「マイレージ、マイライフ」 - 2012.04.14 Sat
ジョージ・クルーニーの仕事は、リストラ宣告。
会社の人間の代わりに、クビにされる本人に面と向かって話をする。
リストラされる人間の、悲痛な訴えや怒りの声を受け止めたうえで、なおも冷静に仕事を終えなければならない。大変な仕事だ。

そのために、飛行機に乗りまくって各地におもむくので、マイルがたまり放題。
原題の“Up in the Air”、「空の上」を飛んでばかりいるわけだ。
知り合ったヴェラ・ファーミガさんとは意気投合して、男女の仲に。
クルーニーは、インターネット画面でリストラ通告をすることで出張をなくして経費節減しようと考える新人娘アナ・ケンドリックと対立。アナちゃんはクルーニーについて彼の仕事ぶりをしばらく勉強することになる。

ふたりの女性との関わり、妹の結婚などによって、彼がどのような影響を受けていくかが描かれる。
ひねりがあって、少し苦いところも味わいがある。
人間味が足された主人公、あと味もいい。
「空の上」は「宙ぶらりん」でもあるか。
(4月8日)
UP IN THE AIR
2009年 アメリカ作品
監督 ジェイソン・ライトマン
出演 ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック、ジェイソン・ベイトマン、メラニー・リンスキー
参考:マイレージ、マイライフ@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
All pictures (c) 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved
● COMMENT ●
マイレージ、タマリマセン(^^;
この映画、観たかったんですが今も未見のままです。
アナちゃん可愛い。
ダンディなクルーニーはんが見たくてだいぶ前にDVDで見ました。
イヤな仕事ですよね。これは・・・誰もが本当はしたくない仕事ですが、私たち世代になると逃げてもいられないし、現実味が。
内容も「少しホロリ」系ぐらいで良かったです。
何といってもアナちゃんの必死さ、新鮮味(ゴクッ)。オヤジ・クルーニーは興味が無かったようですが、可愛かったなー。
>kiyotayokiさん
見てみると、なかなかいいですよ。
>unikoさん
ファーミガさんとクルーニーの関係が、ヒネリありましたねー。
アナたんは、顔が薄い印象がありました。とくにクルーニーと並ぶと…(爆)
ちっちゃい感じも。
ボーさん、こんにちは!
クルーニーは元々、血の通わない人間じゃなくて、
その上に人間味が足されて憎めない感じでした。
ヴェラ・ファーミガがいい女に見えたけど・・・
まさかね・・・
ほろ苦さが、大人の味な映画でしたね~
>YANさん
クルーニーは、うまいですよねー。まー、オトコなので興味ないですけど。(爆)
ヴェラさんとの話は、そうくるか、と思いました。脚本も上手です。
いい映画ではありますね。でも私は、すごく好きというほどじゃないかな~。
なってしまいましたけど、アナ・ケンドリックが演じるナタリーがとてもキュートで
かわいかったです♪ヴェラ・ファーミガが演じたアレックスも、私にはまったく
ない大人の女性の雰囲気にあこがれてしまいました(この物語のあの落ちがなければ
それはそれで素敵なアレックスだったのになぁ。裸の後ろ姿も素敵でした♪)。
映画の事態の構成もテンポもよくて私的には◎です。先日、この映画の監督作品
「ヤングアダルト」も観て、この映画と同じような構成や演出のうまさに感心した
ばかりで、共通の面白さも発見できました♪
邦題からは映画のストーリーが飛行機のマイルを主軸に展開していくような感じが
するでしょうから、この映画に興味や関心をもたれない方が多いのが、ちょっと
残念。私のマイル?かつてはいいお客様でしたよ(笑)。
>さえさん
監督の持ち味は、ちゃんと人間をとらえていて、いいですよね。
マイレージをためるのが、わが人生、というのは彼の生き方の一部ではあるけど、私も初めはマイレージがもっと重要な話かと思ってました。その点でも、見る前は興味はわかなかったです。


普通は旅慣れてくると、ジョージ・クルーニー(の演じた人)のように手荷物はスッキリする筈なんですが、私は年々、ドラえもんのポケットみたいなこと(ヤカンが出てきたり?!)になっています。ジョージ・クルーニーと出張することになったら(一生ないと思うけど)「これは要らん!これも!

最近見たコーヒー

リストラ問題に切り口を入れたところや、ほろ苦いラストは、いかにもジョージって感じがしましたね。
>モペットちゃんさん
ジョージ・クルーニー、アカデミー賞授賞式でも、真ん前の席に座ってて、いい待遇。(候補者のせいでもあるけど。)
司会者からイジられるし、もはや大物感ありありです。
映画作りでは、社会派の硬派でもありますね。
そんな彼には、なかなかお似合いの映画でした。
おはようございます
上手いですね!
なるほど、そういう意味も込められていたのか。彼の意外と人間味あるところが描かれていたのは良かったと思います。
リストラされた人たちを演じていたのは実際にリストラ経験のある人らしく、映画出演をきっかけに立ち直った人もいるそうですね。
>宵乃さん
映画に出て、立ち直ったのですか! すごいリハビリ(?)。私も映画に出ようかなー。(ただ出たいだけか!?)
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