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「恋をしましょう」(7回目) - 2009.11.22 Sun

あったかくて、いい子だなあ、マリリンは。


色っぽいマリリン
(c) 1960 TWENTIETH CENTURY FOX.
All rights reserved.

彼女の役は、アマンダ・デルソン、通称アマンダ・デル。オフブロードウェイの舞台女優。

金持ちの社長ジャン=マルク・クレマン(イヴ・モンタン)は、アマンダたちの劇が有名人を風刺するもので、マリア・カラスやエルヴィス・プレスリーとともに自分も風刺の対象になっていることを知り、リハーサルをチェックしに行く。
そこでクレマン役の俳優と間違われてしまうが、アマンダに惚れてしまった彼は、誤解をそのままにして彼女に接近しようとする…。

見どころは、マリリンのミュージカル・シーンと、アマンダの素直で可愛い性格でしょう。
作曲はジミー・ヴァン・ヒューゼン、1曲のみコール・ポーター。

この映画のモンタンは、なんとなくキザったらしくて好感は持てない。
人が金持ちに何を期待するか分かっているから、いろんなものをあげるんだ。そう自分で言うクレマンだから、偉そうにしているわけではなくて、立場は分かっていて素晴らしいんだけど、でも、キザったらしいのは否めない。

社長としてではなく貧乏な俳優を装ったうえで彼女の心を射止められるか、という方法によって、「財産ではなく人間を見て判断する」という選択を結果的に彼女が行なうことになる。

ある資料によると、マリリンの夫のアーサー・ミラーも脚本に参加していることになっているが、そうだとしたら、どのへんにそれが反映されているのだろうか。口出しした程度かな?

(11月8日)

LET'S MAKE LOVE
1960年 アメリカ作品
監督 ジョージ・キューカー
出演 マリリン・モンロー、イヴ・モンタン、ミルトン・バール、ビング・クロスビー、ジーン・ケリー

関連記事:「恋をしましょう」(6回目)(「6回目」の記事から「5回目」の記事へ飛べます。)

評価☆☆☆☆☆(マリリンだから5点。満点は5点)

● COMMENT ●

今回の放映順番だと、たしか最後の映画ですよね。

ここでもマリリンは可憐な役。歌もたくさん入って楽しい映画なんですけど、マリリンの映画では何故かイマイチ人気が無いような気がします。もしかしたら、ボーさんの言われる通り、相手役のモンタンがちょっと不人気の原因なのかも?「お金か人間性か」みたいな問題も最後はちょっとあやふやな感じになってますし。

でも、当然ながらマリリンは最高!登場シーンのセーター姿は、最初、本当にドキッとしました。歌うとセクシー、しゃべるとキュート。見ているだけで幸せな気分になります。

しばらく見てないので、また見てみようかな。

これで今回のマリリンはラストでしょうか?
ボーさんのひと言キャッチフレーズがとっても楽しく、
大きく頷くばかりのマリリン映画特集でした♪
モンタンがもっと笑いに徹して、自分を崩してくれたら違ったかもですね…なんて。
何にせよ、マリリンはかわいいけど(笑)

>たけしさん
今回のテレビ放送、最後の作品です。
モンタンと恋愛してメロメロなマリリン、などと言われたり、映画の評価はそれほどでもないですよね。
まあ、アマンダは相手が金持ちと知らずに好きになっているので、その点では純愛?かも。
マリリン初登場シーンはミュージカルのリハーサル。最高のインパクトですよね。クレマン氏(モンタン自身も?)もそれでKOされてますから!

>まおさん
ありがとうございます。今回のラストです。
冒頭の一文は、4作品とも同じ形のバリエーションで並べました。
4作とも、同じ日に一気に観賞! 楽しかったです。
モンタンは…崩れないんじゃないかな…劇中のパントマイムも面白くはなかったし、あ、単に、この映画の彼は、私には合わないのか!(笑)

こないだのマリリン・モンロー特集で一番の収穫がこの映画でした♪
というのも、ちゃんと観たのは今回が初めてだったし、「今ひとつ」って評判を聞いていた分、「けっこうイケるじゃん」と思えたから。
マリリンの健気さ可愛らしさはもちろんですが、リアルタイムで見てた頃のモンタンってもう初老でしたから、若いモンタンが意外に良かったです。

そうそう、ボーさん、「2012」観ましたか?
セリフの中にですが、マリリンが登場するんですよ♪

>kiyotayokiさん
お、ご覧になったんですね! ありがとうございます!
星の数ほどある平凡な映画とは違って、イケてるのは当然ですね。マリリンですから!
アメリカ映画に出たモンタンとしては、自分に合っている舞台かどうか、あやふやなままだったのかもしれませんが、とにかく、こなしています。

え! 「2012」は観ようかなとは思っていましたが、じゃあ、それで決定ですね!

コメント&TBありがとうございました。
ところで、7回目の鑑賞とは参りました。
マリリン・モンローの映画に関しましては、ボーさんにコメントし辛い雰囲気に包まれます。(汗)
ただ、イヴ・モンタンは確かに、歌唱力は兎も角として、私も少しキザっぽく映りましたね。

>アスカパパさん
とんでもないです。好きで何回も見ているだけで、深く理解などしていませんから、他の方の、いろんな感想を見るのは楽しいのです。

キザっぽいですよねえ、モンタン。8年ほど前の「恐怖の報酬」では、ちっともそんなふうじゃなかったんですが。たぶん、映画のタイプが違うせいでしょうけれども、それにしても、ずいぶん違います。


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  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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