「七年目の浮気」(13回目) - 2009.11.21 Sat
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(c) 1955 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved. |
画像は、彼女の登場シーンから。
アパートの入り口の扉を、1階に住むリチャード・シャーマン氏(トム・イーウェル)に開けてもらい、間借りしている2階の部屋へ行く娘(マリリン)。
夏のマンハッタン、冷房がない部屋なので、小型の扇風機を買ってきている。
シャーマン氏は、奥さんと子どもを避暑旅行に出して、久々の独身生活。周囲の男たちのように遊びまくることはしない!と誓ったはずなのに、目の前に、かわゆい女の子が。
結婚して7年目、「7年越しのムズムズ」(原題)症候群が、シャーマン氏を襲う!(笑)
ヒット舞台劇の映画化、しかも主演男優は舞台と同じだから、安定感抜群。
舞台での“The Girl”、つまり名前のない「娘」役のオリジナルキャストは、ヴァネッサ・ブラウン嬢だった。
1928年ウィーン生まれ、1999年没。1952年11月20日から1955年8月13日まで演じた。
映画化に際しても、主演したかっただろうなあと思う。とくに、相手役のトム・イーウェルは映画にも出たわけだし。
ブラウン嬢は、映画やテレビで活躍、1950年には「ターザンと女奴隷」(劇場未公開)で、ターザンの彼女役のジェーンも演じている。
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マリリンの役柄である「娘」は、デンバー出身の22歳、テレビで歯磨き粉のCMをする女優。
2階のベランダから、あわやシャーマン氏を直撃かという植木鉢落下事件が起きたのをきっかけに、2人の仲は急接近! シャーマン氏の妄想癖とドタバタで笑い、娘のかわいさに、とろけましょう。
(11月8日)
THE SEVEN YEAR ITCH
1955年 アメリカ作品
監督 ビリー・ワイルダー
出演 マリリン・モンロー、トム・イーウェル
関連記事:「七年目の浮気」(12回目)(「12回目」の記事から「11回目」の記事へ、さらに「10回目」、「9回目」の記事へ飛べます。)
評価☆☆☆☆☆(練習して彼女とチョップスティックを連弾したい。5点。満点は5点)
● COMMENT ●
「あれはマリリンの為の役でしょ!?」としか思えないのは、
やっぱりマリリンのすごさですよね。
かわゆいなー♪
オリジナルの舞台女優さん、私も今回調べてみようと思って、はじめて知りました。
主演がマリリンになって、違う魅力が出たのは間違いありませんよね。
マリリン演じる娘は、天然っぽいけど頭はよさそうだったり、寄ってくる男をひらひら、あくまで自然に、かわしているような。
ぴったり、くっついて連弾、夢のようですねー!
映画は後まで残る、という点では、舞台よりも有利でしょう。今なら舞台も、テレビやDVDに残るものもありますけど。
でも! そうでなくても、マリリンなら特別です! 彼女が演じれば、彼女以外は、ありえなくなっちゃいますよねー、絶対!
平日なので、ボーさんは(あたくしも)難しいかも知れませんが…。
コメントというより、ただの「業務連絡」なので、この頁に書き込んでよかったでしょうか?(書き込む側も、結構気を遣いまする、特にマリリンさんのページは…)。
>モペ改め「謎の」ミトンさん
いま知りました! 11月28日(金)、「追想」と2本立てですね。
まあ…観るのは無理でしょう…。
いえいえ、ここに書き込まないで、ほかにどこに書きましょうか。(いや、ここ以外にない、という反語?)
気は使わなすぎるのもなんですが、そんなに気にしないで大丈夫ですよ。気軽にいらしてください。
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この映画のマリリンは本当に可愛い!いろいろ分かってるのかいないのか…みたいな微妙な雰囲気がマリリンだと自然に見えますよね。こういう娘が身近にいてほしい、みたいな。
チョップスティックは一番カンタンなピアノ曲だから。自分もマリリンと連弾したいかも!隣にピッタリ座ってね。