fc2ブログ
topimage

2023-06

「12番目のカード」 ジェフリー・ディーヴァー - 2010.10.09 Sat

リンカーン・ライムのシリーズ第6弾。

表紙
ニューヨーク・ハーレムの高校に通う16歳の少女ジェニーヴァ。彼女が博物館で、先祖について書かれた資料を調べていると、男に襲われそうになる。
リンカーン・ライム、アメリア・サックスらのチームが捜査を始める。
犯人が残した遺留品のなかには、タロットカードの「吊るされ人」があった…。

相変わらず読ませる。
「どんでん返し」が特徴の作家だと思っているが、今回も、また。
「えっ!? そうなの!?」と思う場面が、大掛かりなもので少なくとも(私の場合)4回。小さいものを入れたら、もっともっとある。
読者を「おおっ!」と驚かせたくて、しょうがない作家なのだろう。「サービス精神満点というべきか。

少女の命をつけねらう犯人、共犯者との攻防に加えて、黒人の権利に絡んだ140年前の謎なども出てくる。

1作目の「ボーン・コレクター」は、デンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化されたが、その後、映画化はない(と思う)。
また映画にしてくれないものだろうか。
射撃の名手アメリア・サックス刑事を演じるアンジーを見たいものだが…。
アメリアを演じるより、今だったら「ソルト」の続編になるのかなあ。

(10月8日読了)

● COMMENT ●

No Title

おお~ボーさんはちゃんと作品順に読まれてるんですね。
私は、『12番目のカード』をサクッとスルーして『ウォッチメイカー』にいっちゃいました(汗)。こちらももの凄く面白かったです。
シリーズで一番好きかも。『12番目~』はまたいずれ。

ディーヴァー作品の映画化は今後ナシかも。
『ボーン・コレクター』の映画化をご覧になったディーヴァーさん、めちゃくちゃ愕然としたらしいですから。
や、なにがって・・それは・・。(^^;

>小夏さん

どうも、その次回作のほうが評判よさそうです。
本作ではライム・チームの人間関係に大きな変化はないので、飛ばして読んでも問題なかったでしょう。
クリスマスなんとかという短編集も評判がいいようですよ。
映画の「ボーン~」は、作者からすれば確かにまあ、不満はあるでしょうけど!


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/1969-0bb2776c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

今年の月下美人 «  | BLOG TOP |  » 野菜と、きのこ

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード