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2023-06

ファースト・コンサート 「消しゴムのない手紙」 キョン2ディスコグラフィ(7〔番外編〕) - 2012.07.06 Fri

キョンキョンはデビュー1周年で、初めてのコンサート・ツアーを行なった。

「消しゴムのない手紙」と題されたコンサートは、石坂浩二の演出。
MC(ライブの合間のトーク)では、自由なおしゃべりは、ほとんどなく、「女の子が彼氏のことなどを“ひとり語り”する」という形をとる。
その物語に沿うような曲が歌われるときもあった。

ファースト・コンサート スケジュール
3月21日(月)大阪毎日ホール、27日(日)東京・中野サンプラザ、5月5日(木)茅ヶ崎市民文化会館、15日(日)愛知厚生年金会館

きょこたん

1983年5月5日(木)茅ヶ崎市民文化会館でのコンサート(13:47~15:33)の曲目リスト
1.ひとときの二人
2.年頃
3.舟が…
4.ある愛の詩
5.いつか、やがて、きっと
6.宛先のない手紙
7.白いバラ
8.回り道
9.PLEASE LOVE ME
10.真夜中のレッスン
11.私の16才
12.素敵なラブリーボーイ
13.ひとり街角
14.ベッグ・フォー・ウォーター
15.ノックは夜中に
16.マイ・ライフ
17.アイル・ドゥ・イット
18.春風の誘惑
19.この時…朝
20.シー・ユー・アゲイン

アンコール
1.春風の誘惑
2.シー・ユー・アゲイン
3.まっ赤な女の子
4.君の瞳に恋してる


以下、記録と記憶をたぐって、レポートしてみましょう。
「ひとときの二人」 ♪レッツ・ビギン・トゥゲザーというコーラスでスタート。♪お願い、ひととき私にください、という歌詞は、オープニングにふさわしい。作曲者など詳しくは不明。昔のことだからねえ…。
語り。あなたに手紙を書いている…
「年頃」 1枚目のアルバム「マイ・ファンタジー」収録曲。アップテンポで、観客の手拍子と声援が起きる。
「舟が…」 よく聞くメロディ。オリジナルがなんという曲なのか分からず。どなたかご存じだったら教えてください。(以下同)
語り。部屋に帰ってくるでしょ、…
「ある愛の詩」 映画の主題歌。
語り。客席の反応もあり。
「いつか、やがて、きっと」 アップテンポの曲。オリジナルは何か分からず。もしくは、これがオリジナル?
「宛先のない手紙」 1枚目のアルバム「マイ・ファンタジー」収録曲。おなじみの曲なので、さすがに手拍子が大きい。
「白いバラ」 イタリア語? 途中から日本語の歌詞に。オリジナルは分からず。
語り。あなたと喫茶店に行って…
「回り道」 1枚目のアルバム「マイ・ファンタジー」収録曲。今日子コールわき起こる!
「PLEASE LOVE ME」 2枚目のアルバム「詩色の季節」収録曲。この曲でもコールが起きる。声もよく出ていて楽しい曲。
語り。男の子って、くさそうだもん…(彼女がそう思っているとかじゃなくて、こういう脚本なんですね。客席から反応あり)
「真夜中のレッスン」 4枚目のシングルのB面。このコンサートでシングルB面を歌うのはこの曲だけ。やっぱり、いい歌だよね。生で聴けるとは嬉しい! ラストの演奏が長かったので、ここでキョンキョン、着替えてきたのかも?(覚えてません。)
「私の16才」 1枚目のシングル。当然、コール&手拍子が盛り上がる。ここからシングル曲を続けて歌う。
「素敵なラブリーボーイ」 2枚目のシングル。
「ひとり街角」 3枚目のシングル。今日子コール最高潮!
語り。あなたのにおいが…言い間違えそうになったのか、照れてるのか、一瞬、笑ってしゃべるキョンキョン。あなたのにおいの作り方を教えましょう…くさい人は自分の手がくさいんですよ。(場内、爆笑)
「ベッグ・フォー・ウォーター」 ここから海外ポップスが続く。どういう選曲のしかただったのかな? これはシーナ・イーストンの、とても美しい歌。歌詞は日本語(以下同じ)。
「ノックは夜中に」 メン・アット・ワークの歌。
「マイ・ライフ」 ビリー・ジョエルの歌。
「アイル・ドゥ・イット」 誰の歌か分かりません。このラストも演奏が長い。着替えかな?
追記:uさんのコメントにより判明! ありがとうございます。歌ってたのは、パット・べネター! わーお! 私も好きなシンガー。なんと、キョンキョン、パットを歌ってたのか!(日本語歌詞だけど)
「春風の誘惑」 4枚目のシングル。今日子コール復活!
語り。あなたと別れるのは不安…想像のあなた…
「この時…朝」 ♪お願い、ひととき私にください、と、1曲目に戻っていく。メロディの変化があって難しい歌。
「シー・ユー・アゲイン」 1枚目のアルバム「マイ・ファンタジー」収録曲。また逢いましょう、という歌だから、コンサートの最後にぴったりの曲。

アンコールには、すぐに出てきて、「春風の誘惑」。きょう2回目。みんな一緒に歌ってください! 少し間違えそうになる。
語り。というより、脚本がないからMCか。1年を過ぎて自分が変わった…髪の毛が短くなった…男の子っぽい性格…本当の私を見てほしい…ひとつくらい胸を張れるものを見つけたい…
コーラスのミルキーショック、バンドのバースデーを紹介。
最後にもういちど「シー・ユー・アゲイン」を歌いましょう。(「歌いましょう」って自分が言うのは変なのを分かっていて、その部分を笑いながら言ってたキョンキョン。笑)
「シー・ユー・アゲイン」 客席からの、トゥナイト~、マイフレンド~の掛け声が大きいこと!
どうもありがとう…4回言いました。

もう1回アンコールのコール。今度は、ちょっと長め。
MC。まっ赤な女の子の発売日…出し惜しみしてただけ…今までの私のサウンドとはちょっと違う…
「まっ赤な女の子」 5枚目のシングル。発売日に生で聴けるなんて!
MC。君の瞳に恋してるって知ってますか? それを歌いますので聴いてください…
「君の瞳に恋してる」 ボーイズ・タウン・ギャングでヒットした歌。名曲!
終盤の繰り返し部分で間違えて演奏と合わなくなる。
ごめんなさい、最後なのに間違えちゃった…せっかく来てくれたのに、ごめんね…これからも、いっしょうけんめいがんばります!

ファースト・コンサートを観ることができたのは幸せだった。
彼女も、これをひとつのステップとして、さらにジャンプアップするのだ!

参考:小泉今日子 歌の全曲集(第11版)


シングル「私の16才」 キョン2ディスコグラフィ(1)
シングル「素敵なラブリーボーイ」 キョン2ディスコグラフィ(2)
アルバム「マイ・ファンタジー」 キョン2ディスコグラフィ(3)
シングル「ひとり街角」 キョン2ディスコグラフィ(4)
アルバム「詩色の季節」 キョン2ディスコグラフィ(5)
シングル「春風の誘惑」 キョン2ディスコグラフィ(6)

● COMMENT ●

「消しゴムのない手紙」・・・書き直しのきかない、キョンキョンの素直な、そして揺れ動く気持ちが表現されたコンサートだったということでしようか。
石坂浩二さんってインテリ俳優のさきがけみたいな人でしたけど、いかにも“らしい”演出ですよね。
でも、その中でデビューしたばっかりのキョンキョン、精一杯頑張ってステージを努めたんでしょうね。
それを憧れの目で見てる約30年前のボーさん、う~ん、想像すると微笑ましいで~す(^_^)v

キョンキョンのファーストコンサートのレポートですか!これはまた貴重なデータになりそうです。

「舟が…」という曲は、何か有名な楽曲に日本語詩がつけられているんですね。メロディがわからないので何とも言えませんが、それでも推理してみますと、例えばチャイコフスキー作曲「舟歌」みたいな、舟にまつわるクラシック曲に詩がついているのでしょうか?他にもドビュッシー作曲「小舟にて」など、クラシック曲には舟の曲がいくつかあります。あくまでも推測ですが、いかがでしょうか?

ファーストコンサートは、どうやら「語り芝居」風な進行のようですね。「小泉今日子という普通の女の子」を演じているような感じでしょうか。
「ノックは夜中に」って…不審者では?非常に怖いんですけど!といいながら、マリリンの「ノックは無用」を連想しちゃう私でした。「アイル・ドゥ・イット」と「シー・ユー・アゲイン」もごっちゃにすれば、ほら、マリリンのあの曲名が!

>kiyotayokiさん

ありがとうございます。
書き直しのきかない…あ、そっか!(今ごろ気づくなって?)
「消しゴムのない手紙」というタイトル、これ、「宛先のない手紙」という持ち歌から来ているんだろう、ということだけしか考えていませんでした!
演出が石坂浩二って、びっくりですよね。
ほかのアイドルは、もっと早くにコンサートをしていたのでしょうが、キョンキョンは1年後。
満を持したのか、理由はわかりませんけど…・。
もう30年近い昔。って、気が遠くなりそうです。(笑)

>たけしさん

ありがとうございます。
貴重だと思いますよ。こんなラインナップで歌った、なんて調べようにも分からない方が、いっぱいいると思います。(調べようとするかどうかは別として。)
「舟が…」のメロディはですね、ランランランランランランララララ~ってヤツです。(それじゃ分からんわ!)
誰でも知ってると思うんですが、曲名が分からないんですね。「舟が…」で検索してもダメで。
ポップス系統です。

「ノックは夜中に」って、大ヒットした洋楽でした。夜中のノックは無用にしていただきたいのは確かです。

あ、「Do It Again」ですね! ファースト・コンサートから、マリリンの偉大さをキャッチしていたキョンキョンということで、えらい!?
というか、その組み合わせに気づくたけしさんがマリリンファンすぎる!

貴重な情報ありがとうございます

小泉さんの情報を調べていたら、このページを偶然見つけました。
現在、小泉さんのこれまでのライブ情報をまとめようと思って、整理しています。
非常に参考になりました。
小泉さんのコンサートの情報って、案外、残っておらずとても貴重な情報だと思います。
でも、初めてのコンサート行かれたんですね。羨ましい。
ありがとうございました。今後も、デビュー当時の情報があれば、載せて頂けると幸いです。

>moonstarさん

ありがとうございます。
貴重だと喜んでもらえると、うれしいです。
彼女のアイドルの頃のライブ、検索しても、あまり分からないですよね。
私はキョンちゃんのアイドル時代には、かなりコンサートを観に行っていますが…。
ディスコグラフィの記事でシングル、アルバム、コンサートと書いていきたいですが、映画などの記事も書きますので、こちらのほうは、いつ書けることやら、という状況です。

これからもよろしくお願いします。

コメント、早速ありがとうございます。私のライブ(コンサート(笑))デビューは、「テロ‘86 武装アイドルを援護せよ!」からで、それまでのライブはどのようなものであったか、知りたいと思っていたところ、このような貴重なサイトを見つけて非常に喜んでおります。「テロ‘86」の時も確か、「Starting Over」や、秋元さんがいかにも作ったようなオリジナルの曲を歌われていた記憶がり、当初の小泉さんのライブは、持ち歌以外も歌っていたんだということを再認識できました。これまでは、「Do You Love Me Kyoko Koizumi Best」が敢えていうと、それ以前のライブの情報であり、それ以外は知ることができなかったのですが、このサイトの情報は本当に感動ものです。断片的でも結構なので、今後も貴重な情報をご提供頂けると幸いです。ちなみに、参考にされている「小泉今日子 歌の全曲集(第11版)」とは、何でしょうか?検索しても見つけることができませんでした。こちらの情報も教えて頂けると幸いです。今後とも、よろしくお願い致します。
追伸:先日、ビルボードライブに行って来ました、今回の小泉さんは80年台の曲を当時と同じ感じで歌って頂き、感動しております。

>moonstarさん

86年のコンサートツアーからご覧になっているのですね。
彼女のツアーは、とくに初期には、年に2回(2種類)やったりしていましたから、やるほうも大変だったと思います。
歌の全曲集というのは、彼女の歌や活動の資料的な本を、個人で作っておられた方がいまして、なぜか無料で送付していただいていたのです。非売品です。
ライブは4日の追加公演に行ける予定です。楽しそうですね! 楽しみにしています。

とても、すごい活動をされている方がいらっしゃることを知って改めて感心いたしました。小泉さんの記録が残っていく事は私としてはとても嬉しいことです。
今回のライブは特に良いですよね。私も、行く予定です。
一緒に是非、盛り上がりましょう。

>moonstarさん

最近は歌よりも女優業がメインでしたし、歌うほうのイベントもずっと行けなかったので、ずいぶん久しぶりです。
盛り上がるといいですねえ!

洋楽、ピンとキタ━(゚∀゚)━!

ボーさん、こちらにもきましたよ。
一曲、早速、ピン!と来るものが(笑)
17曲目はボーさんも好きなパット・ベネターの4枚目のアルバム「ゲット・ナーヴァス」の収録曲だと思います(^-^)
http://www.amazon.co.jp/Get-Nervous-Pat-Benatar/dp/B00000EL1O/ref=sr_1_9?ie=UTF8&qid=1359638693&sr=8-9

Youtube動画
http://www.youtube.com/watch?v=vaKsEy2LeYs

聴いて確かめてくださいませ。

発売時期が82年あたりですので、多分、これかと・・・
I'll do itって読んだだけで・・・これしか思い当たりません(パット命やからね^^)
高校生の頃、このアルバムから2曲ほどバンドで歌ったりしてました。リンダの曲もバンドで歌ってり、で、ある意味(時代が)キョンさんとダブってまんねんわ。
他の洋楽も、オリジナルタイトルが判明すれば、意外なところから出てきたりしてね♪

>unikoさんっ!

大当たり!
i'll do it のところのメロディで、わかります。
なんと、パット・べネター歌ってたのかっ! いやー、知らない曲だったから、もー。
このアルバム、I Want Out とか Shadows of the Night とか Anxiety とか知ってますけど、これは知らんかった~。

歌ってたなんて、かっこいーですね!
また、本文に追記しますね!
ありがとうございました。
オリジナルが分からない曲、メロディは分かるんですが、口ずさんで聞かせられないのが、もどかしい…。


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  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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