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2017-08

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 - 2012.04.05 Thu

晩年のサッチャーさんと、夫の「まぼろし」とのドラマが中心の映画とは予想してなかったよ。

メリル・ストリープさんがアカデミー賞主演女優賞をとった作品。

怒りのウィンドウ
「おーい、あんた、アカデミー賞、何回もとったから、もう要らんだろ? マリリンを演じたミシェルに譲れよ」(ワイワイガヤガヤ)
「何いってんのよ、くれるってものを断るもんですか」(フン)
まさしく『鉄の女』!(笑)


観ているとき、ずっと眠かった。
まさか、サッチャーさんの白日夢みたいなのが感染した、わけではない。
「マリリン 7日間の恋」を観た、そのすぐ後に続けて観たせいで疲れていたか。
アカデミー賞をとった映画だから、あんまり興味がないのに観たせいか。

内容に興味がないと、ダメですね、やっぱり。
主演のメリル・ストリープさんと監督のフィリダ・ロイドさんは、私の大好きな映画「マンマ・ミーア!」のコンビなんだけど、それはそれ、これはこれ。

観ていて分かったサッチャーさんの功績は…
収入の多い少ないに関係なく、誰からでも同じ額の税金を取り、経済を立て直したらしいこと。低所得者の怒りを買うのは必然。私も怒ると思う。
それに、戦争開始を決断したこと。
そのくらいですか。いいことないじゃない。

サッチャーさんですか?

党内の人々が離れていく理由が、あるときのミーティングで、ひとりの仲間を、みんなの前で、こきおろしたこと、この一点しか描かれていないので、ちょっと描写不足では?
(ほかにも、何かあったなら、私が観賞中に意識を失ったのだと想像する。笑)
その話を出しただけで、すぐに選挙敗北へとつなげていったようで、安易な気がした。

若い頃のサッチャーさん(アレクサンドラ・ローチさん、↓)、雰囲気よかった。その彼氏を演じたハリー・ロイドって、作家ディケンズの子孫らしい。

サッチャーさんの半生を映画として残したかったのか、これは何を狙った映画なのだろう。
夫婦愛を描きたかったのか?
そのあたりもわからないから、つまらないとまでは言わないまでも、何だか、おもしろくない

それに、原題は「鉄の女」。邦題で「涙」なんて、つけなくていい。いかにも日本的で、観客受けを狙ってるみたいだ。

メリルのメイク後と似てたりする

メリルの成り切りぶりには、おみそれしましたというしかないが、アカデミー賞主演女優賞は「マリリン 7日間の恋」のミシェル・ウィリアムズさんにしてほしかった。
メリルの場合、このくらいの演技をしても、もう当たり前と、とらえてほしい。もっと気鋭の若手(つまり、ミシェル・ウィリアムズさん)に賞をあげて、賞賛してあげるべきだ。
ま、ミシェルはゴールデングローブ賞をとっているから、アカデミー賞なんていらないっていえば、いらないですけど。

(3月25日 ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋)

THE IRON LADY
2011年 イギリス作品
監督 フィリダ・ロイド
出演 メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、アレクサンドラ・ローチ、ハリー・ロイド、オリヴィア・コールマン

参考:マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙@ぴあ映画生活

好き度☆☆★(2.5点。満点は5点)


All pictures (c) 2011 Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute

● COMMENT ●

あたしの映画がダメで、ミシェルのがいいって、今回も「マンマ・ミーア!」みたいにミュージカルにすればよかったかしら?

>Mさん

おもしろいアイデアです。
ミュージカルで作り直してみてもらえますか?

こんばんは☆彡

>「おーい、あんた、アカデミー賞、何回もとったから、もう要らんだろ? 
マリリンを演じたミシェルに譲れよ」

「何回もって2回だけよ!しかも、今回30年ぶりで獲ったんだから!
ノミネートばかりで、いつも落ちるこっちの身にもなってよ!」(by メリルの代理・笑)

ミシェルさんは、ゴールデングローブ獲ったんだからいいじゃん!(笑)
まだお若いから、これからまだまだ獲れますって(笑)

さて、作品ですが、私も内容は、想像していたものとは違いましたが、
メリルが好きなのでとりあえず眠らずに観れました(笑)

>ひろちゃんさん

こんばんは!
2回もとれば、いいじゃん!
ノミニー辞退するくらいの気骨が欲しかった!(冗談)
いや、私もメリル好きですよ、だって「マンマ・ミーア!」ですもん! マンマですもん。

でもー、この映画、総じて、鯛が靴はいた(退屈)。です。

サッチャーにも いろんな面がある

サッチャーの政治家としての実績は すばらしいが あくまで それは 彼女の"光"の面

 孤独な面は彼女の"影"の面。あまり知られない部分 あるいは知られたくない、知る価値がない部分だってあるから・・・

ストリープ演技は さすが女性版デニーロと言われるほど役のリサーチ振り。彼女の演技にデニーロも認めるのも 当然だなと 思いました。

 とある偉大な親を持つ七光り子ども特集で
サッチャーは 双子の息子と娘で 息子"マーク"を溺愛して "娘"キャロルは そっちのけのえこひいき愛情だったそうです。

息子のマークは甘やかし放題が災いしたのか
アフリカ大陸の 「パリ・ダカール レース」で行方不明になった際 サッチャー首相は あわてふためき、国家予算の日本円で2億円つぎこんで捜索したら レースを勝手にリタイヤして  砂漠の中 テント張って のほほんと待ってたそうです。 そして 母マーガレットに対し、

 「SORRY、MOMMY」 (ママ、ごめんな~) と新聞の見出しになっちゃいました・・・・
アホ・・・・(><)

 この騒動が きっかけで、イギリス中が マークのろくでなしぶりが表面化し、サッチャー首相にイギリス国内中から非難を浴びたんです。
 
 育て方を間違えた サッチャーの汚点・・・
でも、そういうのも ひっくるめて "サッチャー"なんです。

>zebraさん

情報ありがとうございます。
そんな家族関係だったのですか。
国家予算で息子探ししたとすれば、公私混同もはなはだしい! って思いますよ、ほんとに。

私の場合、いくら、物真似がうまくても、映画自体で楽しめなければ、「つまらない」のですよね。
サッチャーという人の一部は分かりましたから、そういう意味では価値はありますけれども…。
興味が持てれば、あとから、サッチャーって、どんな人?って検索するんですけど、そこまで行かないのです。

こんにちは

もう少し政治面の活躍を描いた作品なのかと思えば
重要な局面でもヒョイヒョイと終わり、
老後の回想というただそれだけの作品になってしまってました
これって存命中でしたし失礼な気がするんですが
亡くなられたいま、もし、同じ題材で作られたとしたら
また違った作品になっていたことでしょうね

>makiさん

おはようございます。
引退後の生活がああいうふうだったらしい、とわかったのは収穫といえばそうなんですが、べつに興味があったわけではなく…。
いちおう観てみたよ…という以上のものではなかったです。

>もっと気鋭の若手(つまり、ミシェル・ウィリアムズさん)に賞をあげて、賞賛してあげるべきだ。

そうですね、確かにメリルさんは上手いけど、頑張っている若い人を応援してもいいかも。

この作品は音楽にノせてさらーっと見せてましたね。
旦那さんの思い出に浸ってしまうシーンとかウルっとくることもあったんですが、やはり彼女の事はよくわからなかったです。
ピントのずれた作品ってことかな。

>宵乃さん

ありがとうございます。
この年は、もう断然「マリリン 7日間の恋」でした!(記事も1回だけじゃなくて数回にわたって書いています) マリリンファンですから!

音楽…まるで覚えていませんが…(苦笑)
なんで、サッチャー? というところから、わかりませんよね。(それを言ったら、最近のグレース・ケリーさんとかダイアナさんも同じ?)

よっぽど退屈な話なんだろうと予想して見たら、意外と面白かったです。要所要所に「Shall we dance?」が絡んでくるところとか…(ありきたりかな?)。
医者から「幻覚を見ますか?」という問いに(プライドからか?)「いいえ」と即答するところとか(ま、自分もそうなる可能性大…)、実際にお年寄りを理解するうえで、参考になりました。老化について描きたいのであれば、サッチャーさんをモデルにする必要は、なかったかも知れません。でも、これを日本の政治家モデルで作っていたら(鯛が靴をね…)と思うと、淡々とした流れではあっても、退屈せず、イギリスの歴史のお勉強にもなりました。

ただ、学校の宿題で「この作品の感想文を書きなさい」とか求められたら、困る…(細かい流れは、既に忘れているので)。

>モペ改め「謎の」ミトンさん

ありがとうございます。
shall we dance? がからんでましたっけ?
もう、なにもかも忘れています!
サッチャーに少しでも興味があればいいのですけどねえ。
アカデミーSHOWは、ほんと、信頼できず、どうでもいいです。


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