アルバム「マイ・ファンタジー」 キョン2ディスコグラフィ(3) - 2010.07.21 Wed

1982年3月と7月に、シングルを発表したキョンキョン。
「微笑物語 ちょっぴりてれた16才」がワニブックスから8月1日に発売。写真とエッセー集。
NHK大河ドラマ「峠の群像」で、大石主税(ちから)の恋人、鶴を演じることに。放送は8月。 主税役は、松本秀人。
そして、初めてのアルバムが、8月21日に発売される。
記念すべき、そのタイトルは「マイ・ファンタジー」。キョンキョン16歳。
2007年に発売された「マイ・ファンタジー+2」に収録された対談での小泉さんの発言によると、「仮歌のお姉さんが上手に歌ったのを聴いて、そのまま歌う」。そんなふうに作ったらしい。歌い方が素直になるわけだ。
素直で、多少かよわい感もある、かわいこちゃんのアイドルらしいアルバム。
これはこれで、かわいくて好き。
1.私の16才
作詞:真樹 のり子、作曲:たきの えいじ、編曲:神保 正明
シングル曲を1曲目に持ってくるのはオーソドックスな王道。つかみはOKというところ。
この曲については、シングル「私の16才」 キョン2ディスコグラフィ(1)参照。
♪いつもあなた 通る道で 今日もあいさつ するだけなの
2.黄色いチューリップ
作詞:三浦 徳子、作曲:鈴木 キサブロー、編曲:萩田 光雄
彼の部屋に置いてある黄色いチューリップに自分をたとえるラブソング。かわいくて好き。シンプルで、いい曲です。
♪まるで あなたのためにだけ そうよ生まれて来たみたい
3.夏もよう
作詞:たきの えいじ、作曲:たきの えいじ、編曲:神保 正明
少しアップテンポな曲。「今年の夏はルンルン気分なの」という歌詞は古い! この部分、次は「ウキウキ気分なの」、最後にいたっては「キョンキョン気分なの」となる。キョンキョン気分って何だ! 聴いていて恥ずかしくなる。それさえなければ、いいんだけどなあ。
「マイ・ファンタジー+2」収録の対談で、小泉さんは「キョンキョン気分なの、って歌詞が入ってる歌があったような気がするんですよ」と、他人事のような発言を!(笑)
♪夏の風は いじわるキラキラキラ なぜか心 目隠ししてしまう
4.フルール
作詞:たきの えいじ、作曲:たきの えいじ、編曲:神保 正明
ちょっと切なげなメロディ。やっぱりラブソング。
♪あの人が駈けて行く 坂道を登る 石ころにすれる 靴音がひびく
5.宛先のない手紙
作詞:荒木 とよひさ、作曲:萩田 光雄、編曲:萩田 光雄
切なげ系が続く。
♪なみだ色のインク文字がにじんで 次の言葉が見つからないの
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6.素敵なラブリーボーイ
作詞:千家 和也、作曲:穂口 雄右、編曲:矢野 立美
イキのいい曲、いいね。2曲目のシングル。
この曲については、シングル「素敵なラブリーボーイ」 キョン2ディスコグラフィ(2)参照。
♪あなたは特別な男の子 わたしを自由にできる
7.せっかち
作詞:さいとう 大三、作曲:鈴木 キサブロー、編曲:竜崎 孝路
キーワードの「せっかち」という歌詞が、なんだか、あまり好きじゃない。木魚みたいな楽器の伴奏も、いまいち好まず。メロディラインは嫌いじゃないけど。
♪あ~ せっかち あなたはいつも せっかち
8.年頃
作詞:真樹 のり子、作曲:たきの えいじ、編曲:神保 正明
アップテンポ。ちょっと大人びた危なさ。エンディングの演奏、音が切れるというか、揺れるというか、不安定なんですけど、わざと?
♪見つめないで 見つめちゃイヤ 気に入るかしら
9.回り道
作詞:三浦 徳子、作曲:馬飼野 康二、編曲:竜崎 孝路
アップテンポ。恋い焦がれる気持ち。
♪アルバイトしているあなたの姿 ひと目見て帰ろうとしてたの
10.街っ子ボーイ
作詞:荒木 とよひさ、作曲:鈴木 キサブロー、編曲:萩田 光雄
軽快な曲。「街っ子ボーイ」という歌詞が、どうも好きになれないけど。
♪微笑みかけてね ルン ルン ルン あなたがまぶしい
11.シー・ユー・アゲイン
作詞:荒木 とよひさ、作曲:鈴木 キサブロー、編曲:竜崎 孝路
初期のコンサートのラストで、よく歌われることになる名曲。そのための曲、という側面も大きい、観客に対して歌いかける歌。
♪出逢いとお別れ 時間が過ぎても 心をむすんでいれば
参考:「マイ・ファンタジー+2」、「小泉今日子 歌の全曲集 第11版」
● COMMENT ●
>たけしさん
コメントのなさそうな、いまどきキョン2アイドル時代ネタですから! 神様仏様たけし様です。
そう、おとなしめの、ぶりぶりアイドルっぽかったです。
私の考えだと、翌年の5月のシングル「まっ赤な女の子」で、ひと皮脱皮した印象があります。
それについては、その記事を書くときに。
ボーさんへ>
シャッフルで、「黄色いチューリップ」を聴いて以来、このアルバムリピートして聴いてます。当時を思い出します。2ndアルバムも聴いたのですが、そちらは、若干、こんな曲あったかなとおもうものがありますが、1stは流石にかなり繰り返して聴いたのか、全部、懐かしく覚えています。「黄色いチューリップ」は今更ながらですが、特に良いですね。
あと、「シー・ユー・アゲイン」は生で一度も聴いたことないので、聴いたことのあるボーさん
が羨ましい。もう、これを生で歌ってくださることは無いでしょうから。。。
生で聴きたい曲は沢山あるので、言っていたらきりがないのですが。。。
このころは、基本「純情路線」という感じでしょうか?私は、結構、この路線は好きなので、繰り返し聴いても飽きません。今の小泉さんのあの低音も良いですが、この頃の声も好きです。
>moonstarさん
ありがとうございます。
おお! はまりだしましたね!
昔、聴いていて、ふたたび聴くと、すごく懐かしいし、素直な(?)歌がいいんですよね。
模範になる歌のとおりに歌ってみているという素直さ。
生で聴くのは…むずかしい…ですよね。
ボーさんへ>
「シー・ユー・アゲイン」か「ラブコールをアンコール」を1回生で聴きたいです。
(スターダストメモり聞けただけでも十分ですが)
>moonstarさん
セカンドアルバムと同時くらいに聴いたはず。
素直さから来る胸キュン度(のようなもの)は、セカンドよりも強いと思います。
「シー・ユー・アゲイン」のライヴ、聴かせてあげたいなあ。。。
ボーさんへ>
「シー・ユー・アゲイン」、生でなくても良いので、今の小泉さんの声で聴いてみたいです。
>moonstarさん
「シー・ユー・アゲイン」を「ウィ・ウォント・トゥ・ヒア・アゲイン」と、みんなでリクエストしましょう!
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