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2023-06

「ナイアガラ」(8回目) - 2009.11.20 Fri

ショッキングなほど美しいなあ、マリリンは。

絶品悪女や!
(c) 1953 TWENTIETH CENTURY FOX. All rights reserved.

さっき見た「荒馬と女」の白黒映像から、打って変わって“総天然色”、着色ばりばりのカラー。しかも、これから売り出すぞ、という若さいっぱい。しかも悪女の役。
色っぽいに決まってる。

はじめのシーンがベッドの中で、裸の肩を見せている。(ひとりっきりだけどね。)
シャワーシーンもある。(カーテン閉めてるけどね。)
お色気で観客をKOしようという作戦。(映画会社が、だけどね。)

いま気づいたが、これが白黒映画だったら、フィルム・ノワールに近いんじゃないか。マリリンは、ファム・ファタール。悪女を演じきるマリリン。
フィルムに映える赤いドレスを着て“Kiss”を口ずさむマリリン。(吹き替えじゃないよ。)

前にも書いた気がするが、ジーン・ピータースも可愛い。ダブル・ヒロインだよね。
(主演男優のジョセフ・コットンは置いといて。)(「第三の男」のコットンを差し置くとは! 笑)

若々しく、色っぽい悪女な彼女を見るなら、ぜひ「ナイアガラ」へ。(滝じゃなくて映画。)

津波注意報の日本地図が、ずっと画面に出ていて、字幕にかかって、じゃまなこと、このうえなかった。じゃまなのに出すとは、さすがNHK。(ほめてない。)
(そのせいで、日を改めての再放送があった。)

(11月8日)

関連記事:「ナイアガラ」(7回目)(「7回目」の記事から「6回目」の記事へ飛べます。)

NIAGARA
1953年 アメリカ作品
監督 ヘンリー・ハサウェイ
出演 マリリン・モンロー、ジョセフ・コットン、ジーン・ピータース

評価☆☆☆☆☆(聞くまでもなく5点。満点は5点)

● COMMENT ●

「美しい…」キャッチフレーズ素敵!
これは本当に、カラーのマリリンの美しさがショッキングなくらい印象的ですよね。
マリリンの所だけ、カラーが浮き立って見えるくらい。
いいなあ…

「荒馬と女」も未だ観てない(うはは)私でしたが、
下のボーさんのレヴューを読んで今度ちゃんと観ようと思いました。

>まおさん
白黒の「荒馬と女」に続いて見たので、なおさら鮮やかな登場だったんですよ。
ほんとに、色が鮮明! ナイアガラの滝も真っ青!(青いんじゃなくて顔面蒼白、という意味です) 
滝は夜のライトアップで対抗していましたね。

「荒馬と女」は、マリリン・ファンなら、どうあっても、いやでも、見ておかないといけませんよっ。
健闘を祈ります!

絶品悪女って、マリリンにピッタリかも!

もちろん、この映画のローズとしてのマリリンですけど。本当に絶品悪女ですよね。

この映画は総天然色ですけど、特に滝の青とマリリンの赤が印象的でした。レインコートの黄色も鮮やかですけど、赤のドレスや赤スーツドレス、赤の口紅と、とにかくマリリンは赤のイメージが強くて、滝のブルーと対立しているような印象でした。

マリリンの前では名優ジョセフ・コットンも添え物扱いになるのは仕方ないでしょう。確かに素晴らしい俳優である事は認めますけど。


映画の内容的には真の主役はジーン・ピータースなのに、ポスターでもパンフレットでも扱いが小さいのが不思議です。それなりに美人だし可愛いんですけど、マリリンに全部持っていかれた感はありますね。これも、相手がマリリンでは仕方ないという事でしょうか。

そして、モンローウォーク!映画館の大画面で見た時のモンローウォークの迫力はスゴいと思いました。テレビ画面だとその迫力が半減しちゃうみたいですね。ウチのテレビは極小型なもので…

悪女でもマリリンなら騙されてもいいかな。

>たけしさん
マリリンが悪女なら、少しは遊ばれてもいいかもですね。殺されるのは嫌ですけど。
ナイアガラが真っ青、という前のコメントは間違って受け取られそうなので直しました。でも実際、青いですけども。

マリリンを売り出す映画なので、ジーン・ピータースは脇にやられちゃいましたよね。主役といってもいいのに。でも、私はちゃんと評価してますよ~。いい奥さんタイプで、マリリンと対比が際立ちました。
今回見ていて、モンローウォークは、たしかに、ヒールの高さが左右違うんじゃないかというような歩きでしたよ。

ボーさん、こんばんわ。
「これぞスリルの・・・」8回目鑑賞記念、おめでとうございます!
ホントにねぇ、ため息が出るほどの美しさですよね、「ナイアガラ」のマリリン。なんせ、美しいマリリンがドレスを際立たせているのですから。。。
あ、今、JRAで「ナイアガラ」って馬が登録されているのです。この前走っているのを発見して、応援しちゃいましたヨ。
ジーン・ピータースはとても聡明な感じの奥様役で、もし映画が続くなら、あの後間違いなくカカア殿下(死語?)な感じですね(笑)!

>unikoさん
こんばんは!
日本地図つきの8回目でした。
ほんっと、きれいなんですよ。その意味では幸せな作品ですね、マリリンにとっては。
え、ナイアガラという馬が!? モンローブロンドというのはいましたが。じゃあ、応援しなくちゃ。あ、でも、その名前だと、マリリンを意図したのではないかも。

ジーン・ピータースは「ナイアガラ」の前に「拾った女」というフィルムノワールがあって、すんごい、はすっぱな女なんですよ。かっこいい。HPで書いた記事は以下です。
http://www.eurus.dti.ne.jp/~hi-ro-s/eigatanpyo-ha.htm#82

ナイアガラに行ったことを思い出しながら楽しみました。
ラストの滝へと下る場面で、以前に観たことを思い出しましたが、きっとまだ小さかったのでしょうか(笑)マリリンが出ていたとは知らなかったです…(^_^;)

どの作品のマリリンもとてもステキ。
色香だけでない魅力的な人柄に高感もてました。
特にちょっと浮世離れした天然さがめちゃ可愛いいな。
「荒馬と女」のマリリンは、また別でしたが、こちらも凄く良かったです。

その津波注意報はですね~私も経験あります。
ほぼ全画面使って、字幕も映像も観にくいし、映画やドラマの雰囲気を壊すんですよね。
数分おきでいいじゃないか!と思いますよ。

>オリーブリーさん

いっぱいマリリン映画を見ていただき、ありがとうございます。
なにしろ、映画を見ないことには、わからない! イメージだけじゃなくて、本職は女優ですから、そこを見てもらいたいのですよねー。
ということで、ありがたいです。

ナイアガラ…いいなー、行ったことがあって!
わたしも、いつかナイアガラで泳ぎ…ちがう! 観光に行きたい、ハリウッドも行きたい、サンディエゴのホテル(お熱いのがお好きのロケ地)も…
ということで、もっとマリリン映画見てくださいね。残り少ないですけど。

シネマヴェーラ渋谷で、1月に上映されるらしいです。って、私、名画座の後援会の者ではありませんが…。

昔々、父は、家族で観に行った思い出があるらしいです。母親(私の祖母)が、マリリン危うし!というシーンで「キャ~危ない!」と叫び、観客の皆様にご迷惑をお掛けしたとか…。↑のコメントを読ませて頂きましたが、その場にTさん、いらっしゃったかしら?(^_^;)

>モペ改め「謎の」ミトンさん

おおっ! ほんとだ! ありがとうございます!
この名作ラインナップ、観たいものが多いです。そのなかに「ナイアガラ」が入っているのは、びっくりです。
しかも、日曜日上映だから観に行ける!

Tさんがいたか、というネタが考えてもよく分からないんですが…うう

補足です。

「ナイアガラ」が最初に日本で公開された頃、映画館で鑑賞した世代って、今、何歳くらいなのかな~と思っていました。私の父は家族で観に行ったらしいですが、その時一緒に行った面々(私の祖父母たちですね)は、亡くなっています。
↑たけしさんのコメントに「映画館で見た…」とあったので、おぉ、当時映画館で鑑賞された世代の方ですか?!と思った訳です。もっとも、私の勘違いで、たけしさんが「リバイバル上映で観たんですよ。そんな歳取ってませんからっ」と思われていたら、大変失礼致しました…v-436
いずれにせよ、今月、渋谷で観られるといいですね。

そして、今年もよろしくお願い致します(v-156無理矢理まとめました!)。

>モペ改め「謎の」ミトンさん

当時観たとすると少なくとも70歳以上でしょうねえ。
たけしさんは私より年下のはずですから、どう転がっても、ナイアガラに落ちても、初公開時に観ているはずがありませんねえ…。笑
そうそう、そうでした、今月ですね。忘れないようにしないと!

今年もよろしく、楽しくお願いします。またお目にかかりたいものですね。


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