女がジムに「5$貸して」と懇願する。 聴こえてくるショパンのノクターン(第2番変ホ長調作品9の2)に気を逸らされた。意外な伏線に...

「ショックプルーフ」 «  | BLOG TOP |  » 「譜めくりの女」

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



日本マリリン・モンロー・クラブ 会員募集中!

このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード