fc2ブログ
topimage

2023-09

シングル「春風の誘惑」 キョン2ディスコグラフィ(6) - 2012.01.28 Sat

4枚目のシングルが、キョンキョン17歳の誕生日の翌日である1983年2月5日に発売される。「春風の誘惑」。

Webの百科事典「ウィキペディア」によれば、オリコンに初のベストテン入り。2週間、10位にランクされ、1983年度年間順位91位(オリコン)。セールスは総計15万枚近くだという。

ジャケット
(c) Victor Entertainment, Inc.

1.春風の誘惑
作詞:篠原 ひとし、作曲:緑 一二三、編曲:萩田 光雄

2.真夜中のレッスン
作詞:森 雪之丞、作曲:はしだ のりひこ、編曲:萩田 光雄

「春風の誘惑」で忘れられないのは、彼女が歌っているときにファンが応援してかける掛け声。テレビスタジオで歌うときには、もちろん聞くことができない。
シングル「ひとり街角」 キョン2ディスコグラフィ(4)の記事で書いたように、キョンキョン生卵事件というものがあり、そのことをネタにした掛け声が、新曲「春風の誘惑」で使われたのだ。
はじめの間奏で、「今日子の誘惑ナンバーワン タマゴにめげるな今日子は強い」とやるのだ。私は親衛隊じゃなかったから、正確なセリフはわからないが、これはインパクトがあった!
曲自体は、まだまだ、おとなしいもので、かわいこちゃんアイドル路線をはずれていない。

♪もうすぐ春です 心がなぜか 急ぎだすわ


しかし、テレビ番組では歌われないB面の「真夜中のレッスン」のほうが、私は好きだった。
当時、私はファンクラブの女の子とキョンキョングッズの交換をしたことがあるが、彼女もこの曲が好きと言っていた。
ドラマティックで、ちょっと大人びた曲。それまでのキョンキョンの歌にない「かっこよさ」を感じていたように思う。いま聴いても名曲だ。
いまのところ、このサイトなどで、ちょっとだけ試聴できますね。

♪ルージュ染めた唇 鏡に映し 「好きよ」って ささやいて 目をとじる


この年、1983年には彼女のラジオ番組も始まった。文化放送の「吉田照美のてるてるワイド」の中で「キョンキョンワールド」という番組を持ったのだ。(のちに番組名は「キョンキョンランド」になる。)
何月に始まったのか覚えていないが…夜7時台だったか…10分ほどもなかったと思うが…いつも私はハガキを出していた。
ラブレターではないが、気持ちはそれに近かった。応援してるよ、と伝えたかったのだ。

4月からは、テレビ朝日系のドラマ「あとは寝るだけ」(全10話、木曜21:00~、4月14日~7月7日)に出演。

あとは

上の画像は、小泉さんじゃなくて、樋口可南子さん。キョンちゃんの画像は見当たらない。
10回のうち、大部分は見たと思うが、じつにシュールなドラマで、暗めな奇妙なムードが異彩を放っていた。
脚本が松原敏春、演出が久世光彦。久世さんは、このあとも多くのドラマで小泉さんを起用していくこととなる。
出演者はクセ者ぞろい。堺正章、三木のり平、樋口可南子、柄本明、戸川純、石井愃一、三戸部スエ、高田純次など。そんななかで小泉さん演じる「なつみ」役は、一服の清涼剤!?
これは、また見たいものだが、テレビ朝日さん、なんとかならないものだろうか。そもそもビデオは残っているのか?

次回は、ディスコグラフィとは違うが、彼女の初コンサートツアーを取り上げる予定。

参考:ウィキペディア 小泉今日子
小泉今日子 歌の全曲集(第11版)

関連記事:
シングル「私の16才」 キョン2ディスコグラフィ(1)
シングル「素敵なラブリーボーイ」 キョン2ディスコグラフィ(2)
アルバム「マイ・ファンタジー」 キョン2ディスコグラフィ(3)
シングル「ひとり街角」 キョン2ディスコグラフィ(4)
アルバム「詩色の季節」 キョン2ディスコグラフィ(5)

● COMMENT ●

>ラブレターではないが、気持ちはそれに近かった。応援してるよ、と伝えたかったのだ
うん、うん、そうですよね~。解ります。
ラジオ番組ってテレビ番組よりも、リスナーの反応は、ちゃんと伝わっていたのではないかという気がしますねぇ・・。
2曲とも知らなかったけど、作曲:はじだのりひこ !懐かしくてつい試聴しちゃった♪

>kiraさん

「きょうこ」ファン仲間のkiraさん、ありがとうございます。
デビューして1年、まだ17歳ということもあって、なおのこと応援の言葉をあげたかったんですね、あの頃は。
あなたの歌を聴いて元気になる人がひとりでもいたら、それだけで価値があることなんです…みたいなこととか。ちょっと恥ずかしいな~。

はしださんもそうですが、豪華な人材が、これからどんどん、小泉さんの歌の作詞作曲にかかわってきます。

曲のタイトルだけだとわからなかったのに、歌詞を読んだら思いだしました。この曲もキョンキョンでしたか。
まだ他のアイドルと同じような髪型と雰囲気の時期ですね。後半の活躍を知っていると、この時期は「おとなしい」とついちゃいます。

てるてるワイド、懐かしい!いろんなアイドルが番組内にレギュラー持ってましたよね。学生時代にたまに聴いてました。

そうそう、今発売中のビッグコミックの表紙のイラスト、キョンキョンでしたよ。今でもまだまだアイドル真っ只中のようですね。

>たけしさん

コメ、ありがとうございます!
歌詞で分かってもらえましたか! よく耳にしていたということで、うれしいですね。
まだまだ、おとなしいです。この次が「まっ赤な女の子」で、はじけます。

てるてるワイドって、アイドルいっぱいだったんですか。私はキョンキョンしか聴いていなかったので…!
ビッグコミックの表紙、見ました。解説文も読みました。取り上げてもらえるのは、ありがたいですねえ。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/2230-c6518a15
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「J・エドガー」 «  | BLOG TOP |  » 「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード