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2017-10

「十三人の刺客」 - 2010.11.02 Tue

チャンバラ合戦がすごい(時間的にも長い)と聞いて、観てみた。

ある国の殿様が、やがて徳川幕府の老中になると決まったけれど、極悪非道の振る舞いをする、この男が老中になったら、もう大変! ということで、彼の必殺指令が出る。

待ち受ける十三人
13人いますかー? 13って縁起悪い。日本だから関係ないか。
(c) 「十三人の刺客」製作委員会


リーダーは役所広司。準備期間が短かったせいもあり、集められた人数は全部で12人。(途中で、ひとり加わって13人。)

以下、多少ネタばれ。
映画だからだろうけど、13人って少なすぎ。
それでも鉄砲でも用意すればいいのに、できなかったのか、使える腕がなかったのか。

攻め方にしても疑問が残る。映画ゆえに、チャンバラを盛大にやりたいのだ、ということは分かる。それを承知で言えば…。
もっと弓矢をたくさん用意して、接近戦に持ち込まないようにしたら、よかったのでは?
で、囲いの外に逃げる奴は斬る。
弓矢で大勢倒したとはいえ、まだ10倍以上の敵がいるわけでしょう。そこから斬り合いにするなんて、どうかしてるぜ。自殺行為。無謀にもほどがある。

ものすごく強そうな伊原剛志が正確には、なぜ、どのようにして、やられたのか(敵が多すぎたとか、不意打ちされたとか、単に疲れた!とか)が、よく分からなかったのも不満。私がよく観てなかっただけかな?(だって、誰が誰やら分からなくなってくるし。最初から分からない味方もいるし。) 


一騎打ち
市村正親(左)、役所広司。
(c) 「十三人の刺客」製作委員会


松方弘樹が具体的に斬り倒される、その場面がない(ひとりで、くずおれてゆくシーンはある)のは、大御所だから斬られるのはNGだったりして?

同じような斬り合いが長く続くだけでは、観る感覚がマヒしてきて、ただ流されて観ているだけのような状態にもなってくる。もう少しアクセント、変化が欲しかったような。

伊勢谷友介は「七人の侍」だったら三船敏郎のようなポジションで、目立って得をしている。
稲垣吾郎は端正な(無)表情が、冷酷な若(ばか?)殿に似合ってよかった。
市村正親の、どんなにダメな殿でも守る、という愚直で一途な武士道もいい。

演出のパワフルさは、さすがに三池監督。
チャンバラ好きな方には、いいんじゃないかなあ?


戦場
山田孝之(前)、伊勢谷友介。
(c) 「十三人の刺客」製作委員会


(10月31日 ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋)

2010年作品
監督 三池崇史
出演 役所広司、市村正親、山田孝之、伊勢谷友介、稲垣吾郎

参考:十三人の刺客@ぴあ映画生活
「十三人の刺客」の映画詳細、映画館情報はこちら

好き度☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

TBありがとうございます!

こんばんわ♪

確かにラスト50分って長いですよね~
もうラストじゃないです(笑)

かなり血だらけ&泥だらけになっていたので、
私も誰が誰だか分からなくなりました(笑)

でも、殺陣のこととか分かっていないせいか、
個人的には楽しめました♪

>maru♪さん

おはようございます。
戦いが50分もあったんですね。
ラストじゃなくて、「後半」というべきでしょうか。
13人対何百人ですから、そのうち誰かが斬られていくのだろうなと、はじめは人数を数えていましたが、そのうち、わからなくなりました。(苦笑)

三池監督らしくパワフルで、俳優も皆、頑張っていましたね。

弓矢の時間、短すぎ(笑)
あと刀いっぱい刺してるのに、全部使ったのかな?
なーんて観てみると面白です。

>rose_chocolatさん

圧倒的に優勢な弓の戦いで、あのままやっていれば、ずいぶん敵は減ったはずですよね。家に隠れたら爆破するとか。
そういうことすると、多勢に無勢の斬り合いの見せ場がなくなるのでしょうけど。
刀を地面に刺しておくのはリアルな戦法でした。あのやり方は、何かの映画かドラマで見たことがあります。

こんにちは~♫
少しご無沙汰しておりました。お元気ですかぁ~?

で、、、長かったですよね?戦いのシーン(汗)
観ていてあまり気持ちのいいシーンでもなく、迫力に圧倒されるでもなく、私もなんとなく惰性で観ちゃいましたよ。
あと、、、好みなのですが、どうも演出がところどころ悪趣味に思えて引いちゃったわ~イマイチ好きになれない映画でした(泣)

>由香さん

こんにちは!
はい、きっと元気なほうです!?

長かったです。あれが撮りたいのだろうとは分かっているんですけど、もうちょっとメリハリを…。山の民はメリハリなのかも。
悪趣味、たぶん残酷なことでしょうけど、それは私はOKです。もちろん、映画の上のことだから、ですけども。殿様をよっぽど憎らしく思わせたかったのもあるのでしょうが、ずいぶん、ひどかったですね。

「十三人の刺客」を観た後で「桜田門外ノ変」を観た。過激であくの強い三池監督作品だけに、ものすごっく「桜田門外ノ変」が退屈に感じてしまった。

東映のオリジナル版が観てみたいですぅ。

若い侍を演じていた窪田正孝クン。どっかで見たことある、どっかで見たことある・・・とずーっと考えていたら、嫁さんがキャアキャア言いながら昨年見ていた昼ドラ「Xmasの奇跡」だった。

>takさん

なるほど、普通の地味な(?)時代劇を並べたら、ずいぶん差があるでしょうね。

私は、おもしろいことは、おもしろいけど、まあねえ、というところでしょうか。基本的に時代劇ものは大好きにはならないのかも。

窪田くんは印象に残ります。ドラマでも、だいぶ活躍しているようですね。

TBありがとうございます。

さすが、ボーさん、要所を突いて居られますね。
そう言われれば、私も最初から分からない刺客も居ましたし、ほんとうに誰が誰やら分からなくなったのも事実です。
伊原剛志や松方弘樹も、ぼやけたやられ方でしたね。後者は、大御所だから斬られるのはNG説。なるほど、そういうことかもしれませんね!。
伊勢谷友介は確か?、やられたと思いましたが、私の錯覚だったのかなぁ?。最後にまた姿を現したのには吃驚しました。
仰るように、美味しい役でしたね。
稲垣吾郎はなかなかのものと思いました。市村正親も地味ながら燻銀の味を出していたと思います。
10倍以上の敵。長いチャンバラ。確かに、矛盾と、メリハリに欠けるところはありましたが、これだけ私を楽しませてくれたら、欠点部分も何処かへ吹き飛んだようです。(笑)

>ascapapaさん

いい評判が多い映画だと思いますが、一応、素直に書いてみました。
伊勢谷くんは、やられましたよね。なんで生きてるねん!?と、びっくりしますよ。超人か?と思ってしまいます。
娯楽と割り切れば問題はないですが、そこまで楽しめなかった場合には、疑問になってくる、ということですね。
楽しんだもの勝ちです。


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☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
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