「異邦人」(上)(下) パトリシア・コーンウェル - 2013.05.09 Thu
7年3か月の間を置いて続編を読んだので、前作にも出てきたらしい人物のことの記憶がない!(苦笑)(もちろん、主役陣以外の話だが。)

ケイは新天地で仕事を始めている。恋人のベントンとの仲は微妙…。
ケイのことを好きなマリーノは、すねちゃったうえに変な女に捕まって、いいように遊ばれて、壊れ気味。
姪のルーシー、秘書のローズにも個人的な問題があり…。
みんな、自分の人生において、何か、ひっかかってるんですよ。
はじめに「記憶がない」と書いた人物、マリリン・セルフというのだが、彼女が根性悪でねえ…。
私が大好きなマリリン・モンローさんと同じ名前なんだから、いい人であってほしいのだ!
人間関係はしっかり書いているから、比べてしまうせいか、事件のほうは、最後の最後が、あっけない。
どういう人間から、どんな人間関係から、どんな環境から、犯罪者が生まれるのか。それは一応考えられて描かれていると思う。
ケイの周辺まで、暗い人間関係に追い込んでいく作者の意図は何だろうか。そんな興味で、続編を読んでしまうのだろうなあ…。
(4月29日読了)
● COMMENT ●
>小夏さん
一気に借りるなり買うなりしてみてくださいよ。爽快感ないですから!(苦笑)
あれ?マリーノがケイを好きなのは当たり前と思ってたけど…ずいぶん以前からですよ。
仕事の付き合いから、そんなことになること、よくありますよね? ね?
偏見というか女性蔑視というか。
あーでも、それが転じて♪っていうことは、よくありますかね?ね?
>小夏さん
転じて好きになることもありますし、転じないままなこともありますよね? ね?
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きちんと読んでおけば良かったかも。
いまから読み直すのはキツイっす。(汗)
それよかマリーノがケイを好きですと?
いつの間にそんなことに???