「ピーター・パン」 - 2010.02.03 Wed
もちろん、ティンカー・ベルに会うためだ。私の場合は。
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最近公開された「ティンカー・ベル」(マリリンとティンクのことについては、「ティンカー・ベル」の記事を見てね)、「ティンカー・ベルと月の石」では主役のティンクだが、この「ピーター・パン」ではビーター・パンが主役で、ティンクは、はじめからピーターといっしょに行動している小さな妖精。
この映画の中で言葉は、まったく話さないけど、ピーターには彼女の言うことがわかる。
もしかして、「ピーター・パン」の映画は人間の立場から見ているから、ティンクの声がわからない、とか? そんな理由が、つけられるかな?
ピーターがウィンディたち姉弟をネバーランドへ連れていって親切にすると、ティンクは焼きもちをやく。
その「しっと心」をフック船長に利用されるほど。
かわいい、焼きもちやきの妖精、という役だ。
ネバーランドには、インディアンが住んでいるのだが、その扱いが、いかにも古い。
「ハウ」と言うとか、顔が赤いとか…。1950年代の映画だから仕方がないけど。
フック船長が時計ワニに追いかけられて、「スミー! スミー!」と部下の名前を連呼し、助けを呼ぶのが、ギャグのひとつ。スミーという名もユニークだよね。
ピーター・パンが切り落としたフック船長の右腕を、ワニが食べて、味をしめ、それ以来、このワニはフックを追いかけているのだ。時計を飲み込んでいるワニは、近づくとチクタクと聞こえて、フック船長が怖がるというわけ。
海賊の船長なのに怖がりなのが、愛きょうがあるというか、憎めないキャラクター。
しかし、ピーター・パンも腕を切り落とすとは、けっこう残酷だ。
自由に空を飛んで、楽しい島に行って、楽しい冒険をする。
でも、ウェンディは、やっぱり家に帰りたくなる。帰ったら、子どものままではいられない。そのうち大人になっていく。彼女は、そういう決心をするのだった。
オープニング、ディズニーとともにRKOラジオピクチャーズの名前があった。当時の配給会社は、RKOだったのか?
(1月30日)
PETER PAN
1953年 アメリカ作品
監督 ハミルトン・ラスク、クライド・ジェロニミ、ウィルフレッド・ジャクソン
声の出演 ボビー・ドリスコール、キャサリン・ボーモント、ハンス・コンリード、ポール・コリンズ、トミー・ラスク
参考:ピーター・パン@ぴあ映画生活
評価☆☆☆(3点。満点は5点)
● COMMENT ●
消えた
ティンカーベルは原作でも喋らなかったので(鈴の音で鳴くから、鈴虫みたいな感じ?)、たぶん妖精同士でないと言葉がわからないのでしょう。ピーターも妖精みたいな類いでしょうし。
ティンカーベルは、ただ可愛いだけの妖精ではなくて、怒ったり嫉妬したりとちょっと人間味のある所が、可愛いように思えます。怒った顔も可愛いし。そして、フック船長に捕まった時にも、いいチャンスとばかりにモンローウォークでフック船長を誘惑しますが…妖精に誘惑されても微妙な気がします。まあ、あの場面がマリリン風とされているから、個人的にはOKですけどね。
>たけしさん
ケータイでは、たしかに文面が途中で切れていました。でも、そのあとも、ちゃんと続くのかなと思ったのですが、見事に消されました!
メールソフトで文章を書くので、そちらのほうに文章を残してあって、助かりました。
そうそう、妖精の言葉ですよね。本作では、嫉妬するのが、かわいいです。
妖精と同じサイズになれたら、誘惑されて喜びますけどねー。笑。
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夜に直しておきます。