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2021-04

「レベッカ」 - 2011.12.17 Sat

文学作品が原作だけあって文芸ロマンス的な色も濃いが、ヒッチコックらしいサスペンスも堪能できる。

「午前十時の映画祭」で観賞。

ポスター

イギリスで活躍していたアルフレッド・ヒッチコック監督が、ハリウッドの大物プロデューサー、デビッド・O・セルズニックに呼ばれ、アメリカで作った第1作目。
ダフネ・デュ・モーリアの小説の映画化で、渡米1作目で、いきなりアカデミー賞作品賞と撮影賞を得た。
といっても、プロデューサーのセルズニックは作品に口出しすることで有名だし、監督賞ではないからオスカー像もセルズニックが持っていたようなので、ヒッチコックにはそれほど嬉しいものでもなかったのだろう。

美女と美男(かな?)

主演女優はジョーン・フォンテイン。美人である。
姉は「風と共に去りぬ」で有名なオリビア・デ・ハビランドで、ともに東京生まれというのが、それだけでなんとなく親しみがもてる!
お屋敷の奥様という身分違いの環境に置かれてとまどい、さらに亡くなった女主人の影響力におびえる役柄が似合っているジョーンだが、それには、こんな背景もあったらしい。
つまり、相手役のローレンス・オリビエは恋人のビビアン・リーとの共演を望んでいたので、ジョーンに対しては冷たかった。それを知ったヒッチコックは、彼女の役にふさわしい、おどおどした感じを出させるために、周囲の他の者にもジョーンに冷たくするように仕向けたというのだ。実際どうだったかは知らないが、いかにもなエピソードだ。

夫を喜ばせるはずの仮装だったが…

オリビエといえば、マリリン・モンローさんと共演した「王子と踊子」(1957年)でもマリリンを低く見ていたような話もあり、そういう噂(か真実)を立てられる性格なんだろうかなあと思うのであった。
(ちなみに「王子と踊子」撮影のためにイギリスに行ったときのマリリンのエピソードが映画化されている「マリリン7日間の恋」が来年3月公開。)

このオバサン怖くないかしら…

ヒッチコックの作品は、サスペンスが基本で、ハラハラドキドキ、わくわくさせてくれる、まさに、これが映画の醍醐味! 面白い。どの作品も好きだ。(見ていないものもあるが、たぶん好きだ。)

有名な写真。下を見てごらん、簡単なこと…

(12月11日 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ)

REBECCA
1940年 アメリカ作品
監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演 ジョーン・フォンテイン、ローレンス・オリビエ、ジュディス・アンダーソン、ジョージ・サンダース、グラディス・クーパー

参考:レベッカ@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)

● COMMENT ●

サー・オリヴィエ

何回観ても面白い傑作ですね。モノクロ時代の作品の中ではダントツ。特に「黒の諧調」といいますか、グラデーションが絶妙だと思います。映画の中に登場しない(絵はありましたっけ?)人物が、あたかも存在するかのような演出が素晴らしい。ハンカチの「R」の文字とか....人物では「ダンバース夫人」の存在感が、この作品に欠かせない。彼女がいなかったら、平凡な作品になったといっても過言ではない。

前に掲示板に書きましたが、DVDで検証したら、スタジオ以外のオリヴィエは「吹替え」だったのが分かりました。撮影期間の契約が過ぎたのかもしれない。オリヴィエの出演作では「ハムレット」がやはり抜群ですが、「マラソンマン」に於ける悪役の演技も凄い。「探偵スルース」の軽妙さも好き。1月にスカパーで放送楽しみ。「王子と踊子」は録画したまま、未見です(笑)

デ・ニーロの「レイジング・ブル」の中で、「ローレンス・オリヴィエみたいだ」という台詞があります(鏡に向かって)。この二人、どこか似てるんですよね(笑)

フォンテーンの美しさに圧倒されますね。「断崖」も好きですが、先日「旅愁」を観ました。

わー、実は「観よう!」と思い立ってレンタルで借りたばかりだったので、あまりにもタイムリーで嬉しくなってしまいました。
(たまたまミュージカル作品が気になって、元の映画を観ようと思って)
そうか「午前十時の~」で上映していたのですね。
女優さん、本当に綺麗。オリヴィエとのそんなエピも…
ボーさんのレヴューで更に観るのが楽しみになりました♪

この作品、若い頃に観たっきりなので、
僕も観たいなと思いましたが、金曜日までだったんですね。残念。
邸宅を仕切る古参のメイドさんが怖かったです~(;^^

こんにちは♪

ヒッチコック作品は面白いですね。
こちらは初めて観ましたが、今観てもかなり面白かったです。
ジョーン・フォンテインについて...そんなことがあったんですね。

>又左衛門さん

渡米1作目、しかもセルズニックの口出しに悩まされながら、この出来は素晴らしいです。
レベッカの絵はあります。その肖像画の服装をヒロインが真似してしまうんですね。

ダンバース夫人…出てきたときから、顔が怖い。(苦笑)
オリビエの吹替えは、そうですね、きっとイギリスに帰っちゃったんでしょう。
マリリンと共演してますから、一応、一目おいときます。(笑)

ジョーン・フォンテインは、「断崖」と本作、ヒッチコックの2作だけで、じゅうぶん歴史に残る女優さんだと思います。

>まおさん

え、ミュージカルになってました? と思って調べたら、大塚千弘さんとか出てるんですね。
ミュージカルから、たどってくるのも歓迎! 名作ですから。
前半は、わりとロマンス映画なんですよ。
楽しく見てもらえるといいな~。

>kiyotayokiさん

六本木では、もう終わりましたね…。
女中頭の夫人、亡くなったレベッカを忘れられなくて、新しい女主人は受け入れません。
表情も冷たいんですよね。
ぜひ、また見てください。

>yukarinさん

こんばんは!
ヒッチコック映画は色あせないですね。基本がサスペンスで面白いですから。
裏話など、自分のための記録としても書きましたが、知っていると、また面白いことも多いですよね。

懐かしいです。20年前くらいにTVで見たっきりですわ。
また見たくなりました。
新たな発見がありそう(ワクワク)
「レベッカ」ちゅうタイトルより「ダンバース夫人」で覚えてる人の方が多かったような・・・(笑)

>unikoさん

ええっ! ダンバース夫人は確かに強烈ですが…脇役なのに~。
レベッカも実体は出番ないですけどね。
見たら、おもしろいと思いますよ。新たな発見を求めて、

さあ、あなたもマンダレイへ。。。ふっふふ。。。

面白かったです♪

私も午前十時の映画祭で観ました。大画面で観るのは至極の歓びでした。ヒッチコック作品は、お客様をいかに楽しませるかというポリシーが目に見えないところにつらぬかれているので、ほんとうにおもしろです♪小さい時にお母さんに連れられて映画館で観たときも、なんだかわからないけど不思議な面白さを感じていました。大人になって観かえしてみるとほんとうに奥の深い面白さがありますよね♪

>さえさん

いいですよね~。以前見たことがあるといっても、好きな映画を大きなスクリーンで観ると感激します。
しかもヒッチコック。基本的に、楽しめないわけがない。
子どものときでさえ面白さを感じられる映画というのは、すごいものです。
見直して楽しみたいですよね!

>姉は「風と共に去りぬ」で有名なオリビア・デ・ハビランドで、ともに東京生まれというのが、それだけでなんとなく親しみがもてる!

おぉ、そんな有名な女優さんが東京生まれとは、映画ファンとして嬉しくなります♪
でも作品のためとはいえ、撮影現場でそんな扱いを受けてたなんて可哀想。ヒッチコック監督はこういうところが…。

オリビエさんの噂も初めて知りました。映画ではあまり好きになれなかったんですが、もしかしたら本人の性格が表れてたのかも?

あとはメイド役の女優さんもすごい存在感でしたよね。
一度も登場しないレベッカも強烈!
ちなみに、あの絵画はレベッカではなく、レベッカが仮装したマキシムのご先祖様ですよ~。

>宵乃さん

そうなんです、東京で生まれたなんて、うれしいですよね!
ヒッチが実際にどうやっていたかわかりませんが、映画をよくするためには努力したんだろうなとは思います。
できた映画がおもしろかったら、結果オーライみたいな?

オリビエはシェークスピア役者ですし、尊大なイメージがあります。性格も出ているかもしれませんね。

レベッカが仮装したマキシムのご先祖様…うーん、思い出さないです…。

「ジュースかよ!」
「トレッカね」

>fjk78deadさん

飲料メーカーのトレッカって、かろうじて、噂で聞いたくらいの記憶しかありませんが、私の脳活性のテストをたくらんだのでしょうか。


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