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2023-06

「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」 - 2011.12.10 Sat

ストーリーも映像も、しっかりしていて楽しめた。映画館で観られて良かった。

「ウィンターズ・ボーン」から続けて、同じ映画館の同じスクリーン、同じ席で観賞。こういうのも珍しい。

ポスター

なんたって、チンパンジーやらのお猿さんを普通に動かして主役にできるのが、すごい
表情だって細かく作り出す。
CGの働きは大きいようだ。

いまさら「猿の惑星」かと、今まで観る気はしなかった。が、いい評判が聞こえてきたし、たまったポイントを使ってタダ見ができるので、興味本位で臨んだ、お猿さん映画。
面白いやないか!
人間が演じた表情を、CGを使ってお猿さんの表情に置き換えることができるらしい。お猿さんは、すべてCGの作り物とは思えない、この技術。
いま、「猿の惑星」をつくる意味はあったのだった。

しかも、ちゃんと1作目「猿の惑星」につながるであろう話になっている。新たな設定も取り入れながら。
前日談なら当たり前ではないかというかもしれないが、その当たり前ができていない、どこかに疑問が残るような映画もよくあるわけで。

カップル

エンドロールにまでストーリーを組み込んだのは素晴らしい。
ああ、こうして地球は、人類は…と最後の最後に分かるという鮮やかさ。
脚本家を調べてみたら、「ゆりかごを揺らす手」(1991年)にかかわっていた人か。あれは、なかなかインパクトがある映画だったっけ。
じゃあ、監督はと見れば、過去の監督作は数本しかなく、日本公開は、これまでないんじゃないか!? それで、こんなちゃんとした映画を作るってか?

アルツハイマーを治したいという夢から、すべては始まった。
動機は崇高だったが、私欲を出してルールを破ってはいけないのだ。
結局、人間が元凶。滅びるべくして…

これは、続編ができるのならば、ぜひ観たい。「猿の惑星」へとつながる途中の話も作れるはず。
ただし、きちんとした脚本でね。

お猿

(11月27日 TOHOシネマズ シャンテ)

RISE OF THE PLANET OF THE APES
2011年 アメリカ作品
監督 ルパート・ワイアット
出演 アンディ・サーキス、ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー、トム・フェルトン

参考:猿の惑星/創世記〈ジェネシス〉@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)


All pictures (c) 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation

● COMMENT ●

エンドの広がりを見せられたら、続編期待ですよね!
あの自由の女神の姿が見たい(*^-^)

>オリーブリーさん

予想に背いて面白かったです!
続編はドラマティックなストーリーが作れるかどうか、ですね。

欲望、、、

ヒトも、他の動物も、
欲望が進化させ、また破壊につながる道を歩むと言う、
忘れがちな愚かな人類に、これはやはりいい薬となる作品でしたよねv-14

>kiraさん

人間は、もう少し謙虚になったほうがいいです。
そういうところを考えていくと、たとえば、原発だって…ね…。

猿だって、その気になって書けば、かっこよく見せる事が出来るのだ、という映画屋根性を見せられた気がします。

>ふじき78さん

猿は人間に近いですからね。秘密ですが、私も人間より猿に近いのですけど。
今度は猫とかモーションキャプチャーしてほしいです。(できない?)

こんばんは☆彡

「ゆりかごを揺らす手」怖かったですね(ノ_・。)
でも、サスペンス好きなので、好きな作品でした^^
さすが、あの脚本家ですよね。
ボーさん、スクリーンで、タダで(笑)観れて良かったですね♪
それだけ、期待しないで観たら、さぞ面白かったことと思います(笑)
この作品、上手く続編が作れそうですよね(^_-)-☆

>ひろちゃんさん

こんばんは!
「ゆりかご」は、けっこう昔見たので詳しく覚えていませんが、怖い映画でしたよね。
映画館で上映しているうちに観られてよかったです。
橋の場面のアクションとか、映画館のほうがいいですしね。
続編は、ぜひ期待!

こんにちは

ボーさん、こんにちは☆
こちらの映画は気に入られたようですね~
CGもさることながら、お話もよくできていましたよね。
続編が楽しみです。

>ノルウェーまだ~むさん

おはようございます。
予想外に素晴らしい出来でした。
お猿さんは大切にしないといけません。
また、脚本をしっかり作って、次を製作してほしいですね。

ボーさん、こんにちは!

期待せずに観るって事がけっこう良かったりしますね。
本作はドラマ性のある内容で、私も楽しめました。
1作目への繋がりを新たな設定で・・・と言う所、
良い出来だったと思います。

シーザーに感情移入してしまうほど、
細やかな表情が上手かったですね~

>YANさん

おはようございますっ!
そう、期待すると、がっかりする場合があるから、期待はしないほうがいいですね。
猿の惑星なんて新鮮味がないと思っていましたが、観たら、まあ面白くできてるじゃないの、と感心しきりでした。

今の技術も、大いに作品づくりに貢献できていましたよね!

こんにちは。

コメントとTBありがとうございました。
 ボーさんは、映画館で見られましたか。私は残念ながらTV鑑賞でした。この映画こそ、映画館向き作品の最高峰といえそうですね。私ももし劇場鑑賞でしたら、もっと高評価したかもしれません。
 私の場合、フランクリン・J・シャフナー監督の第1作が念頭にあるので、その後のリメイク作品は、どうしても損をするようです。
 でも、リメイクの中では、創造性と新鮮味が勝って居り、水準の上を行くレベルの作品と思います。
 ボーさんが仰って居られるように、将来新たなリメイクも出来そうな予感もします。

>ascapapaさん

こんばんは。
アクションものは、映画館だと大きい音と映像の相乗効果で楽しいですね。(ただし、基本から面白くないといけませんが。)
1作目のインパクトが強いと、それを越えるのは難しいですね。私の場合は不幸なことに、それほどでもなく…。それこそテレビで見たせいかもしれません。
このくらい面白ければ、続編を期待してしまいます。

FC2のブログ内検索がイカレてるから、過去記事を探しにくいですね(笑)
手作りの索引があるところはまだしも、作ってない人もいるだろうし早く復旧して欲しいです…。

シーザーは表情が凛々しくて、お猿さんとは思えない時もありました。
キャプチャー技術と演技が素晴らしいです。
わたしも期待しないで映画館で観てたら大感動したかも。
このあと、人類がどう退化していくのかが気になります!

>宵乃さん

あ、ほんとだ、ブログ内検索がうまくいかない…。
我が家は、左カラムにあるカテゴリーから「映画感想タイトル検索用リスト」をクリックすれば、タイトル一覧が出ますよ。

昔の「猿の惑星」は人間にメイクアップして、猿の役をやってたと思いますが、いまは技術が進みました!
つい最近、続編を観ましたが、まー、すごいことになりつつあります…でも前日談なので、「猿の惑星」に話がつながるはずですね。


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映画感想の「好き度」について。
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☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


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小鳥頭
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