「マチェーテ」 - 2010.11.14 Sun
2007年の「プラネット・テラー in グラインドハウス」と「デス・プルーフ in グラインドハウス」(アメリカでは2本立て上映)に、おまけでついていた偽の予告編のうちの1本が、本当に映画になった。

ひさしぶりに会えたジェシカたん。キュートで大好き。美しいヌードシーンも一瞬あるが、CGという噂も。
(c) 2010 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved.
主演男優も予告編どおりのダニー・トレホ(といっても、よく私は知らないが)。あくまでも予告編と同じにして、主演級のスターに変更などはしなかった。
そして、その周りを豪華なメンバーが固めた。ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲス、リンジー・ローハン、ロバート・デ・ニーロ、スティーブン・セガール…。

ロド姉、このパワフルなスタイルったら! 相変わらずのワイルドさに、ほれぼれ。
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のっけから、タフガイなマチェーテ捜査官の無茶っぷりが炸裂。クルマで敵陣に突撃、助手席の相棒が銃でソッコー蜂の巣に。なぜかマチェーテには一発も当たっていない!(爆)
マチェーテとは「ナタ」か何か、そんなもののこと(こんなに適当で、すまん)で、彼はそれを武器にして振り回す。首が飛ぶ。がんがん、どんどん宙を舞う!(笑)
ロバート・デ・ニーロは、メキシコからアメリカへの不法移民を弾圧する政策をとる上院議員。マチェーテは彼の暗殺を頼まれる。
入国者を支援するミシェル・ロドリゲス、捜査官ジェシカ・アルバ、裏で暗躍するジェフ・フェイヒー、彼の娘リンジー・ローハン、黒幕スティーブン・セガール、自警団のドン・ジョンソンなどが、からみあって、話は進む。

リンジー、銃を持った尼僧っすか? セルフパロディのような役柄、トップレスヌードもありっ。
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タコスの屋台での、ジェシカたんとロドリゲス姉さんの対決(言葉のやりとり)は、私には見ものだった。ふたりとも私は好きだから!
しかもお互いにメキシカン・ラテンな顔立ち(?)で、いかにも同胞っぽいのに、役としては法を守る側と守らない側に分かれている設定。
マチェーテが病院から脱出するシーンで、人間の腸が身長の何倍もある、という話が出てきて、これがまた、あとに続くシーンの前振りになっている。
あまりの馬鹿馬鹿しさに笑うのを忘れそうになった。
ちょっとマチェーテ!(ちょっとマッチェテ! でもいい)と言っても(言いたい人は多いと思うがオヤジギャグと馬鹿にされそうで言わないでしょ?)、くだらないと怒られないくらいに、映画はB級感覚、おもしろそうなら、やったるぜ。

デ・ニーロ御大、楽しそうに悪役してまっせ。後ろのジェフ・フェイヒーも、いい味で注目。
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やー、さすがロバート・ロドリゲス監督。この、ざらざらなワイルド感、ちょいワルえっち感、笑えるおばか感、好み。
尼僧や看護師が銃をぶっ放すなんて、あほらしくも痛快でよろしいのだ。
最後にデ・ニーロがどうなるか、セガールがどうなるか、も面白い!
カスタマイズしたクルマが、どたばた踊るのもいい。
リンジーのトップレスヌードもあるけど、一応ここには載せないでおきましょう。健全な青少年のために…。
女性が主役だったら、もっとよかったな。(それもあって「プラネット・テラー」のほうが好き、ということにもなるか。)
ロドちゃん(監督のことです)、今回も、音楽演奏までやってるよう?

セガっち、こんなところで何してるんですか? いいご身分ですなあ。
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(11月13日 新宿バルト9)
MACHETE
2010年 アメリカ作品
監督 ロバート・ロドリゲス、イーサン・マニキス
出演 ダニー・トレホ、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲス、リンジー・ローハン
参考:マチェーテ@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)



あ、忘れるとこだった、主人公のマチェーテの画像。…ま、いいか。
● COMMENT ●
>migさん
好きですねー、たぶんロドリゲス監督の、こういったタイプの映画は好みです。
リンジーの画像は、尼さんくらいしか見つからなかったので…(あと、ヌード)。
なんで尼さんなのか、それほどストーリー的に重要じゃないかなと思いつつ。
ジェフ・フェイヒーは初めて知りました。出番も多かったですし、いい印象が残りました!
尼さんにでもなればいい、みたいなことあの父親が言った伏線ですよね(笑)
そんな会話の細かいトコも好きです、
>migさん
楽しい映画でした!
ロドリゲス
名脇役ダニー・トレホさんも好きなんですが、最近主役を演じれていないミシェル・ロドリゲスあたりを主人公に、こんなテイストでやってほしかったですね~。
(それじゃ「マチェーテ」じゃなくなっちゃうww本末転倒ww)
あと映画ではほぼ無敵の存在であるセガールの最後も、なかなか興味深かったですね♪
一番美味しいところを持っていちゃったのは、風見鶏なデ・ニーロかもね♪
>ともやさん
ダニー・トレホって誰? って感じで、私は、おなじみではありませんでした。
ミッシェル姐さん主役のスピンオフがあっても、いいですよね!
「マチェーテ、協力する」なんて言ってトレホさんも出てきたりして。
おいしかったのは、やっぱりデ・ニーロが一番でしょう。最後のほうは、生き残るのか、やられるのか、どうなんだっ!? でドタバタしてましたねえ。
実に楽しい作品……なんてこと言ってると人間性疑われちゃいそうな作品なのかな?(笑)
でおあの殺戮の様子観て笑えてきちゃうから、まったく人間て恐ろしい…。
ミシェルのクール&セクシー、ジェシカのキュート&セクシーそしてリンジーのモロエロという三段活用が笑えます。(笑)
>KLYさん
楽しいですよ、笑えますよ。映画ですもん。本当じゃないんですからねっ。
三段活用(笑)! いろんなセクシーが入っているのも楽しかったですね!
ご無沙汰してます。
お久しぶりです(笑)
「マチェーテ」日本公開されてたんですね。
観たい作品なんですよね~。
残念ながら、岡山ではミニシアター系の劇場でも公開されてなくて、DVD鑑賞ですね(トホホ)
ダニー・トレホの雄姿を拝めるかと思ってたのですが・・
この手のB級感覚溢れる作品、大好きです。
しかも、リンジーのヌードまで。うらやましいです(笑)
>チェズさん
な、なんと、映画館で、やっていないんですか!
うー、申し訳ないです。というか、岡山がんばれ!(笑)
東京でも、上映館は多くはないのです。あまり行かない新宿まで観に行きましたから。
少し待たされますが、DVDになったら楽しんでくださいね!
こんちは
「奉仕活動の為に看護婦になれ」と言って欲しかったです。
しかもエコ啓発で多くの洗剤を使用しないで済むとかお題目を付けてミニスカナースだったらなおOK。
ミシェル・ロドリゲスでスピンオフしたら、タイトルは『地獄のタコス女』に決定!
>ふじき78さん
あはは! いいですね、それ。
とにかく、ミニスカは必須ですよねー。
スピンオフは、再びジェシカ、ミシェル、リンジーのトリプルヒロインで!
というか、3人どれも観たい!(笑)
弊記事までTB&コメント有難うございました。
ダニー・トレホはロドリゲスの従兄だから多少多目にギャラは貰ったかもしれないけれど、本来なら主要キャストの中でも一番ギャラが安かったりして(笑)?
>オカピーさん
あ、トレホは従兄なんですか。知りませんでした! なんで、この人が出る?という疑問が、ちょっと解消です。
ちょい出演のデ・ニーロよりもギャラ安いんでしょうね…。
リンジーの母親役の女性のヌードがいいな~
バックで流れていた 音楽で 早口で
「マチェテマチェテマチェテマチェ~テ」 と歌流れていて マチェーテの本領発揮を表現してます。
最後に 移民取締りの議員役のデニーロ。
アプローチ役づくり俳優に こんなクソ議員役はもったいないって・・・・
そんなのは ハリウッドでも落ち目になってる俳優か、宣伝範囲のせまいテレビ映画に出てる ミニ俳優にやらしておけって いいたいです
>zebraさん
こういう、おばか感な映画、いいですねえ。
デ・ニーロは映画好きなんでしょうね、どんなのでも出てくるような…?
本人が楽しんでいるようなので、まあ、ほっときましょうか。
今度、ボクシング映画で、たるんでいない筋肉を披露するようです。
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やっぱりボーさんもお好きですよね☆
うちのサイトではリンジーの尼さんはネタバレ伏せて載せなかったんですが、皆さんガンガンのっけてますね(笑)
ジェフ・フェイヒーってLOSTにもでてるですが
(ミシェルロドリゲスほかも)
すごいいい味のパイロットで。
キャラが皆活きてるのがいいんですよね☆