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2019-11

「マリリン 7日間の恋」(Vol.4) - 2012.03.30 Fri

この映画を観ると、改めて、マリリン・モンローさんの、スターになったゆえのつらさを思ってしまいます。

「マリリン 7日間の恋」(Vol.3)からの続きです。〕

ポスター

なぜ、マリリンが、あれほどの人気を得ることになったのか。
まず、圧倒的にスクリーン上の彼女が可愛くて魅力的なのは間違いありません。
色っぽい、というのは当たらないと思います。私は彼女が色っぽいと思ったことはありません。世間のイメージでは「色っぽい」なのかもしれませんが、彼女の映画を見たり、写真を見たりしていくと、きっと「可愛い」になるのです。
色っぽいイメージは、あのスカートがまくれる「七年目の浮気」のシーンから、ただ、それだけではないでしょうか。

カップル2組

演じるときの彼女の恐れについては、映画で少し触れられていましたが、結果的にフィルムに焼きつけられた「マリリン・モンロー」の輝きは、観客の心を惹きつけてやまないものでした。
彼女は、求められる「マリリン・モンロー」を演じつづけなくてはなりませんでした。

周囲も彼女をほうってはおきません。たしか、映画のなかで、取り巻き連中が彼女のファミリーだ、みたいなことをミルトン・グリーンが言っていましたね。
本来、マリリンのために働いている人々であっても、当の彼女がしっかり働いてくれなければ、自分たちも困ってしまう。だから、クスリなども、どんどん与えてしまいます。そうすると、彼らがマリリンを食い物にしているように見えるわけです。
マリリンが、ガシガシ働いて自分から引っ張っていく人だったら、周囲のパートナーたちも何の苦労もなかったでしょう。それどころか、それほど重要なパートナーは不要だったかもしれません。

ファンが集まって危険なことに

彼女の両親や、自身が育ってきた環境については、この映画でも、ごく、さらりと語られていましたが、彼女の精神、性質は、たぶんそうした生い立ちから理解しないとわからないものではないかと思います。
彼女の性質の一面を言い表わすのには、英単語でfragileという言葉が、かなりピッタリすると、私は感じます。
辞書には「こわれやすい」「もろい」「かよわい」「はかない」などとあります。
ミシェル・ウィリアムズさんは、そんな雰囲気も、よく出していたと思います。

「マリリンよ」

もしもマリリンと付き合ったら、振り回されたり、束縛されたりしそうで、面倒くさいだろうな、と思っている男性諸氏も多いのではないでしょうか。
それは…そうかもしれません。
たぶん、彼女は自分を認めてくれたり愛してくれる人が、いつも必要で、どんなときも相手の男性は、無償の愛を彼女に与えなければならない…のでしょう。
でも、それでもいいのです。
彼女は、特別な存在なのですから!

「マリリン」である限り、変わらない…

…と、なんだか映画とは離れてしまいましたが。
次の「マリリン 7日間の恋」(Vol.5)で終わりにしますよ!


All pictures (c) 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved

● COMMENT ●

今回は、映画感想というより、マリリンへのラブレターみたいな感じですね。
スターのマリリン・モンローと素顔のノーマ・ジーンの違いとか、演技に対する不安感とか、すべてを理解しないと彼女の本質は見えないんですよね。外側だけを見て評価する周辺の人物も多くて、それが影響してさらに撮影が遅れたりして…
マリリンと付き合うのはきっと大変かもしれませんけど、すべてを理解して支えてくれるおおらかな人物がいてくれたら、マリリンも救われたような気がします。

あ…私も映画と関係ない方向に書いてしまったような…

>たけしさん

毎度ありがとうございます!
寄り道になっちゃいましたね。
それというのも、ミシェルのマリリンに触発されたから…でもあります。
映画でマリリンに興味をもってくれた方に、多少は参考になればと思ったら…個人的なマリリン話にと、それました!

いやー、わかるようで、わかんない。複雑な人です。でも、いとしいのですよね。

fragile

そうでしたね。 それが彼女の気の毒な部分でした。
映画の中でも、壊れそうな彼女の心情が痛いくらい伝わってきました。
女優さんってそういう方も少なくはないと思います。 役作りができないと大変・・・。 役を作らないと自分も壊れてしまうと思っちゃうのでしょうね。
女優であることが自分を支えていたけど、同時にその自分をも支える人が必要だった。 マリリンにはそういう人がいてはくれたけど、では彼女の心の隙間は埋まっていたのかと考えると、そうとは言い切れないのでしょうね。
演じるには難しすぎる人物でしたけど、ミシェルさんは頑張りました。

>rose_chocolatさん

ありがとうございます。
オリビエが言っていたように、役を理解できなくても演じればいいんだ、というふうにできたら、楽だったでしょう。
実際には、どのくらい、こだわっていたのかは分からないのですが…。(私が現場を見たわけではないですから。)
コリンがちゃんと現場を見て書いているなら、事実に近いものがあるのでしょう。

女優は子どものときからの憧れでしたし、世界中のファンに愛される。しかし一方では、映画界のドロドロにまみれたり、セクシー女優というイメージ固定など、マイナス面もあったわけですね。
ほんとに、複雑な人だったのだと思います。
映画スターとしては、映画に表れたものが、すべてなのだ、といってもいいのですけど…もっと知りたくなるんですよね。


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