「キラー・インサイド・ミー」 - 2012.07.27 Fri
ジェシカ・アルバたんに会いたいがために見た映画だったが…その彼女が、ひどい目に!!
ひどい。ひどすぎる。

ケイシー・アフレックが、ぴったりの役柄で…なんの感情の変化もなく、いきなり暴力、殺人に至る過程を見せて、恐ろしい。
ああ、こうした人間もいるのかもしれないと思うと、こわい。
謝りながら殺そうとする、恐ろしさ。

男を殺す目的のために、女にも暴力を振るう好都合な計画を立てて実行する思考のなかには、自らのサディズム愛好がはっきりと存在している。
死んだら、もう傷つけなくて済む(みたいなことを言ったね?)んじゃなくて、最後は殺したいんでしょ、あんた?

ジェシカたんの演じる彼女の気持ちは、最後の最後まで理解できない。
ありえない気がする。究極のマゾか。

ケイト・ハドソンさん…なんだか、おばちゃんになったなあ…で、彼女の場合も、かわいそうすぎるよ…。
嫌悪したい映画である一方、暴力描写のインパクトの強さ、強烈なクソ人間の描写で、そういうヤツについて印象深く考えさせるパワーをもつ映画としての意義は認める。

しかし、彼女たち、よく出演したなあ。その女優根性は、あっぱれだが。
15歳未満入場禁止どころか、20歳未満禁止でいいよ。
(7月22日)

THE KILLER INSIDE ME
2010年 アメリカ・スウェーデン・イギリス・カナダ作品
監督 マイケル・ウィンターボトム
出演 ケイシー・アフレック、ジェシカ・アルバ、ケイト・ハドソン、イライアス・コティーズ、ネッド・ビーティ
参考:キラー・インサイド・ミー@ぴあ映画生活
好き度(好きかどうかといえば文句なく0点。満点は5点)
(c) 2010 KIM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
● COMMENT ●
こんにちは
>makiさん
ありがとうございます。
ねー、ケイトを見たときは驚きました。役作りとも思えない、おばさん的ルックス。えー!? でしたよ。
ジョイスの心理は分からないし、かわいそうすぎます。
人の心って、こわいし、哀しいけど、ルーは一線を越えちゃってますよね。
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殴られてもルーを受け入れてたジョイスの姿がなんとも哀れでした
女性を殴る人なんて最低!
愛しているのに撲殺するというルー、どういう心の闇だったのか、最後まで理解できなかったです
いや理解出来ちゃダメな気がします