「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」 - 2009.12.26 Sat

駅で汽車が通過するときにナルニアへの道が開くというのは、ハリー・ポッターの何作目かでもあったような気がするぞ。「旅」と駅、汽車は関係が深いというわけだ。
ナルニアはテルマール人の支配下にあり、テルマールの王子は政権を狙う伯父の陰謀から逃れ、いまやナルニアの味方となっていた。
角笛の音色に呼ばれ、再びナルニアを訪れた4人の兄妹。
テルマール人とナルニアの戦いが始まる。
戦いが必ずしも、うまくいかないところが話としては面白い。やっぱり、苦労はしないといけないんでしょうか。
1対1の決闘という見どころの工夫などもあり、2時間半をまあまあ飽きることなく見せてくれる。
何で、そういうふうに(うまく)いくか、とか、逆に、何で、そういうふうにしないんだ、とか、話の内容は甘いけど。
たとえば、アスランにしても、自分が助けられないなら、さっさと「木」に戦うように命じておけばいいのに。
ナルニアのネズミくんは、かわいかった。(戦士に、かわいいは失礼か。)
アナグマもね。
ロード・オブ・ザ・リングもハリー・ポッターもナルニアも、「戦い」は必須なんだね…。
それが成長の旅、学びの旅ということか、こういうお話の主人公の運命は。
彼らが現実世界に戻るときの、別れの寂しさで、見ているこっちは、じーんとしてしまう。
長男と長女は、再びナルニアには戻らないのだろうか。アスランがそんなことを言ってたよね。
(12月20日)
THE CHRONICLES OF NARNIA:PRINCE CASPIAN
2008年 アメリカ作品
監督 アンドリュー・アダムソン
出演 ジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、アナ・ポップルウェル、ウィリアム・モーズリー、ベン・バーンズ
参考:ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛@ぴあ映画生活

評価☆☆☆(3点。満点は5点)
● COMMENT ●
TB失敗(´д`)
>わさぴょんさん
むむー。やはり王子様ですか。
あんまり役に立ってな…むごむご…と思ったら、本来は子ども?
なるほど。集客のためでしょう!(断言)
リービチーブ? どなた?(笑)
私は次作もテレビ観賞のつもりです。彼女が観に行こうって言ったら行きますけど。(って、いないよ彼女)
TBなんででしょうね。トライアゲイン、プリーズ!
弊記事までTB&コメント有難うございました。
ボーさんもご覧になっているようですが、如何でした?
本作は、原作者のC・S・ルイスが批評家でもあるので、英国の歴史的背景を取り込んでいるようで、英国と関係の深いデンマークを舞台にした「ハムレット」がベースにあるような気がします。
そもそもテルマール国という名称からして、きっとデンマークの改竄でしょう。(笑)
ブサかわ~♪
次回作見る前に前作を復習しないと忘れちゃうレベルですけど。(汗)
とりあえず、珍しく自分のイケメンアンテナに引っ掛からなかったカスピアン王子だったのですが、長男クンの著しい成長が嬉しい作品だったので良しとしました。(結局そこかいっ!)
一作目のときは、ブサかわ比率が7:3だったのに対し、本作では逆転したからアラ不思議。(笑)
>オカピーさん
2作目のほうが戦いが多かったですね。そういうお話だから当然かもしれませんけれど。そうすると、おもしろいけど、他にも似た映画がありそうな感覚にもなります。
ハムレット、デンマークですか。なるほど~。ぜんぜん考えてなかったです。
>小夏さん
決闘もしましたしね。大人になりました。特攻して(?)失敗して、苦渋、というのも良かったのでは?
えーと、逆転したら、「かわブサ」なんですよね!?(笑)
ん、次男は? まだ子どもで対象外?
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>たとえば、アスランにしても(以下略)
たしかにそうですよね~(^^;
でも私、今作大好きです!
だってカスピアン王子が素敵だから(≧▽≦)♪
次回作(『朝びらき丸、東の海へ』。もう読みました♪)早く作られないかな~
カスピアン王子もリーピチープも、次男次女も出てきます♪
でも原作ではカスピアン王子って、ルーシーよりちょっと大きいくらいの設定で
決して大人ではないんですが(^^;
集客のためか?