FC2ブログ
topimage

2020-02

「007は二度死ぬ」 - 2010.06.23 Wed

4作目の「サンダーボール作戦」が、いまいち面白く感じなかったので、どうなるかと思ったら、これは面白かった。

若林映子さん
アキ(若林映子)。
トヨタ2000GTでボンドの危機を救う。ボンドと仲良し
になるが、ボンドを狙った敵に殺されてしまう。死ぬ
必然性なんてないのに! かわいそうだ!!
(c) 1967 United Artists Corporation and
Danjaq, LLC. All Rights Reserved.

以前に見たことはあるが、ほとんど覚えてなくて、日本を舞台に、どんな(変な)話になってるかと楽しみにしていた。
でも、それほど変じゃなかった。吹替版で見たせいかもしれない。普通にちゃんとした日本語会話に直ってるかもしれないから。それに、日本を舞台にした外国映画の変なのには、慣れてるから、多少変でもOK。

オープニングクレジットを見ていて、おっ、と思ったのは、脚本がロアルド・ダールなのだ。シリーズ初起用。この人は「チャーリーとチョコレート工場」を書いた人。なんでボンド・シリーズに呼ばれたのか分からないが。日本に詳しいのだろうか?
監督もシリーズ初のルイス・ギルバート

主題歌が、ナンシー・シナトラ。スローな曲で、女性と番傘の映像とあいまって、オリエンタルな、なかなかいいムード。

アメリカとソ連の宇宙船が謎のロケットに捕らえられて消える事件が起こる。
ロケットの頭が、パカッと開いて、宇宙船を飲み込むビジュアルが漫画のようで笑える。
ボンドは、ロケットが降りたという噂がある日本へ調査にくる。
なぜか、相撲力士の佐田の山を介して、ボンドは情報員のアキ(若林映子 わかばやし あきこ)と接触し、やがて、ボスのタイガー田中(丹波哲郎)と会う。
丸の内線の車両が、組織の専用電車に使われていたよ。

ボンドガールというと、浜美枝さんのほうが有名だと思うが、映画では、若林映子さんのほうが初めから中盤まで活躍する。
浜さんは、終盤、ボンドが島に潜入するために偽装結婚する相手なのだ。終盤の30分ほどでしか出番がないけど、水着の場面が多いし、ラストシーンに出るので、印象が強くなったのだろう。(じつは若林さんと浜さんの役は逆の予定だった、とネットの百科事典Wikipediaにはある。Wikiには、ほかにもトリビアがいっぱい書かれているので、知りたい方はアクセスを。)

浜美枝さん
キッシー鈴木(浜美枝)。Kissyって「岸」と「キッス」が
混ざってる? 
(c) 1967 United Artists Corporation and
Danjaq, LLC. All Rights Reserved.

ボンドガールは、若林映子、浜美枝、敵のメンバーであるカリン・ドール。そして、ミス・マニーペニーのロイス・マックスウェル
また、敵組織スペクターの親分ブロフェルドの顔が初登場、というのも話題。演じるのは、ドナルド・プレザンス

ボンドと敵の格闘は、相変わらず、けんかファイトのような迫力があって、見ごたえあり。生身の闘い。
最後に敵の基地を襲うのは、丹波哲郎に率いられたニンジャ部隊!
といっても、しっかり、銃は使う。 

原題は「二度しか生きない」だけど、邦題は「二度死ぬ」。
まあ、二度生きれば、二度死ぬことになるのは確かだ。「死ぬ」という題のほうが、インパクトがあるから採用されたか。

1964年の東京オリンピックで日本が世界の注目を浴びたせいで、じゃあ、今度は日本を舞台にした原作を使って映画を作ろう、となったのかもしれない。(単なる推測。)
丹波さんや浜さんが、日本の描写で変なところを指摘したというし、日本を描いた外国映画として、この当時としたら、じゅうぶん、よく出来てるんじゃないかな~。
なにより、007が日本人と一緒に活躍したというのが、うれしいし、ボンドガールも美しい!

(6月12日)

YOU ONLY LIVE TWICE
1967年 イギリス作品
監督 ルイス・ギルバート
出演 ショーン・コネリー、若林映子、浜美枝、丹波哲郎、カリン・ドール、ロイス・マックスウェル

参考:007は二度死ぬ@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

こんにちは♪

よかった~もう打ち止めかと残念に思ってんですよ。
私は残念ながらいまひとつだったんですよ、汗
次の作品も待ってます♪

弊記事までTB有難うございました。

何故かよく観る第5作です(要は面白い)。^^

こういうのは大真面目に考えてはダメで、日本の描写がデタラメなら笑って観れば良いし、ちゃんとすれば感心すれば良いだけですね。^^

>ロアルド・ダール
この人最近は児童もので知られているようですが、元来は“奇妙な味”で知られる短編ミステリー作家ですし、イアン・フレミングとは友人だったと記憶しています。
「ヒッチコック劇場」にもかなり良い脚本を書き下ろしていますよ。

>二度死ぬ
僕もそんなことを考えていました。
少なくとも「二度しか生きない」では到底邦題にならないし、「二度生きる」も様になりません。
原語タイトルは、由来があるらしいですが、フリッツ・ラング「暗黒街の弾痕」You Only Live Onceのパロディーにもなっていますね。

>yukarinさん

こんばんは!
録画してあるので、見ますよー。ゆっくりと。
いまひとつでした? やはり感想は人それぞれなんですね~。
次は今週末かな。。。でも、書くのは、もっと後。(苦笑)

>オカピーさん

はい、面白かったですね。
日本が舞台というのは興味を引きます。
ボンドが日本人に化けるなんて笑えたりしますけど、ご愛嬌ということで。
ダールは007の原作者と友人関係ですか。それなら納得ですね。
「暗黒街の弾痕」は見たこともありますが、そういう原題でしたか。これも、なるほどです。
このあとのシリーズでも、面白い作品があるといいなあと、あまり期待せずにいます。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/1881-ef65d012
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

映画評「007は二度死ぬ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1967年イギリス映画 監督ルイス・ギルバート ネタバレあり

007は二度死ぬ

『YOU ONLY LIVE TWICE』公開:1967/06製作国:イギリス監督:ルイス・ギルバート原作:イアン・フレミング主題歌:ナンシー・シナトラ出演:ショーン・コネリー、若林映子、浜美枝、丹波哲郎、ドナルド・プレザンス日本にもこんな素敵な諜報機関があったなんて!でも・・...

『007は二度死ぬ』(1966)

米ソの宇宙ロケットを拿捕し、双方の疑心暗鬼を煽って開戦を目論むスペクター。その秘密基地が日本にあると睨んだ英国諜報部は、ジェームズ・ボンドの死を偽装して日本へと派遣した。 ということでシリーズの5作目は遂に日本が舞台になり、相撲協会協力の国技館ロケ、...

「カサブランカ」 «  | BLOG TOP |  » 西武、満塁弾で勝つ!

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



日本マリリン・モンロー・クラブ 会員募集中!

このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード