「終電車」 - 2012.10.21 Sun
この映画のときは36歳くらいのはずで、整った美しさ満開。すでに20年近いキャリアがあって、堂々としている。
それに、お年のことばかり言うのも何だが、もうすぐ70歳の今も現役というのは素晴らしい。

相変わらず、トリュフォー監督の特集を見ているわけだが、これはナチス占領下のパリの劇場を舞台にしたドラマで、そこに生きる人々を描く。
ドヌーヴさんの相手役に、太ってないジェラール・ドパルデュー!(若い頃だからね)(でも、ガタイは、やっぱり、でかい)

劇場主がユダヤ人なので国外に逃げ、そのあとを、妻であり女優のドヌーヴさんが切り盛りする。
ドパルデューがナンパ野郎なんだけど、よくいるのかねえ、フランスにはこういうのが。
タイトルの「終電車」は象徴的な意味で、お話にはほとんど関わっていない。

ラストは、工夫があり、まとめ方として良かったと思う。
(10月20日)
LE DERNIER METRO
1980年 フランス作品
監督 フランソワ・トリュフォー
出演 カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー、ジャン・ポワレ、ハインツ・べネント、サビーヌ・オードパン
参考:終電車@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
● COMMENT ●
途中 脱落
>又左衛門さん
劇場の中での物語が多かったから、変化に乏しいせいもあるのかもしれませんね。
スリルがあるわけでもないし…。
ドヌーヴさんの映画、という総括でもいいような作品です。
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トリュフォー監督のは、最近「隣の女」を再見しました。これは好きですね。