「ランゴリアーズ」 スティーヴン・キング - 2009.12.29 Tue
画像は文庫本だが、図書館で借りて読んだのは単行本。
「図書館警察」とのコンビ(?)本。
「ランゴリアーズ」は、けっこう長いのだが、めちゃくちゃ面白かった!
フライト中の飛行機で、数人を残して乗客乗員が消滅した。残された人たちの運命やいかに?
という話で、登場人物の中にアブナイ奴が交じっていることもあって、ハラハラドキドキ。
いままで読んだキング作品(数少ないけどさ)のなかで、文句なく一番おもしろい。
おもなキャラクターの描写も必要十分で、個性が浮き立つ。
彼らが協力しながら危機を切り抜けていく物語は、まったく飽きることがない。
過去と未来の時間の描写が、また面白い。
ただ、死んでほしくない人が死ぬのは、いやだ。
「秘密の窓、秘密の庭」は、俺の作品を盗んだ、とある男に責められる作家の話。
作家の精神状態が、だんだん追い詰められていく様子が怖い。
恐ろしいのは、やっぱり人間の心ですね。
(12月28日読了)
● COMMENT ●
NoTitle
NoTitle
テレビ映画では観たんですが、やっぱりキングの原作を読んだ方が面白そう…いえ、映画もキングものにしては、悪くなかったんですが。
うーん、久々にキングを読みたくなりました。
…などと、こちらで何ですが、今年もありがとうございました!
また来年もよろしくお願いいたします♪
>由香さん
ボーボーと私の名前で泣いていただくと、喜びも、ひとしおです。(笑)
いやー、さすがにキングは面白いんだなあと、かなり実感した小説でした。映画も見たいです。
多少雰囲気は違うかもしれませんが、クーンツの小説のほうが、いい人が死なない率が大きいので、もっと私は好みなんですけどね。
「秘密の窓」は、映画での改変がどうなのかを知ってしまったのですよ~。でもまあ、いつか見てみるかもしれません。
今年もよろしくお願いします!
>まおさん
うーむ。私も見てみたい。レンタルで探してみます。
原作は読んで損はないと思いますよ。
ということで(?)昨年はありがとうございました!
あいかわらずな私ですが、今年も、よろしくお願いいたします~。
おおうっ!!
『ランゴリアーズ』のいいところは、本題に突入するのが比較的早いってことですかね。とかくキング本は前説が長いというか、それだけ人物描写が細やかというと聞こえはいいけど、下手すりゃ飽きちゃいますからねー。(←私です)
とりあえず、飛行機の中で絶対熟睡できない自分の行く末は・・・(汗)
『秘密の窓』ラストの改変部分、知っちゃったんですか?むぅ。
あ、でも映画も機会があれば是非。なんか評判イマイチみたいだけど、どーして?って思うくらいは面白いっすよ。
>小夏さん
やるとなったら、やるばってん。
ちょうど、図書館で借りられたから。借りたら、どうしても読みます、たいていは。
前振りが長いんですかー。それはイカン。
これは中編だから、さっさと話を進めたのでは?
必要がなければ、ヒコーキには乗りたくない私です。落ちたら死ぬし。危ないでしょー。
シークレット ウィンドウは、話がわかってても、かまわないかなと。機会があって気が向いたら見ま~す。
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/1733-0bfde6e9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
今年も残り少なくなってきましたね~
ボーさんには今年大変お世話になりました。感激でございます、、、ボーボー(感涙)
来年もヨロシクね!
(とか言いながら、年内またノコノコ来るかも・笑)
ランゴリアーズ!!私もメチャメチャ面白かったです!
確かに他のキング作品よりも夢中になり度が大きかった気が、、、
これを今の映像技術で映画化すると面白そう!!
秘密の窓~も結構好きです。
ジョニーの映画の評判はイマイチでしたが(汗)、私は好きなの~
先日観たパブリック~よりもよっぽど面白いと思う(汗)