「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 - 2011.07.24 Sun

なぜなんだろうと考えると、観ていて、ええっ! おおっ! むむむ! と驚くようなところがなかったからだろうか。
結局は、ヴォルちゃんの命にかかわる箱を探して壊そうとするハリーたちと、悪いヴォルちゃん、どっちが勝つか、学校の面々を巻き込んでの最終決戦、ということですね。

ハリーが箱の在り処をテレパシーみたいにわかってしまうのも簡単すぎるし(理由はあるんだけど)、肝心な1対1の対決のときは、どうして、お互いの杖から出るビーム同士がぶつかりあって対抗する形にしかならないのか? ほかの形は、ないの? こういう場面は子ども向け?

ヴォルちゃんも、対決後の大事なところで、ハリーにだまされてない? 感じあう2人(!)なのに、なんで気づかないんだろうなあ。
大決戦について思い返してみても、なんか、すごいことあったっけ? と思いつかない。

ハーマイオニーの活躍がないのも、つまらないんです。
かえって、ロンのほうが「さえてる」って、彼女自身が言ってたよね。ちんまりと、まとまっちゃった彼女など面白くない。

今回の活躍というか、印象に残るのは、ネヴィルとスネイプでしょう。あ、モリーも。

ただ、シリーズ最後という感慨はあった。
はじめは、見る気がなくて、TOHOシネマズ六本木ヒルズで1~3作同時上映会があったときに、一気に観賞。
その後は劇場公開時にお付き合いしてきた。
いちばん好きだったのは「アズカバン~」で、そのあとは、それを超える面白みを感じたのはなかったなあ。

(7月24日 ワーナー・マイカル・シネマズ 大井)
HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II
2011年 イギリス・アメリカ作品
監督 デヴィッド・イェーツ
出演 ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント、レイフ・ファインズ、アラン・リックマン

参考:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆(3点。満点は5点)

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● COMMENT ●
ワクワク感
わ~~同じですぅ~♪
映画は、不死鳥~から、睡魔に襲われるように
なりました(笑)ですが、完結編は満足の行くものでしたよん♪
ボーさんが、面白くなかったと感じた1番の理由は、ハーマイオニーの活躍がなかった
からかも?(笑)
ボーさんが、おっしゃるように、ハリーとヴォルちゃん(って呼んでいいのか?笑)
のバトルは、思ったより迫力はなかったし、ハリーの死を自分で確かめないの?とか
ツッコミどころもありましたが、やはり、10年と言うのは感慨深いですし
長い原作を上手くまとめてくれたんじゃないかなと思って、評価上げました\(~o~)/
アズガバンが一番人気
たしかに、昨日も私、家で「今度のはハーマイオニー影薄かったね」と言ってたです。前作は写りっぱなしだったし、映画的にはバランスは悪いですね。二つ足してちょうど、という家事で。しかし、キレーな女優度が薄い映画でしたね(ボーさん、そのへんが楽しくなかったのでは笑)
杖VS杖(魔術で真っ向勝負)の対決は、作者がハリー&ヴォルさんがどちらも魔法学校の超優秀な生徒だった、と言う事に敢えてこだわったのかしら、と・・・
杖の持ち主が前の持ち主を殺して云々・・・のくだりはちょっと後付けの説明っぽく感じられますしね。
でも最後だと思うと、感じるものがありました・・・
ところで、私もアズガバンが一番好きです。この作品が一番好き、という方が多いみたいですね!原作も映画もこれが一番好きです。
>小夏さん
あとは闘いの決着だけですからね。
致命的というのは、あれですね、あの…たぶん。
原作のほうが、いろんなことが盛り込まれているはずだから、もっと面白いんじゃないかなーと思ったりします。
映画は間隔をあけずに、DVDなどで「一気観」も楽しいでしょうね。
>ひろちゃんさん
確かに! ハーマイオニーの活躍場面がなかったのは痛い!(笑)
しっかり作ってあるのは分かります。
たとえば、ハリーが仲間の様子を見て歩く、同じようなシーンが2回あって(戦闘の合間と戦闘後)、その対比みたいなものは上手いなあと思ったり。
10年ですか…同じメンバーで、よくやってくれましたよね。
>unikoさん
そういえば前作は、ハリーたち3人の逃避行的描写が多かったので、ハーマイオニーもいっぱい出てきましたね。
しかも今回、彼女もけっこう男っぽい顔に見えるし…(笑)
そう、杖の持ち主のくだりは、えーと、そうだっけか…と思っちゃいました。よく覚えてないから。いまだに完全理解はしていません!
レイフ・ファインズは、怪演といっていいんじゃないでしょうか。シリーズ通して、あのメイクですしね。私生活でもあれが気に入ってたり…しない?(2回目の笑)
「アズカバン」好きでも、あれ1本だけ見る、というのも、あんまり意味がないような気がしますね。
コメントとTBありがとうございます。
思えば「アズカバン~」を一番先に見たもので、チンプンカンプンでした。(笑)
あとから見た第1作で、魔法学校の3人の親友が中心で展開する話と解りましたが、ボーさんが指摘されているように、対決場面は、あの杖からのビーム以外の智恵が皆無で、あれはお粗末だったと思います。ま、お互いにお疲れ様でした。
>ascapapaさん
そうですよね! あの対決、ビーム合戦だけだったような…。
シリーズを重ねると、新鮮味もないし、驚くような展開も見当たらず、でした。本当にお疲れ様でした。
同じメンバーで無事に終わったのが、いちばん、かもしれませんね。
魔法使い同士の対決が
ドラゴンに変身して戦うとか、嵐を呼び起こすとかビジュアル的に派手なのが欲しいです。ヴォルデモートはラスボスの器じゃないですよね…。
>宵乃さん
そのうち、あーあと、ため息をつきながら見てしまいそうに!
ヴォルデくん、変な顔してたっけ、という記憶のみになっています(苦笑)。
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私は、『不死鳥~』以降の映画はパス、原作のみでしたが、前作の『謎のプリンス』のラストに致命的ダメージを受けてしまって(笑)、最終巻の記憶がほとんどありませんのです。なので、コノ機会に一巻から読み直そうかと。
映画もイッキ見なら、けっこうイケるかもしれませんしv