topimage

2017-10

「山猫」 - 2013.02.05 Tue

ヴィスコンティ監督の名作をほめないとマズイのだろうけれど、かなり眠かった! はじめは。

ずーっと以前に観たことがあるが、もう内容を忘れていた。

ポスター

イタリア語の完全復元版で上映。187分。
ひとつのシーンが長い、と感じたことが数回。何が起きるでもないのに、そのシーンを映している時間が余分にある、という感じ。
ツイッターで「悠揚」という言葉を使ったが、それは、誉め言葉にも、その逆にもなりうる。
見るときの気分の問題もあるかもしれない。

舞踏会

お年寄りらしい役柄のバート・ランカスターが、実際は50歳に届いていないと知って、びっくり。メイクしてたんですね?
西部劇に出たり、空中ブランコしたりのアクション派かと思えば、こういう文芸ものにも出演。これも、びっくりするよね。

新興のふたり

アラン・ドロンは27歳くらい。出番が思ったより多い。
クラウディア・カルディナーレ、24歳くらい。ドロンと恋人になるので、一緒のショットがたくさん。
私の大好きな「ブーべの恋人」と同じ年の製作で、「山猫」のほうを先に撮ったらしいが、「ブーべの恋人」のほうが、きれいだと思うなあ。

カルディナーレ

舞踏会の場面は、えんえんと続く。このときは眠くなかった。
ランカスター演じる公爵は、老いを感じ、死を見つめる。
カルディナーレとドロンのカップルや、若い娘たち、楽しみに興じる客たちを横目にしながら。
新興勢力の台頭、時代の担い手の交代、貴族の没落…。

老い

山猫と獅子は退き、ジャッカルと羊の時代が来る…。
犬は人につき、猫は家につく、という。公爵が山猫ならば、彼は時代の波には乗らず、この家を離れず、この家と滅びていくのだろうか。

(2月3日 TOHOシネマズ みゆき座)

IL GATTOPARDO
1963年 イタリア・フランス作品
監督 ルキノ・ヴィスコンティ
出演 バート・ランカスター、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレ、ロモロ・ヴァリ、セルジュ・レジアニ

参考:山猫〈イタリア語・完全復元版〉@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

アラン・ドロンの役名が、「タンクレディ」というのが印象的だなあ。

こんにちは。

完全復元版を劇場鑑賞されたのですね。羨ましいなぁ。
私は2時間40分程度の作品しか見ていませんが、約30分の差は、ボーさんが仰ってるところの、ひとつのシーンが長いことの積み重ねによるのでしょうか。舞踏会の場面も長いのでしょうか。
舞踏会シークェンスなら、幾ら長くても構いませんが。(笑)
もし再見出来れば、公爵の心理がより理解出来るだろうと思う昨今です。
クラウディア・カルディナーレは、「刑事」(1959年)でも存在感があったと思います。まだデビュー間もない頃でしたが。

>アスカパパさん

こんばんは。
ありがとうございます。
「午前十時の映画祭」の中の一本です。
舞踏会の場面は全体の3分の1あるとか、どこかでちらっと聞きましたが…。

公爵が政治の仕事の打診を断るあたりから、もう表舞台には立たないんだなとは感じられますが、老いを思わせるのは、舞踏会の場面になってからですね。急に疲れた感じになって、倒れちゃうんじゃないかとすら思いました。

CCは、この作品では、タフでパワーがあるイメージ、若い生命力は、よく出ていると感じます。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/2456-05a4c276
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

山猫

 スタッフのルキノ・ヴィスコンティ。ジュゼッペ・ロトゥンノ。ニーノ・ロータ。キャストのバート・ランカスター。アラン・ドロン。クラウディア・カルディナーレ。各トリ...

「テッド」 «  | BLOG TOP |  » キョンちゃん誕生日

gooブログで当方URLが勝手に、はねられ、TBも行かない件。お返事をいただいた。違うgooブログ宛てであっても、同じURLからまとめて多量に送るのはダメで、あくまでも目安だが、10分間以内に3件以上トラックバック送信等実施した場合、規制対象になる可能性がある、という。3件送信した場合、10分ほど間隔をあけてから次のトラックバック送信をしてください、という。3件で「多量」ですか。映画のTBをするときは、まとめてしちゃうのが普通なんですけど、そんなんだったら、めんどくさくて、やらなくなるよ。みなさんも規制対象にならないように、お気をつけください。 この仕組みを知らずに規制されてしまったブロガーさんが他にもいるだろうに…改善してくださいと言っておいたが、返事はない。改める気なんかないんだろう。でも、改善しない限り、上記文章は削除しません。 あ、でも改めたとしても、わざわざ知らせてなんかくれないだろうから、永遠に削除できないな。(笑)(2015年1月問い合わせ済)


マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



日本マリリン・モンロー・クラブ 会員募集中!

このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


黒猫マリリンはカーソルで、かまってやってね!
鳴いたり、手を出したりするよ!


クリックで救える命がある。

プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード