「LOOPER/ルーパー」 - 2013.01.17 Thu
1年の映画はじめは映画館で観たいなと希望しているうちに、1月14日にして、やっと1本目。

以下、この話の仕組みなどについて、ネタばれ。
未来ではタイムマシンができている。
未来の犯罪組織が人を殺すと、科学技術(?)の進歩により必ずバレるため、殺したいヤツを過去(つまり現在)に送って、そこで現在の人間に殺してもらう。その殺人請負人をルーパーという。
たしか、そんなことだと思ったが、なるほど、おもしろいこと考えたなと感心。

さて、ルーパー自身が未来の自分を殺さなければならなくなったとしたら…。
タイムトラベルものだと、いつも納得がいかないことが出てくる。
「未来の自分」を殺したら、自分は「未来の自分」が殺された年齢で同じように死ぬことになりますよね。
でも、その場合は誰に殺されるの? 過去に送られて、過去の自分に殺される?
そう考えると、それが永遠に続くのではないかと思えてくるけど…?

結局、「自分」が「ふたり同時に」あらわれることは無理なんじゃないかと考えたりして。
深く考えても分からないので、やめておくが。
こんなことは考えずに楽しんだもの勝ちだとは分かっているさ。分かっちゃいるけど止められない(って)。

未来から現れた瞬間に一発必殺!という、殺伐とした殺しが基本にあるせいか、そのへん「好きじゃない」ほうのベクトルに気持ちは傾く。
子どもも可愛くないしなあ。(ごめんよ)

人間の良い心を信じようとするラストの志はグッドだと思うが、その行為が果たして良かったのか悪かったのか、分かりません。
未来SFに、え。それもあり? とプラスアルファした、アイデア勝負。
(1月14日 ユナイテッド・シネマ としまえん)

LOOPER
2012年 アメリカ作品
監督 ライアン・ジョンソン
出演 ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ブルース・ウィリス、エミリー・ブラント、ポール・ダノ、パイパー・ペラーボ
参考:LOOPER/ルーパー@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 2012 LOOPER DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
● COMMENT ●
アイディア・・・
>kiraさん
全体的な雰囲気でも、それほど好きじゃないかな~。
アクションでワクワクするでもないし…。
子ども、ああいう設定だから怖いときは怖くてもいいとは思うけど、普段かわいくたって別に、いいじゃない? なんて。(彼に失礼か? 苦笑)
こんばんは☆彡
ボーさんに勝ったあ(笑)13日に4本目で~す\(^o^)/
って別に勝負してませんが(^_^;)
私もタイムトラベルものでは、いつも???が多いので
矛盾点は考えないようにしています^^
って言うか頭がついていかないんですよね~(笑)
頭、ワルッ(^^ゞ
結局、楽しんだ者勝ちなんでしょうね、こういう作品って・・・
私は、あのラストでさらにいろいろ考えちゃいました(^_^;)
で、結構奧が深い作品なのかもとか思ってしまいました。
想像した内容とはかなり違いましたが、それでも、楽しめました♪
アイデア先行
同感です~
表れた途端殺すって、なんか卑怯なかんじがして、ちょっと素直に話に入っていけませんでしたねぇ。
アイデアは面白いのに・・・
>ひろちゃんさん
負けたー!
いまだに2本しか観ていません。
いろいろ考えるのは、いいことです。はげて可哀相だとか、ボーと同じだとか、でもボーはマシンガンぶっぱなさないなあとか…
…あれ?
今度から「ひろちゃん」でいいですか? 「さん」つけずに? 新年だし。(年も改まったことですし?)
>ノルウェーまだ~むさん
殺るほうも、一瞬のほうが気が楽でもあるのでしょうが。
まあ、そういうふうなのもアイデアのうちなのですが。。。
プラマイゼロな感じに
タイムトラベルモノの作品は個人的にアタリが多いとこもあったので本作も楽しめた部分はあったのですが、それでも全ての辻褄が合ってたと言えばそうでもなかったですし、むしろ後半はタイムトラベルよりも多世界解釈に近いものもあったかな~・・という雰囲気もあり、自分もちょっとだけ『思ってたのと違う』感が・・・^^;
とはいえこの自分自身と戦い追走していくという設定は確かにアイデアとしては面白かったので、ヤング・ジョーの最後の決断の驚きとかも加味して結果的に不満点を補ってプラマイゼロに。
自分は『楽しんだもの勝ち』の方だったかもしれませんねw
>メビウスさん
ありがとうございます。
タイムトラベルものといえば、おととしでしたか、「ミッション~」というのがありましたよね。
あれも考えると、よく分からん、というヤツでして。面白いですけど。
最後の決断、ああいうのは自分だったら怖すぎて無理かも、なんて思いますです。
こんばんは
何か決定的なものに欠けていた気がしました。
やはり、後味もよくなかったし…。
>えいさん
そうですね、未来から、ひゅん!と現れる瞬間などは面白いですが。
設定、アイデアが一番の売りですよね。ほかの諸々も楽しめたらいいのですけれど…。
子供って
タイムものって、余計な事を考えさせないくらいの勢いで引き込んで欲しいですよね(^_^;)
あの子、今後ホラーのオファーが増えるかも(苦笑)
>オリーブリーさん
そのへんを、見るほうもクリアする必要があるかもしれません。
ホラーのオファーが増えるって…なんだかイヤ。(苦笑)
こんにちは
ヤングとオールドの二人のジョーが巨悪組織に立ち向かうという
ベタなSFものを想像していたので、
まさかちょっとオーメンな展開になるとは思ってなかったのでびっくりしました
子役は確かに可愛くなかったですが、シャーと牙をむいたときの表情がとても良かったです♪
>makiさん
オーメン…そうでしたね!
あの子がいるので…。
アイデアをふくらませていって、つくっていった話、ということですかねえ。
ボーさん、こんにちは!
観たんですが、なんかジョセフの顔が変で、
ずっと気になっちゃって、真剣に入り込めず・・・(^^;
でも、タイムトラベルにオーメンやラブやドラマの要素があって、
最終的には楽しめました。
ラストの決断が印象的でした。
>YANさん
んー、変でしたか? どんな顔か把握してないので、私は普通に観てました!
過去の記憶としては…まあ、面白かったっけな?(笑)
ルーパーっていうと、どうしても、ウーパールーパーとか、スーパートゥルーパーを思い出すんですよね。
「新年あけまして
僕の複雑な心境では、時が経つのが遅く、同時に、早い、という訳の解らんことになっておりますTT
タイム・トラヴェルものは、特に本人同士を突き合わせては、時のループが出来上がって永劫にその輪の中でくるくる回ることになる。外に出ないから良いというご意見もあるようですが、僕には訳の解らんこと甚だしい、ということです。
ボーさんのご意見に近いと思います。
つまらなくはなかったのですけどね。
>オカピーさん
遅くて早い、ということは、ちょうどいいのでは? などと無責任なことを言っておりますが。
タイムトラベルを考えると、毎度わけがわからなくなって、やめてしまいます。
過去や未来に行けたら、おもしろいこと(ばかりではないでしょうが)このうえなし、で大勢の人が考えるんでしょうね。
これ、ちょうど昨年の1本目の映画観賞でした。
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突っ込みどころ満載っていうか、成立しないいて言うかぁ、、、(笑)
子供、怖かったね(^^ゞ