topimage

2017-10

「マリリン 7日間の恋」(Vol.6 オリビエ自伝より) - 2012.04.08 Sun

ローレンス・オリビエの自伝に、「王子と踊子」撮影に関して、マリリン・モンローさんとのことが書かれています。

お友達の、さえさんからコピーをいただいて読みました。ありがとうございます。
「王子と踊り子」というタイトルで章をひとつ立てていて、本文は9ページほど。

まず驚いたのは、オリビエたちがマリリンに会いにニューヨークに行った、ということ。
マリリン・モンロー・プロが舞台の「眠れる王子」に関心を持っていると聞いて、オリビエのほうから出向いているのです。
マリリンの遅刻癖、待たせ癖はそのときも発揮されるのですが、彼女が登場したとたん、『一瞬のうちに私たちを足もとにひれ伏させた』といいます。なんという魅力!
『ほれぼれする』、『ウィットに富んでい』る、『おもしろい人』、『肉体的魅力』等の言葉が並んでいます。

映画で話題にされていた、ソリッド演技についても書かれていて、『わざとテクニックを排する』などとして、指導者のリー・ストラスバーグを批判しています。

オリビエ自伝

マリリンについては、『相互に関連のない二つの面があった』とし、『彼女という二人の人物ほどあつかいにくい人はまずいなかっただろう』と書いています。

ポーラ・ストラスバーグがマリリンに、あなたは最も偉大な女性、偉大な人間、あなた以上に人気のある人はいない、などと語っているのも、映画で似たようなシーンがありました。
これはマリリンに自信をつけさせるための、やり方だったのでしょうか。
コカ・コーラとフランク・シナトラのことを考えればいい、というようなセリフも、映画で出てきましたね。
ちなみに、映画で描かれていたのと同様、マリリンにポーラが付き添ってくることを、オリビエは撮影開始直前まで知らなかったようです。

オリビエにとっては、完成後も自信がない映画でした。
しかし、25年後に友人たちと一緒に、この「王子と踊子」を観賞したとき、オリビエが驚いたことに、一同はみな賞賛の声をあげたといいます。
『そしてマリリンは! マリリンはすばらしかった、最高だった』

イギリス版

HPトップにも載せていますが、映画「マリリン 7日間の恋」の原作のひとつ、コリン・クラーク著「王子と踊子と私」の表紙も改めて載せておきます。
白地のほうがイギリス版、黒地のほうがアメリカ版。

アメリカ版

関連記事:
「ミシェル・ウィリアムズがマリリン役に?」
「マリリン映画にジュディ・デンチさん出演」
エマ・ワトソン、「マイ・ウィーク・ウィズ・マリリン」に出演!
「ミシェル・ウィリアムズのマリリン」
「マイ・ウィーク・ウィズ・マリリン」、いよいよ公開へ始動
「マイ・ウィーク・ウィズ・マリリン」予告編
「マイ・ウィーク・ウィズ・マリリン」の記事
「邦題決まる! マリリン映画」
「ミシェル・ウィリアムズさん、ゴールデン・グローブ賞に輝く」
ミシェル・ウィリアムズさん「マリリン 7日間の恋」ジャパンプレミア
「マリリン 7日間の恋」(Vol.1)
「マリリン 7日間の恋」(Vol.2)
「マリリン 7日間の恋」(Vol.3)
「マリリン 7日間の恋」(Vol.4)
「マリリン 7日間の恋」(Vol.5)
「マリリン 7日間の恋」(2回目)
「マリリン 7日間の恋」(3回目)

● COMMENT ●

オリビエの自伝に9ページもあるんですか。私も今度読んでみます。映画と共通するエピソードもあるんですね。

私は、コリン・クラークのほうの映画の原作本(日本語版)を少しずつ読んでます。ただ、なかなか読む暇ができなくて、本当に少しずつなんですけどね。

遠い昔に古本屋で一部立ち読みした覚えがありますが、当然中味は覚えてない(笑)
なるほど、でありました。
25年後の話はなんとも…ほろりとしてしまいますね。
そしてクラーク著の「王子と踊子と私」の方がやっぱり邦題よりも好み!

>たけしさん

オリビエの自伝本、あったんですね。しかもマリリンの話が書いてあるとは!
映画の原作本は、そのうち読もうかと思っています。私も今、読書が進まない状況…。スマホで遊んでるせいかな?(笑)

>まおさん

おお! そんな古い出会いが!
25年でも100年経とうとも、マリリンの魅力は映画の中に、きらめいています。
「王子と踊子と私」は、映画タイトルにも関連させた、いい題ですよね。

永遠のマリリン

『王様と踊子』のローレンス・オリビエにはあまりいい印象を持っていなかったんですが、
このエピソードを読ませてもらって、いやいや印象がガラリと変わってしまいました。
特に晩年のエピソードはステキですね。
思い返せば思い返すほど輝きが増す、そんな女優さんだったんでしょうね、マリリンって。

オリビエの自伝に目を通して下さってありがとうございます♪
そして、ブログで感想をうかがえてうれしいです♪
王子と踊り子の撮影、公開当時はオリビエも冷静にこの映画を
観ることができなかったのでしょうね。
オリビエの自伝を読むと、驚くのは実に客観的に自分自身や
周囲を振り返っていることです。そして、率直な人柄である
こともうかがえました。
25年後にご友人と楽しくこの映画を
観ることができたことで、公開当時の観客と同じ目線でマリリンを
観ることができたのでしょうね。それが、彼自身にとってもマリリン
の再発見になったのかもです♪
そして、25年たってもマリリンにかわるような女優さんが現れない
ことで、女優としてのマリリンの存在の大きさにも気がついたのかも
しれません。マリリンが生きていたら、ひょっとするとオリビエは
そのあとで、もう一回マリリンと共演してみたい、と思っていたら
素敵ですよね♪この時なら、お互いの存在を認め合うことができたで
しょうから。なーんて、思ってしまいました(笑)。
ところで、「マリリン・モンロー 7日間の恋」の文庫本(新潮社、590円)
は、長崎では大きな本屋さんにもおいてありません(泣)。ひょっとすると
販売部数が少なくて、すぐに絶版になっちゃうかもです。Amazonでも
在庫数が多くないようですし。。お早めにです。
文庫本にコリンの写真も掲載されていましたけど、エディ・レッドメイン
がコリンによく似ているのに驚きました♪

>kiyotayokiさん

私も「王子と踊子」でのオリビエには、いい印象はありませんでした。マリリンに厳しかったように聞きましたから。
立場が違えば、ということで見直せたのは良かったです。
そう、思い返すほどに輝きが増すって、すごいことですよね!

>さえさん

コピーをいただき、ありがとうございます。
感想というより、紹介になってますが…。
だいぶ後になると、冷静に振り返ることもできるのだろうなあと思います。
マリリンという女優を使う撮影が、どれほど大変なものだったかは、文章や話では知っても、表には見えてこないものは想像するしかないですけれど。
再共演したい、という人がいたら素敵なことですね。未完の「女房は生きていた」でディーン・マーティンが、共演相手はマリリンでなきゃ降りる、と言ったと聞きましたが、理解してくれる人がもっといたらなあと思います。

原作本、買っておきます! 有楽町駅前の三省堂、マリリン本コーナーがありましたよ!

こんにちは!
そうなんですか、いろいろ知れてうれしいです。ありがとうございます。
やはり年月がたって、あらためて見る、映画、作品は、自分の歳の数や経験によって変わるんですね。25年たって王子と踊り子を鑑賞したオリビエのように…
王子と踊り子と私、内容気になりますね…・
マリリン7日間の恋の映画の初鑑賞で、マリリンが大きいミニチュアハウスみたいのを すごいな~という感じで、のぞくシーンありますよね。そこでなぜか号泣しました!

>やんちゃりかさん

こんばんは!
喜んでいただけると、こちらもハッピーです。
年をとってから、わかる映画もありますね。そうでなくても、観たときの気持ちや環境にも左右されることがあるかと思います。
「王子と踊子と私」のほうは、翻訳が出るといいのですけどね…。

マリリンは、ああいう家や家庭、家族をもって、普通に幸せに暮らすことも、望みのひとつだったかもしれません。ただ、彼女がそうした暮らしに合っていたかどうか、またスターでいることとの両立の難しさなどはあったでしょうね。

こんばんわ!

こんばんは!重ね重ね過去の日記にコメント(というか個人的なひとりごと?)して恐縮です。
観たときの環境にも左右される・・・そうですね。音楽を聞くも、その時の感情や環境を思い出します。
ミニチュア…のとこで号泣したということですが、マリリンの生い立ちなどを考えずに泣いたのですが、マリリンはもう天国にいってしまった・・・という改めての喪失感と、この映画によってまたマリリンに会えた気がした・・・ということを、あのシーンで感じることができました。。
私の近くの映画館ではもうすぐ上映終了してしまうので、さみしいです。また観たいです。

>やんちゃりかさん

こんばんは!
いいですよ~。過去の記事、どんどんコメしてください。6年前のだって、かまいません!
なるほど。観る人の思いは、さまざまですよね。
ほんとに、この映画は、マリリン、ノーマ・ジーンという人の存在を紹介してくれたり、思い起こさせてくれる、いい経験でした。
観たい、と思ったら、観に行っちゃいましょう! (私は「マンマ・ミーア!」などはロードショー時に12回行きましたよ。)


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/2277-e0b53460
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「ゾンビランド」 «  | BLOG TOP |  » 「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」

gooブログで当方URLが勝手に、はねられ、TBも行かない件。お返事をいただいた。違うgooブログ宛てであっても、同じURLからまとめて多量に送るのはダメで、あくまでも目安だが、10分間以内に3件以上トラックバック送信等実施した場合、規制対象になる可能性がある、という。3件送信した場合、10分ほど間隔をあけてから次のトラックバック送信をしてください、という。3件で「多量」ですか。映画のTBをするときは、まとめてしちゃうのが普通なんですけど、そんなんだったら、めんどくさくて、やらなくなるよ。みなさんも規制対象にならないように、お気をつけください。 この仕組みを知らずに規制されてしまったブロガーさんが他にもいるだろうに…改善してくださいと言っておいたが、返事はない。改める気なんかないんだろう。でも、改善しない限り、上記文章は削除しません。 あ、でも改めたとしても、わざわざ知らせてなんかくれないだろうから、永遠に削除できないな。(笑)(2015年1月問い合わせ済)


マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



日本マリリン・モンロー・クラブ 会員募集中!

このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


黒猫マリリンはカーソルで、かまってやってね!
鳴いたり、手を出したりするよ!


クリックで救える命がある。

プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード