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2019-11

「おとなのけんか」 - 2013.04.06 Sat

ほぼ全編4人だけでの会話の応酬劇が面白い!

こどものけんかのことで話し合いの場を持った両家の両親。
言葉尻をつかまえて言い返したりするうちに、やがて、お互いの心のうちに抱えた不満なども、さまざまに噴出してきて、どんどん泥沼化していき…。

ポスター

原題の意味は「修羅場」?
約80分を、ほとんど室内(と、ドアの外の廊下)に限定して、4人の俳優で演じる、舞台劇の映画化。
きっちりとできている会話劇の面白みを、上手い俳優が形にすれば、つまらなくはならないわけで、よくもまあ80分(弱)も、すったもんだと、もめたもんだ、と感心する。(笑)
笑えるし、演技合戦を楽しめる。

なんといっても、滝のようなゲロ吐き(もちろん本物じゃない…はず)をこなしたケイト・ウィンスレットさんが一番!
ケータイに仕事の電話かかりまくりのクリストフ・ヴァルツ。ケータイがない時代だったら、生まれなかったストーリーですね。
ジョディ・フォスターさんのインテリっぽさも似合っているし、ジョン・C・ライリーは「いい夫」かと思わせて…。

怪我した子の両親

お酒が入ると、やはり本音が大きく出てくる展開に。

訪問してきたほうの夫婦が、何度か帰ろうとして廊下までは出るのだけれど、そのつど何かがあって部屋のなかに戻ってしまう。
廊下で話していると、となりで飼っているのだろうか、犬がほえ出す。そうすると近所迷惑になるから、もういちど部屋に逆戻りとなる、というような心理的設定もしているのだろう。

イメージとして、ロマン・ポランスキー監督が手がけるような映画には思えなかったが、さすが、しっかりできている。

怪我させた子の両親

こどもの情景のファーストシーンとラストシーンに、おとなのシーンが挟まれている状態を、うがって見れば、こどものけんかに振り回されて、出口がなくて、じたばたしている、おとなたち、というようにも見える。
ラストシーンでは、ああ、そうなったのか、と分かって、皮肉が利いてくる。

(3月31日)

CARNAGE
2011年 フランス・ドイツ・ポーランド作品
監督 ロマン・ポランスキー
出演 ケイト・ウィンスレット、ジョディ・フォスター、クリストフ・ヴァルツ、ジョン・C・ライリー

参考:おとなのけんか@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

緒形直人が一人でエア喧嘩する映画じゃなくって良かった
(いや、そら、それでも『なおとのけんか』やろ)。

>ふじき78さん

一人で四役のけんかは、疲れるでしょう。確実にゲロ吐きです!

…いいダジャレ返しが思いつかない…

ボーさん、こんにちは!

いつもボーさんの所には面白い画像があるな~
4人の、笑顔のと普通のと修羅場のと3タイプ、
そうそうこうだった!と、映画を思い出すわ☆

ワン・シチュエーションなのに、4人が芸達者なので、
最初から最後まで飽きませんでしたね。
子供のほうはスッキリ仲直りしてるのに、
大人のほうがタチが悪い。
皮肉が利いてましたね。

>YANさん

こんばんは!
おもしろい画像がありますか? それは…うれしいな!
このポスターのジョン・C・ライリー、まるで岩石男。(笑)

最後は子どものほうが自分たちで仲直りしちゃって、親が出るまでもなかったじゃん、ということですよね。

ケンカを観るのがあまり好きじゃないので、こちらもあんまり…でした。でも嵌れば楽しめるんだろうなぁというのはわかります。
ホント、役者さんの演技がメインの作品ですよね。上手すぎるからこそ観てるのが辛いというのもありますが(汗)
子供のけんかに大人が首を突っ込むものではない、という教訓を胸に刻もうと思いました。

>宵乃さん

まあ、映画だからねー、と多少は客観的に見ているから、こういうけんかも見ていて笑って楽しめるんじゃないかなと、自分では思っています。
怒りっぷりとか、なにやってるんだよと、わりと、笑えてくる感じもあるんですよ。反面教師にはなりますね。


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