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2017-11

「裏窓」 - 2010.10.23 Sat

のちにモナコ王妃となって映画界を引退した、グレース・ケリーの美しさ。

主演カップル
(c) 1954 Universal Studios. All rights reserved.

アルフレッド・ヒッチコック監督の傑作中の1本。
「午前十時の映画祭」、映画館の大きなスクリーンで観賞。

ニューヨークのアパート。
写真家のジェフ(ジェームズ・スチュアート)は、足の骨折のために動けずにいる部屋から、向かいの建物に住む住人たちを観察して日々の退屈をまぎらわせていた。
あるとき彼は、その住人のなかのひとりが殺人を犯したのではないかという疑惑をもつ。
恋人のリザ(グレース・ケリー)と看護人のステラ(セルマ・リッター)も協力して、真相を探ろうとするが…。

自分の足で動けないことから、向かいのアパートのいろいろな人間模様をのぞき見る。そこで何かが起き、にわか探偵となり、スリルが生まれる。
アイデアが秀逸な作品だ。

カメラは、主人公自身の目線だけとは限らないが、彼が見ることができない範囲のものは、必要以上には写さない。
生き方が違う恋人同士の関係も絡めながら、限られた空間での最大のサスペンス。
笑える+苦笑?の2重のスパイスが、ぴりっと効いたエンディングも、小気味がいい。


もっと、こっち来て~
(c) 1954 Universal Studios. All rights reserved.

ヒッチ先生作品では、よく見る印象のあるジェームズ・スチュアートの安定感はもちろんとして、なんといってもグレース・ケリーが美しくて、宝物のよう。身につけた宝石よりも輝く女優さんといえるだろう。

彼女の顔のアップが迫ってきて、男へのキス、という夢のような登場シーンから、すでに観客の心をとらえて離さない。
きれいなだけでなく、本作では探偵気取りで危ないこともしてしまう気の強さも見せるのが、また魅力的。

助演で看護人役のセルマ・リッターも忘れてはいけない。マリリン主演の「荒馬と女」などでも、おなじみだが、気さくなオバちゃん的な役柄で存在感が光る女優。今回あらためて見ても、すばらしい。

グレース・ケリーさんは、この世にいなくなってしまったけれど、そのエレガントな美しさは、永遠に映画の中に残り、私たちはそこで彼女に会えることに感謝したい。


裏窓カップル?
(c) 1954 Universal Studios. All rights reserved.

(10月17日 MOVIXさいたま)

REAR WINDOW
1954年 アメリカ作品
監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演 グレース・ケリー、ジェームズ・スチュアート、セルマ・リッター、ウェンデル・コーリー、レイモンド・バー

参考:裏窓@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆☆★(4.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

おぉ~

午前十時の映画祭ですかぁ。
あれ、全然行けてませんがw
いいですよね。うん。
ずっと続けて欲しいです。

グレース・ケリー
彼女の血がモナコ公室でしっかりと受け継がれてますねぇ。
彼女のお孫さんたち、美しくってw

→のマリリンでちょっと遊ばせてもらいましたw

ではまた~(。・ω・)ノ゙

>miyuさん

午前十時の映画祭、明日は「北北西に進路を取れ」に行きますよ。
いつも、年配の方から若い人まで、観にきていますね。(学生は500円ですし!)

グレース・ケリーさんのお孫さんたち、きれいですか。あまり見たことないのですけど、それはそうでしょうねえ~。

また、いつでも猫たちと遊んであげてくださいねっ。

No Title

こんばんは♪
初めてグレース・ケリーの出演作品を観ましたが、いやーほんと美しいですね!
主人公が見える範囲であそこまで面白くつくれちゃうのもすごいですね。

>yukarinさん

こんばんは!
きれいでしょー。どうして、こんなに!?と思うくらい。
舞台設定のアイデアが抜群で、そこにヒッチの演出力、俳優の魅力が加わった最強の映画の1本でしょうね!

ボーさん、ごめんなさい。<(_ _)>

弊記事でマリリンを変な風に扱ってごめんなさい。
僕も彼女は可愛いと思っているので、世の風潮に逆らうという意味もあったんですよ(本当か?)。

グレース・ケリーは綺麗だし、結婚をからめた脚本は上手いし、ヒッチコックの演出は言うまでもなく神業。
29年ぶりにリバイバルした際映画館から出ずにもう一回観ましたよ。
長い間封印されていた作品だから興奮したなあ。その時の興奮を思うと、殆どの古い作品を簡単に観られてしまう若い人は幸せなようで、ある意味不幸ですね。

>オカピーさん

いえいえ、だいじょうぶです。
グレースさんのセクシーさも素晴らしいですからね。女優さんは、それぞれ独自のセックスアピールをもっていると思います。
私も昔の入れ替えなしの映画館だったら、2回以上観たことでしょう。

確かに、簡単にDVDやテレビで見られる今の状況、「ありがたみ」が減って、感動も少なくなるかもしれませんね。

「裏窓」に「北北西に進路を取れ」ですか、どちらも大好きな作品なので、それを大スクリーンでご覧になれるボーさんが羨ましいです♪
今、腰を痛めてまして、2時間座るのが苦痛なもので、映画館へ行くに行けない日々が続いているんです(トホホ;)

初めまして。

初めまして。a2と言います。
 ヒッチコックの「裏窓」いいですよね。
 昔、山形フォーラムのクラシックスシアターで見た記憶があります。
 グレースケリーがお泊まりセットとして、小さなハンドバックにシルクのネグリジェとスリッパだけを持って恋人のところにおしかけるところなど可愛かったですね。

>kiyotayokiさん

もう最高でしたよ! さきほど「北北西~」も見てきましたが、大満足です。
ヒッチ先生は、やはり、すごい。
腰ですか。私もちょっと痛くなりそうな傾向があるので注意しないと…。なるべく動かすようにしています。…くねくねと(笑)。

こんにちは。

コメントとTBありがとうございました。
映画館で鑑賞されましたか。
私も、あの時の興奮を味わってみたい気持ちに駆られました。
現在はマンションと呼ぶ昔の高層アパート。
向かい側の一室に見たものは、病妻と夫の口論風景。
やがて、トランクを下げて部屋を出て行く夫。
それも一度ならず、二度、三度。
「怪しい」思わず取り出した望遠鏡に写ったのは、
包丁と鋸を古新聞に包む彼の男…。
1955年3月29日、京都宝塚劇場での興奮は今も息づきます。
私は、ジェームズ・スチュワートと同じ眼と心で裏窓を凝視し続けました。

>a2さん

いらっしゃいませ、はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
そうそう、泊まりで、やってきましたね。
彼女みたいなセレブな美女に結婚を迫られたら、私なら1秒で即OKですけどねえ。
彼の仕事は、戦場カメラマンに近いところがある?(笑)

また遊びにきてください!

>アスカパパさん

こんにちは。
公開当時のリアルタイムでご覧になっているのは、じつに、うらやましいです。
観客が主人公といっしょになって考えて、ハラハラできて、という、うまい作りですよね。
再び、堪能しました。

No Title

三谷幸喜がこの映画のセルマ・リッターが山岡久乃に似てると言ってたのを聞いて 
ホントだぁって思っちゃいました。登場人物が少ないので人の顔をなかなか
覚えられない私でも混乱しなくてすむ映画でした。

>Nanakonaさん

んん、そうそう、キャラ的にも山岡さんに似ているかなあ…。
舞台限定の劇ですからね。あ、パーティに来ていた人々は覚えられません!(覚える必要ないって。笑)


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裏窓

 コチラの「裏窓」は、ウィリアム・アイリッシュの同名短編小説を、アルフレッド・ヒッチコック監督が映画化したサスペンス映画です。主演は、ヒッチ監督の「めまい」のジェームズ・スチュワート。そして、「ダイヤルMを廻せ!」のグレース・ケリー。カメラマンのジェフ

裏窓

【REAR WINDOW】 1955/01公開 アメリカ 113分監督:アルフレッド・ヒッチコック出演:ジェームズ・スチュワート、グレイス・ケリー、レイモンド・バー、セルマ・リッター、ウェンデル・コーリイ「午前十時の映画祭」35週目、DVDで観ました。足を骨折し療養中のカメラマン

映画評「裏窓」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1954年アメリカ映画 監督アルフレッド・ヒッチコック ネタバレあり

裏窓

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