topimage

2017-05

「贖罪」(国際映画祭ヴァージョン) - 2012.09.23 Sun

WOWOWで5週にわたって放送した衝撃のドラマを、国際映画祭ヴァージョンで一気に上映!

オンエア時の300分より30分短く編集したとのこと。
4時間半の長さだが、2回の休憩を挟んでくれたので、それほどつらいこともなかった。

エミリ…

この作品は、小泉今日子さん主演なので、テレビ放送時に見ていた。
そのときはホラー風味も感じたし、ずんと重たい内容で、さすがに湊かなえ原作、さすがに黒沢清監督だと恐れ入っていたものだ。

今回は、2度目の観賞ということもあってか、内容に対してショックな部分はなくて、なるほど、こういう演技をしているんだね、なんてことを思いながら多少は客観的に観た。


償いをしなさい
左から、柴田杏花(由佳=池脇千鶴の少女時代)、木村真那月(真紀=小池栄子の少女時代)、小俣絵里佳(紗英=蒼井優の少女時代)、菊池和澄(晶子=安藤サクラの少女時代)。手前は、もちろん小泉さん。
菊池和澄ちゃんは、池脇さんのほうが顔は似ている気がするけど。
子役は、ほかにも藤井奈々香(若葉=安藤サクラの兄の奥さんの連れ子)、木村葉月(エミリ=小泉さんの娘)など。

…上映サイドに、ちょっと文句を言いたいのは、なぜか音声が時々、瞬間的に消えた(!)こと。大事なセリフの部分で消えなかったから、まだいいものの、7、8回は消えたと思うぞ。

小学生のときに、友達が校内で殺されるという事件に遭遇してしまった4人の女の子と、被害者の母親の、15年後の運命を、1話完結形式で描く。
(映画祭ヴァージョンは、5回放送分を1本にまとめたものなので、1話をひとつの章として扱っている。)

結婚するのね

5人の女優が、各章ごとに交代して主演する形で、それぞれの演技を順番に堪能できる楽しさもある。
いずれも個性を生かして、甲乙つけがたい演技合戦だ。
過去の事件が彼女たちにどんな影響を与えてきたのか、今はどのように生きているのか。そして、これから彼女たちを待ち受けているものは?

人間って、人生って…ねえ。

彼女たちの心の病み(闇)が痛々しい。
そりゃあ、10歳やそこらのときに、仲のいい友達が死んでいるところを目撃して、彼女の母親に、あんたたちを許さない、つぐないをしなさい、なんて言われたら、トラウマにもなるわな。。。

お墓参りにきてくれたの

池脇千鶴さんの役柄が、そのなかでは図太くも見えるが、警察官が好き、という点においては、やはり過去の事件の影響は受けているようだった。
印象深いのは、やはりラストの驚きが強烈だった、小池栄子さんのパートだろうか。理不尽な。あまりにも悲しい…。
蒼井優さんのパートは、ある意味、あれが彼女のスタートラインとも言えるのではないか。ようやく人生が始まったかのような。
安藤サクラさんは、特異な存在感(?)の怪演!
小泉さんは、そこまでのドラマのすべてを受けての「トリ」にふさわしい、大姉御だね、もはや。最後に、ある秘密が明かされ、そういうことだったのか!となる。

1話目に出てきた犯人を演じているのが誰なのか、テレビ放送時は、最終話が始まるまで、まるで分からなかった。
声を聞くだけでは、誰なのか分からないものだと実感していた。

そんなことで償ったつもりなの

見終わって思い浮かべた言葉は…因果応報…

湊さんの小説は、たぶん、そうなるべくしてなるのだろうけれど、ずっしりと見ごたえのあるドラマです。
ほとんどが黒をベースにした小泉さんの衣装は、映画「黒衣の花嫁」を意識しているか?

(9月22日 東京国立近代美術館フィルムセンター)

脅迫するの?

2012年作品
監督 黒沢清
出演 小泉今日子、蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴

関連記事:小泉さん、1月からWOWOWのドラマに主演

参考:贖罪〈国際映画祭バージョン〉@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)


(c) WOWOW INC.

● COMMENT ●

お疲れさまでした。

昨日はみなさんとご一緒できて楽しかったですね。
これ、記事にしようか考え中。長いしうまくまとまらないかもですが・・・。
キョン2もですが、4人の女優陣も凄かったですね。

>rose_chocolat さん

おつかれさまでした!
2回も休憩が入ってくれて助かりました。
4時間の映画だと、休憩はあっても1回ですよね。
まとまらなくても書いてくださいよ~。我が家でも、まとまってないし。
俳優陣は豪勢でした。ここには男優は紹介していませんけど。(例によって? 笑)

楽しかったです

長い映画だし、ストーリー知っているので、寝落ちしないか心配でしたが、見入ってしまいました。2枚目の写真で、柴田杏花(由佳=池脇千鶴の少女時代)だけ、ケーキやはり食べてますね。こういう細かいところ中心に楽しませてもらいました。

WOWOWからカットされたシーンは、少女がつれさられて、小泉さんが4人に「許しません!!」といところが中心だと思いますが、柴田杏花とそのお姉さんの子供時代のシーンがカットされていたのは個人的にはちょっと残念。そのシーンが残っていれば、あの二人の因縁がもう少しわかったのではないかと。。。

と書きがら、私は当然(?)、小泉さん中心に観ているので、お二人のようなコメントはできませんが、映画だと小泉さんってこういう変わった(?)役が本当に多いんですよね。本人は去年のライブでは、薬師丸さんみたいなお母さん役がやりたいから、「小泉さんはいい人だ」運動をしましょう!!みたいなこと仰っていましたが、それで、この贖罪の話を聴いた時は、また、こういう役なんだと思いました。。。

小泉さんが薬師丸さんみたいな役をやるとどうなるのか、観てみたい気持ちもありますが、小泉さんには小泉さんならではの新しい境地を拓いて欲しいのが本心です。

>moonstarさん

土曜日は楽しかったですね!
映画は、休憩もありましたし、各章で主役が代わるので変化があって、飽きなかったという面もありました。
そうそう、そうなんです! やっぱり、この子だけケーキを食べちゃってるのは、さもありなんという気がしました。性格を表わしていますね。演出が行き届いてます。
自分のための覚え書きとして、子役の説明も書き加えておきました。

オリジナルは、1話と5話が75分、ほかは50分の放送だったようです。30分のカットとなると、ずいぶん大きいのですが、どこがなくなったのか、よく分からず。
たしかに、池脇さんと伊藤歩さんの姉妹の子ども時代はカットされていましたね。30分短くするには、しかたないのかなと思います。

小泉さんが、普通の、いいお母さん役…それはそれでいいかも。今後はそういうのもあるかもですが。4月からの朝ドラのお母さん役は、どんなふうになるのでしょうね~?

ボーさんへ

NHKですが、なんといってもクドカン作品ですからね、やっぱり、普通のいいお母さんというわけにはいかないような。(あらすじ読みましたが、すでに、普通でない気配。。。)

たしかにオリジナルは300分ですね。というと、カットされたのは30分ですね。でもエンドロールと、次回の予告で2分くらいあったような気がするので、実質20分カットくらいではないでしょうか?

でも、事の顛末を4人の女性が知ったらどう思うんでしょうね。(小池さんは無理ですが)。

>moonstarさん

あらすじから、もう普通じゃないですか!?
まー、そういうほうが面白いので、いいです。

エンドロールと予告、そうですね、20分くらいになるかも?
彼女たちが事実を知ったら…想像して後日談を作ると楽しいような、こわいような。

はじめまして

こちらでははじめましてm(_ _)m

彼女たちが事実を知ったら・・・なんて怖い事を話してるんですか(^^;;

小池さんの話に出てきたあの男の先生ってはじめの方っていい人に感じましたか?
私には最初からなんか嫌な先生だなぁ~と感じてしまっていたんですが・・・
私の好みの問題なんだろうか??
だからか理不尽だけど小池さんに向かっていった所までは
なんか納得しちゃったんですよね~。
他の方がどう感じてたんだろうとちょっと気になってたところです。。。

>翠さん

いらっしゃいませ!
先日は、ありがとうございました。
…え? でも、知る可能性はすごくありますよ~。まず小泉さんから池脇さんには伝わるんじゃないかと。その先は、どうかな…。

あの先生。小池さんを気に入ってるんでしょう、きっと、何かとモーションかけてるふうでした。そのあたりが嫌ですか? でも、男の行動としては、あり、でしょう。
PTA会で演説をぶったのを、彼女の前でカッコつけてると見るか、熱血な正義漢と見るか。小池さんが好きとなると、カッコつけのほうに比重が行きそうですね。
子どもと遊んでいたり、いい先生かもと見えましたけど、結果からすると、ああなったということで…私は結果論でしか考えられませんでした。
まあ、なぐって、スッキリした、なんて、冗談じゃないです。ガキですよね。あ、だから、子どもみたいに子どもと仲良く遊んでたのか…?

書いた。

小池栄子のエピの、あのヘタレ男先生、あれは真っ黒でしたねえ。
ああいうのは突然豹変するから怖い(笑)
いい人の裏側は恐ろしいよ。
でも個人的には森山くんの役の方が怖かったかな。

まあ豪華な競演ではありましたね。これだけ揃わないでしょう普通。
キョン2の、最後の熱演もいいですね。

>rose_chocolatさん

読んだ。
私は悪い人なので、表側も恐ろしいですよ。(…笑)
森山くんのほうは、偏執的、病的な、じんわり怖い風?

テレビドラマで見始めたときは、1話完結方式とは知らず、1回目が終わったときに、そうか、そういう形なのか!と分かった次第でした。
キョンちゃんも立派な女優になって…おいおい←泣いている


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/2367-04ff365f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【PFF_2012】『贖罪』映画祭バージョン

監督・脚本: 黒沢清 原作: 湊かなえ 出演: 小泉今日子 、蒼井 優 、小池栄子 、安藤サクラ 、池脇千鶴 、森山未來 、水橋研二 、加瀬亮 、長谷川朝晴 、伊藤 歩 、

映画評「贖罪 インターナショナル版」

☆☆★(5点/10点満点中) 2012年日本映画 監督・黒沢清 ネタバレあり

「マリリン・モンローとともに」 スーザン・ストラスバーグ «  | BLOG TOP |  » シングル「まっ赤な女の子」 キョン2ディスコグラフィ(8)

gooブログで当方URLが勝手に、はねられ、TBも行かない件。お返事をいただいた。違うgooブログ宛てであっても、同じURLからまとめて多量に送るのはダメで、あくまでも目安だが、10分間以内に3件以上トラックバック送信等実施した場合、規制対象になる可能性がある、という。3件送信した場合、10分ほど間隔をあけてから次のトラックバック送信をしてください、という。3件で「多量」ですか。映画のTBをするときは、まとめてしちゃうのが普通なんですけど、そんなんだったら、めんどくさくて、やらなくなるよ。みなさんも規制対象にならないように、お気をつけください。 この仕組みを知らずに規制されてしまったブロガーさんが他にもいるだろうに…改善してくださいと言っておいたが、返事はない。改める気なんかないんだろう。でも、改善しない限り、上記文章は削除しません。 あ、でも改めたとしても、わざわざ知らせてなんかくれないだろうから、永遠に削除できないな。(笑)(2015年1月問い合わせ済)


マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



日本マリリン・モンロー・クラブ 会員募集中!

このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


黒猫マリリンはカーソルで、かまってやってね!
鳴いたり、手を出したりするよ!


クリックで救える命がある。

プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード