「ワイルド7」 - 2011.12.27 Tue
ネタばれは気にしないで書くので、ご注意を。
ワイルド7のまねしようとして失敗しているのか、別物でもいいと思って作っても、これなのか。

そもそも、メンバーの名前が違うのは、どういうこと?
本作でのメンバーの名前を挙げると…
飛葉大陸(瑛太)、セカイ(椎名桔平)、パイロウ(丸山隆平)、ソックス(阿部力)、オヤブン(宇梶剛士)、ヘボピー(平山祐介)、B・B・Q(松本実)
飛葉ちゃんはいいとして(瑛太じゃ合ってないけど)、世界はカタカナになってるし。セカイ、オヤブン、ヘボピーは原作から名前だけ借りてキャラはあんまり似てない。
名前を借りられるんなら、全部同じにしたらいいのに、パイロウとソックス、B・B・Qは名前も新キャラ。なんのこっちゃ。なんで両国や八百やチャーシューじゃないの?

原作大好き人間にとっては、別物だと思って観ようとはしたものの、あまりの違いと低調なストーリー、あかぬけなさに、がっかり度が90パーセントくらいはあった。
救いは深キョン。単に好きだから!
とくにラストシーンの彼女は、かっこよくて、お得!
みそっかすのおユキ入ります!(原作は、こんなふうなセリフ。もちろんシチュエーションは全く違う)ってなもんで。

いちばんかっこよく目立ったのが草波隊長(中井貴一)って…。
なんとか組織のボス(吉田鋼太郎)も出番が多くて目立った。
それに比べて、ワイルド7のメンバー。飛葉は活躍するし、セカイも少し見せ場があるが、ほかの連中は…。
いちばん、それはないだろ、と思ったのは、ターゲットひとり以外は傷つけるな、という指令が出て、ビルに突入するものの、特殊部隊を相手に撃ち合って、死傷者が出ないわけない状態なんですけど。
トレーラーからバイクで飛び出す際にも、猛射で敵を引かせたのはいいが、そのあとしばらく間があるのだよね。その間に敵は態勢を立て直すでしょ。猛射のあとは間髪いれずに飛び出さなきゃ間抜けです。

弾丸も爆薬も量を多く使えばいいってものじゃない。肝心のストーリーが…。
ワイルド7の実写は無理か。(でも、そういえば昔、テレビで実写があったっけ。見なかったけど。)
(12月23日 丸の内ルーブル)
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2011年作品
監督 羽住英一郎
出演 瑛太、深田恭子、中井貴一、吉田鋼太郎、本仮屋ユイカ

参考:ワイルド7@ぴあ映画生活
好き度☆☆(2点。1点は深キョンに。満点は5点)
(c) 2011『ワイルド7』製作委員会
● COMMENT ●
>ボーさん
映画にしてくれただけでも…な。
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