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2020-02

「コッポラの胡蝶の夢」 - 2010.01.31 Sun

幻想文学の映画化。

ミルチャ・エリアーデの「若さなき若さ」が原作。

ティム・ロス、アレクサンドラ・マリア・ララ
ティム・ロス、アレクサンドラ・マリア・ララ
(c) 2007 American Zoetrope, Inc. All Rights Reserved.


雷に打たれた老人が若返り、知能が上がり、超能力や分身まで登場?
戦争になり、ナチスに目をつけられ逃げる。
かつての彼女そっくりな女性と出会い、恋に落ちるが…。

原作でも、邦題にある「胡蝶の夢」について言及があるらしいが、この話について調べてみた。中国の有名な思想家、荘子のエピソード。

昔、荘子が夢の中で胡蝶(蝶)となった。ひらひら飛ぶ蝶だった。楽しく、気持ちが伸び伸びした。荘子だとは分からなかった。いきなり目が覚めると、なんと荘子だった。荘子の夢の中で胡蝶となったのか、胡蝶が夢を見て荘子になったのか。 だが、荘子と胡蝶とは、必ず区別があるもの。これが物の変化というものなのだ。

自分が、本当は人間なのか蝶なのか。でも、どっちでも本質は同じなんだから気にするなと?
ということだけから考えると、この映画、主人公の見かけが違っても、人間としては同じ、みたいなことはあるのか。…当たり前か。
違った人生を送っても、結局は同じ?

全部、夢だと思えば、簡単だけど。
幻想文学だから、もともと、よく分からないようにできてるんでしょ。

でも、見ていて飽きはしない。なんだろ、これ?と興味をもって見続けることができる。
描き方も、しっかりしてるし、よく分からないなりに、芸術的で、クラシカルな雰囲気あり。
エンドロールがないラストは、最近の映画では珍しい。

(1月30日)


アレクサンドラ・ピリチ
アレクサンドラ・ピリチ
(c) 2007 American Zoetrope, Inc. All Rights Reserved.


YOUTH WITHOUT YOUTH
2007年 アメリカ・ドイツ・イタリア・フランス・ルーマニア作品
監督 フランシス・フォード・コッポラ
出演 ティム・ロス、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・ピリチ、マット・デイモン

参考:コッポラの胡蝶の夢@ぴあ映画生活
「コッポラの胡蝶の夢」の映画詳細、映画館情報はこちら

評価☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

コッポラにずっとついて来た私としては、

是非この作品も観たいのですが、こういった文芸作品は、私の住んでるフィリピン・マニラではちょっと観るのが難しいので残念。。。

実は「ドラキュラ」もそうだったんですが、コッポラはその小説なり詩なりの文芸の本質的なテーマをしっかり理解しようとする姿勢があって、それが映画化にあたっては吉とでたり凶とでたりします。
「闇の奥」のテーマを現在の戦場となったベトナムで展開しようとした「地獄の黙示録」がその典型です。

ですからこの作品は、最もコッポラらしい作品に仕上がってるはずで、是非観たいのですがね。。。

No title

あ~私これ疲れてるときに観たからかな。
睡魔に襲われて大変でした・・・(´д`)

考えても無駄ですよね・・・
てか、ムリに結論出そうとしない方がいいんだろうな・・・

>lalakiさん

なるほど、普通に受けないタイプの作品ですからね。
海賊版でも、ないですか!?
原作のテーマを理解しようしている、というのは、よく分かりますね。かなり原作に忠実という話も聞きました。映画に置き換えたときに、どれだけ上手くいくかが問題ですよね。
ティム・ロスもがんばってますし、見ていただきたいですよ。

>わさぴょんさん

これは、眠いときに見たら、それこそ胡蝶の夢ですよ。(爆)
見たのか、見なかったのか、わからない。って気分じゃないですか? そうでしょう?
夢か現(うつつ)か。でも、夢(想像、願望)のほうなのかなあー、やっぱり?


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コッポラの胡蝶の夢/ティム・ロス

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コッポラの胡蝶の夢

コッポラの胡蝶の夢 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD] ¥3,004 Amazon.co.jp 幻想文学の鬼才、ミルチャ・エリアーデの小説、「若さなき若さ(Youth Without Youth)」を映画化した作品。 第二次世界大戦前夜のルーマニア。年老いた言語学者のド

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